浜っ子クラブ

岩手県釜石市の将棋ブログ

新年最初の将棋教室

2025-01-05 20:59:28 | 将棋大会
令和7年1月4日(土)ことし最初の将棋教室。
釜石市鵜住居町にある鵜住神社にご両親と3人で初詣した帰りに小山怜央四段が寄ってくれました。
打ち合わせなしでテキストの大盤解説に加わって、こちらに息を合わせフォローしてくれました。
いつもと違ってみんなが注目してくれるので気分よく(こちらの方言で調子漕いで)解説してました。
おそらく、虎の威を借るキツネ-のようなものだったのでしょうね。



釜石高OB、二学年下の二人(吉田拓くん、金子亮くん)は、震災後に釜高体育館で避難所生活を
していた小山怜央四段が3年生のときの1年生。部活で数カ月間、怜央先輩に教わっていた。
金子君が「駒落ち定跡を覚えていないから平手で指したい」と言えば、横から吉田君が
「えっ、いくら何でもそれは怜央さんに失礼だろ」と揉めそうな気配だったので、3面指し
だから大丈夫だよ、1対1なら失礼だろうけど、と声を掛けると、怜央も「好きな手合いで
構いませんよ」と穏やかな笑顔で応じる。ますますプロの先生らしくなってきた。
小6の佐々木朋哉君は1人黙々と駒を並べ二枚落ちで挑戦。以前に多面指し(二枚落ち)で勝ったことはあるが、
今回は3面だけなのでもう1回同じ手合いで。ここが最後まで残り、しっかり寄せて勝利。
「大事な局面で急所の手を逃さなくなりましたね。もう二枚落ちは卒業かな?」と褒められて
はにかむ朋哉君。1年前は四~六枚落ちの手合いだったからこの1年で随分上達しました。



金子君は感想戦で勝ち筋を指摘してもらい、「つい受けに目が行って・・・。ここで切り替えが
なかなかできないんだよね」とぼやきつつ、惜しい局面を並べ返し反省しきりだった。
傍で見ていても楽しい、上達の糧になる指導対局でした。
気仙沼や山田からも足を運んで頂き、普段より盛況でした。小山効果でしょうか。
後日、一部はテレビ岩手で放映されるかもしれません。
コメント
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