ドクターリコの明日もHappy!

形成外科医リコの、美容と医療と育児と趣味のブログ。http://kitamurariko.com/

バールのようなもの

2010-11-12 09:34:19 | 日記
先日・・・

「お昼ご飯を食べた後から蕁麻疹がでて・・・」と言う患者さんに、
「何を食べましたか?」とお聞きすると、

「おでんのようなもの・・・」って・・・

思わず「それっておでんじゃないの」と突っ込んでしまいました





テレビのニュースなどでよく聞く言い回しに、
「バールのようなものでこじあけた・・・」というのがありますが・・・

それってバールなの?バールじゃないの??と気になってる人は私だけじゃないはずで・・・。


清水義範の小説、それから立川志の輔が作った新作落語「バールのようなもの」というネタがありますね
これは「バールのようなもの」は「バールではない」という前提。

なぜなら「リンゴのようなほっぺ」は「リンゴではない」し、「鬼のような嫁」は「鬼ではない」・・・はず
さらに「カモシカのような脚」に至っては・・・
(話がそれますが、「カモシカのような脚」は「両脚にカモシカが一頭ずつ居るみたいでおかしい。『カモシカの脚のような脚』と言うべきだ」というネタは・・・ダウンタウンの松本さんでしたっけ・・・




でも、ニュースで言う「バールのようなもの」は「バールみたいだけどバールじゃないなにか」ではなくて、「たぶんバールだと思うんだけどね~見てないから断言できないんだよね~」ということですよね。うーん。日本語って難しい。



ところで、患者さんのおっしゃった「おでんのようなもの」は
「おでんみたいだったけど、まかないで出てきたからわからない・・・」とのこと。
つまり、「おふくろの味と違うよ~」ってことでしょうね



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする