赤あざのレーザー治療に来ている男の子。
ある日の付き添いは、おばあちゃんでした。
かわいい孫のあざを眺めながら、ため息をついて・・・おっしゃいました。
「ねえ、先生・・・こんな子、他にいますか?まったく、なんの因果なんでしょうね・・・」と。
生まれてきた赤ちゃんにあざがあったり、手足や顔の先天奇形がある場合。
どうしてうちの子に!?と思ってしまうのは当然かもしれません。
多くのお母さんは、自分に何か原因があったのでは?妊娠中の生活や食べ物など、なにか悪いことをしてしまったのでは?と悩みます。
昔は、妊娠中に火事を見たら赤ちゃんにあざができる、なんて迷信もあったそうで。悲しいことですが、根拠もないままにお母さんが責められて辛い思いをすることもあったよう・・・
でも、あざの原因はわからない・・・・いえ、原因なんてないんです。
何かの結果として出てくるものではなく、ひとりひとりの顔や肌の色が違うように、ほくろがあったりあざがあったりするもの。
悪性化する可能性があるもの以外は、必ずしも治療が必要なわけではありません・・・が、治療によって本人やご家族の心が少しでも軽くなれば、と願っています。
おばあちゃんには、こう答えました。
「いいえ、なんの因果もありませんよ。ご家族も、もちろんこの子自身も、だーれも、悪くないんです。」
ある日の付き添いは、おばあちゃんでした。
かわいい孫のあざを眺めながら、ため息をついて・・・おっしゃいました。
「ねえ、先生・・・こんな子、他にいますか?まったく、なんの因果なんでしょうね・・・」と。
生まれてきた赤ちゃんにあざがあったり、手足や顔の先天奇形がある場合。
どうしてうちの子に!?と思ってしまうのは当然かもしれません。
多くのお母さんは、自分に何か原因があったのでは?妊娠中の生活や食べ物など、なにか悪いことをしてしまったのでは?と悩みます。
昔は、妊娠中に火事を見たら赤ちゃんにあざができる、なんて迷信もあったそうで。悲しいことですが、根拠もないままにお母さんが責められて辛い思いをすることもあったよう・・・
でも、あざの原因はわからない・・・・いえ、原因なんてないんです。
何かの結果として出てくるものではなく、ひとりひとりの顔や肌の色が違うように、ほくろがあったりあざがあったりするもの。
悪性化する可能性があるもの以外は、必ずしも治療が必要なわけではありません・・・が、治療によって本人やご家族の心が少しでも軽くなれば、と願っています。
おばあちゃんには、こう答えました。
「いいえ、なんの因果もありませんよ。ご家族も、もちろんこの子自身も、だーれも、悪くないんです。」