ドクターリコの明日もHappy!

形成外科医リコの、美容と医療と育児と趣味のブログ。http://kitamurariko.com/

大人のあざ治療。20代女性扁平母斑。

2019-08-18 09:08:54 | あざ治療
あざの治療はできる限り早いうち、赤ちゃんのうちに始めて3歳くらいまでに終われるのがベストだと思います。
でも、大きくなったら消えると思っていた、赤ちゃんの時に治療できる病院が近くになかった、治療できると知らなかった、そして年齢が上の方だとまだレーザー治療という方法自体がなかった、ということで、大人になってから治療ご希望で受診される方もいらっしゃいます。

大人のレーザー治療は赤ちゃんに比べると治療成績が低い(治るまでに時間がかかる、あざの種類によっては再発が多い、日焼けやダウンタイムの問題でなかなか治療ができない、など)こともありますが、北村理子クリニックで頑張って治療された大人の方もたくさんいらっしゃいますので、『大人シリーズ』もご紹介しますね




20代女性、アゴの生まれつきの茶あざ(扁平母斑)です。写真のご紹介にご同意を頂きありがとうございます。


治療前


扁平母斑はとても再発が多いあざです。赤ちゃんのうちは比較的消えやすいですが、それでも再発が多い。大人になるとさらに再発率が上がります・・・
こちらの患者さんには、再発する可能性の方が高いですが、消えたらラッキーくらいの気持ちでやってみましょう、とお話しました。テスト照射(部分的にレーザーを試してみる)の結果が良かったので、全体を治療して・・・再発がないか、しばらく経過を見ました。


治療後


角度が違ってすみません再発なく、綺麗に消えました
患者さんにも喜んでいただけて・・・良かったです。
コメント (2)
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