旅の話20〜スピードボートでパクベンへ〜

 （「バックパッカーの旅」カテゴリーは大学生時代の回想シリーズです。本文中の名前はだいたい仮名です。1Bバーツは当時3円程度。前回までの話はこちら）

フエサイからラオスの古都ルアンパバンまではメコンを下る船での移動しかない。（陸路もあるにはあるが、山賊が出てとても危険らしい😳）1日でとりあえず中間地点のパクベンまで移動の予定。

前日フランス人夫妻に勧められたスローボートに乗ることにして歩いてスローボート乗り場へ向かう。乗り場でファンキーなロンドンっ子お兄ちゃん2人、オーストラリア人カップル、フランス人夫妻（昨日とは別の人）と待っていると、土日はスローボートは運休だと言われる。待っていた皆で相談してスピードボートに乗ることにして、ロンドンお兄ちゃんsが交渉してくれたトラックの荷台に乗ってスピードボート乗り場へ移動。

途中、皆がManirath Hotelで両替するというので私もすることにした。ロンドンお兄ちゃんsの交渉の結果、1B=180kip（さっきの私は甘かった❣️）、1$=6,500kip。

これで公式ではない相場がわかった。大体1円=60kipくらい。

スピードボートはパクベンまで60,000kip（1,000円）。6人乗りなので、トラックに乗ってきた二人連れ×3組に乗ってもらい、私が別のボートに乗ることにした。私の他にはスウェーデンの女の子2人とあとはラオ人。隣は刺青がカッコいい笑顔のラオ人のおじさん。

スピードボートは小さな細い船に2人ずつ×3列の体育座りで水面を飛ぶように走り、本当に速い。メコンの暴走族😅

ヘルメットとライフジャケット着用と言われていたけど、数が足りなくてヘルメットはかぶらなかった。速すぎて風が強すぎて目が開けられない・・・スウェーデンの女の子たちはサングラスをかけていて羨ましい。

パクベンまで3時間。揺れたり飛んだり（！）する船で寝たら死ぬ‼️と思いながらも2時間過ぎたあたりで眠くなり寝てしまう・・・起きたらパクベンだった。

メコンで遊ぶ子どもたち。