小豆島には上質の花崗岩があり、
昔はそれを城の石垣などに使っていました。
なので山ではその石を切り出す
作業が行われ、修羅に乗せて運び
ロクロで船に乗せる
という作業が各地で行われていました。
大阪湾に近いこの辺りからも
運び出されていたんでしょうね。
もちろん生活で使う石も
切り出されていました。
こんな餅つきのうすなんかもそうですね。
昔の家に行くとⅯ字形の石の頂点に
木を差し込むくぼみを掘った石が
よくありました。
これはなにかなと思っていたのですが、
例えばリヤカーなんかの押し手を
はめるような役割りをしていたんでしょうね。
そんな展示を見ながら、
なあるほどと感心しましたね。
ほかにも様々な石も置かれていました。
城の石垣につかう石には各藩の刻印が
入っていたりもします。
それにしても山から石を切り出すって
大変な作業のように思いますね。
そんなときに切り出したり、
加工したりする道具も展示されています。
いろんな種類があるんやなあ。
また石と言えば、化石もありますね。
化石なんてあるんですねえ。
そんなものを並べる棟もありました。
無料の資料館ですが、
こんな広場の前に並ぶ一階建ての
建物が並びます。
いやあ、なんか石の展示館で
こんなに力が入っているんですねえ。
建物も石だったらビックリやけど
なかなかそこまではいきません。
あ、ピラミッドなんかあれば
良かったかもなあ。
ぐるりと一周回って、
さあでは一度食堂をのぞいてみましょう。
とその時に店の前にある石が気になります。
はは~これが石の絵手紙かあ。
小豆島はほかの讃岐諸島とかと
合わせて「石の島」として
日本遺産に認定されています。
石の文化を持つ島ですね。
道標とか、案内とか石に刻まれている
案内も各地にありますね。
熊野古道は木の遺産でしたがここは石です。
いろんな石が活躍しています。
そういった文化を知ってもらうためにも、
石に絵手紙を張り付けた作品を
入り口として知ってもらおう
という取り組みなんだそうです。
この道の駅にもさまざまな作品が
並べられています。
まあ絵手紙というには、
少し作品も大きいですが、
絵と文字で何かを表現
というところは通じていますね。
石の絵手紙は土庄町の各地に
70以上設置されているようです。
まあ取り組みで絵を描くのも
すごくて大変なんでしょうが、
さすがに石の島、
そんなに石が用意されているのも
すごいですねえ。
島内を旅してまわりながら
眺めていくことにしましょう。
あ、まず食堂を覗くんでしたね。
中にはいってゆくと簡単な
食堂でしたので、このあと行く
土庄の街で食事することにしますかね。
でも気になったのは、
様々な貝を調理しておいているとのこと。
「せとガイあります」
と書かれていたので、
どんなん?てきいたら、
パックに入っているのが出てきました。
なんかカキのような雰囲気ですが、
小豆島醤油で炊いてあるって
感じで旨そうでしたので、
1パック買うことにしました。
夜部屋でビールを飲むときの
あてにしようッて感じです。
こんなパックです。
調べたら二枚貝のような感じでした。
続く