鉄の入り口扉を抜けて、
太陽公園の城のエリアに入ってゆきます。
前に大きな看板が三つありますね。
真ん中は国際福祉都市「太陽」と書かれ、
両脇には「完全参加と平等」という国連のテーマ、
「愛の貫徹」という社会福祉法人の理念
が掲げられています。
石の裏側には熱い熱い思いが刻まれていますねえ。
それをよむだけで
熱き思いに打ち震えそうになります。
そしてその石碑を過ぎたところには
小さな建物が色々と立ち、
なにかイベント会場的な雰囲気です。
そしてよく見ると、
建物と建物の間に動物の人形が
置かれています。
これがねえ、リアルといいますか、
何となく場違い的な雰囲気を
出しております。
ふ~ん、ここはどんなところだろう
という軽い違和感がそれとなく漂っています。
今向かっているのは、
城のエリアのウエルカムハウスです。
向うの方に障がい者の車いす集団の
グループがいますね。
来て楽しんでいるんでしょう。
でももしかしたら、スタッフなのかもしれません。
ここの公園では障がい者が働く場所を
提供しているようで、
障がい者支援施設の役割を
果たしています。
入り口では、こんなきれいどころが
お出迎えしてくれます。
実はここはコスプレ写真撮影会が
とても有名だそうです。
ああ、とっても今の時代風ですねえ
「旦那様お帰りなさい」と言って
迎えてくれるかなあ、
ん?ちょっと違うかな。
下にはお土産屋さんやパン屋さんが
あったりしますが、ここの二階が
「スワン」という食堂になっているのです。
もちろん禁煙です。
スワンですから。
メニューを見ると、
「桃色吐息カツカレーセット」
なんてありますよ。
コスプレを着たお姉ちゃんが
ため息つきながら持ってきてくれるでしょうか。
違うかな。
ではここで昼食にしましょうと
店を見回しますと、客はゼロです。
でもねえ、食券を買うと
それだけで注文は通っていますし、
テレビによる呼び出しなんかも
あるなかでしっかりと
いただくことにしましょう。
ここはねえ施設はしっかり運営されていますよ。
周りにはもうハロウィンの飾り物も
置かれていますし、
小さな子供が遊べるおもちゃコーナーや
飲み物の飾り瓶も中身の入ったまま
ずらっと置かれています。
ちゃんと時期も見て、
今はこの飾りとしっかりと
施されていますね。
ここはねえ、たぶん、障がい者支援食堂
として支援をもらいながら運営しているんでしょうね。
そんな広くて空っぽの食堂に
我々はポツンと座ります。
頼んだ食事は、doironはお弁当でしたが、
決行ボリュームありましたね。
そして流れてくる音楽は、
昭和の音楽。
外国の音楽も昔聞きなれた音楽が
流れてきます。
我々にはなんか食堂で聞きながら
食事するにはとても落ち着く音楽群でした。
コスプレを着て写真撮影をする人には、
きっとこれはなんて音楽?
って疑問に思うでしょうね。
え、いや待てよ、入ってきた我々を見て、
有線音楽のチャンネルを変えていたりは
してないでしょうねえ。
まさかねえ。そこまでするなら
もうびっくりのサービスです。
さあおなかもいっぱいになりました。
時間もちょうどお昼頃です。
ではこれから公園内をしっかり探索するぞと、
食堂を出ていく我々でした。
続く