岸和田市の神於山に来ています。
ここでは神於山保全クラブの人たちもいて、
荒廃化が進みつつある山を整備したり、
イベントをおこなったりして
その魅力を伝えようとしています。
そしてなおかつこの山の森は、
ほかの各種団体がその保全に絡んでいます。
例えば「シャープの森」というのがあります。
「森・生き物・人のつながりを理解し、
きずなを深め、地球環境に優しい心をはぐくむ」
というコンセプトで、
地元の保全クラブと協力して
自然の保全につなげているそうです。
また「住友ゴムの元気の森」や
「魚庭の森」なんてのもありますね。
ここから流れ出す春木川は、
岸和田市内をめぐって大阪湾に
そそがれていきますから、
水系についても大切にしないとという
保全の気持ちが強く働いているようです。
岸和田市が作っているアクセスマップにも
藤尾池の西側の谷から流れている川が書かれていて、
轟川・春木川へと書かれてあります。
そうですね。春木川は尾生のあたりを
流れるまでは轟川といわれていたんでしたね。
昔、そんな川に架かる「轟橋」を
探したことがあり、結局はその名前の橋はない
ということが明らかになったんでしたね。
そう思って春木川・轟川の項目を
少し調べてみると、説明の中に
「左から河川が合流する
轟橋から撮影した轟川」という
表現があるではないですか。
むむむである。
これはまた再度調査になるかもしれません。
イベントなんかができる
施設のある藤尾池から
クスノキ広場の案内に沿って歩き始め、
到着したのがこのクスノキの広場です。
割合大きく育っていますね。
でもこの木は各地で大きいのがあるから、
もし500年くらいここで育ったら、
立派になるかもね。
そのころまでこの山ってあるんでしょうか。
この広場の上の方が神於山の山頂で、
展望台がありますので
そちらへと向かって行きましょう。
途中、「まごの森」という場所を通ります。
ここには、おじいさんおばあさんが
孫と一緒に木を植えて、
里山再生に参加・協力してもらうという森です。
いろんな角度から山を支えて行こう
という取り組みですね。
孫と一緒に木を植えて、
将来孫が大きくなったときに
思い出したりしてもらえるんですねえ。
いいかもしれませんね。
実は、このブログもこれからの
子孫にdoironの姿を残しておく、
いい記念碑なのかもしれません。
なあんて考えつつ上へ上へと
登ってゆきますと、
上の方に展望台が見えてきました。
そしてたどり着いたのが、
こんな感じのところです。
階段を上ってゆくとこの当たりの
景色がよく見えますよ。
目を引くのは久米田池ですね。
その池を中心に眺めをたどってゆくと、
岸和田だけでなく、和泉の方も
よく見えています。
また近隣の樹々や草花も
秋のにおいを漂わせていますね。
ゆっくりと景色を眺めたら、
展望台の下に降りましょう。
そこには三等三角点があります。
はい、これで今日の目的は果たしました。
下りはまだ山道に慣れたばかりの
リハビリなんで林道を下ってゆきましょう。
アザミやクサギの実も鮮やかですね。
このクサギの実もあさぎ色の
染料になったりするんで、
そんなのを試すイベントなんかも
してるかもしれませんねえ。
登山道を下ってゆく女性陣。
「ああ~今日も頑張って歩いたね~」
ていう声が聞こえてきそうです。
江戸時代の名所図会にも眺めのいい所ですよと、
この山のことが書かれているようです。
近隣でいい所ですね。
では次回は山の東側の半周コースかな。
また頑張っていきましょう。
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