「これからもPerfumeでいたい」
と、かしゆかは涙ながらに言った。
実にシンプルな要求だが、この言葉にすべてが詰まっていたと思う。
成功するとか、もっと大きな会場でライヴをするとか、売り上げで一位になるとか、そんなことではなく、「Perfume」として3人で存在したいのだと思った。
しかし、それが、ちょっとした努力や、ただ願っているだけで達成できたり維持できるような簡単なものなのではなく、とてつもなく過酷な道のりなんだろうと、しばらくしてから想像できた。
毎日更新していたかしゆかのブログが止まったあたりから、リハーサルの過酷さは想像できた。
体力的に過酷なだけでなく、精神的にもギリギリのラインを渡っていたのかも知れない。
それが、かしゆかの最後のMCに出てきたのだと思う。
想いがこみ上げて、思わず出てきてしまった言葉なのだろう。
今回のライヴで、一番に心に響いた言葉だった。
そして、かしゆかものっちもあ~ちゃんも、完璧なPerfumeだった。
昨年の年末にあ~ちゃんが発案し、長い準備期間を経て目指した東京ドーム公演が無事に終わった。
Perfumeの魅力は、我々ファンが三人と共に冒険して、新しい世界に旅をして、新しい景色を見る楽しさにあると思う。
そんなことを強く感じたライヴだった。
始まる前に予想していたセットリストはことごとく外れ、ステージの演出も予想とはまったく違っていた。
奇をてらった大掛かりな演出はなくて、純粋に3人だけで5万人を魅了した素晴らしいステージだった。
私が着席したのは、バルコニー3塁、26通路1列。
1階と2階の真ん中で、3塁側のポールのやや内側だった。
ステージに向かってかなり左側の座席だ。もちろんステージは遠い。
東京ドームの座席解説のサイトを見ると、あまり盛り上がらない悪席と書いてある。
しかし、会場全体を俯瞰で見るのには最高の場所で、アリーナも1階席も、見上げれば2階席もここからはよく見える。
Perfumeのライヴに欠かせない「熱いオーディエンス」はしっかりと楽しめる座席だ。
それに、一番前だったので視界をさえぎるものが無く、背の低い私には良席だと感じた。
ステージは、アリーナの中央に円形ステージが設置され、そこを中心にグラウンドを分断するように十字に花道が作ってある。スコアボードの方がメインステージになる。
グラウンドの端から端まで走る花道の長さに驚いた。
開演時間の17時になると、自然に手拍子が始まる。
毎度のことながら、この時間がワクワクしてしまう。
客の入りがおさまってきた頃に、諸注意のアナウンスが流れて、会場のテンションが一気に上がる。
暗転。
総立ち。
M00 GISHIKI
3塁側、1塁側、ホーム側の花道の先端から、ウエディングドレスのような衣装を身に着けた3人が現れて、中心のステージに向かって、1から10までをカウントしながらゆっくりと歩いていき、11のカウントで中央ステージに頭を垂れてから、テント状の幕の中に身を入れる。
結婚というか、「契約」なのだろうか。3人の「決意」のようなものを感じた。
結成してから10年間、3人はPerfumeに人生のすべてを賭けてきた。
そのPerfumeに今一度身を捧げるように見えた。
「GISHIKI」というタイトル通り、まさしく「儀式」。
大掛かりな映像などで壮大に始まるのかと予想していたが、実にシンプルで、やや拍子抜けした。
しかし、このシンプルさが後になって理解できた。
M01 シークレットシークレット
一曲目がこの曲だとは、まったくの予想外だった。
しかし予想が外れていたとしても何の問題もない。テンションは上がりまくる。
今までのライヴでは、いくら遠くても生の3人を見ることにしていたが、今回はさすがに遠かった。
モニターの映像を見ながら盛り上がることにした。
ブラックライトに照らされて衣装の色が鮮やかに際立った。
M02 不自然なガール
さらに上がり続ける。
遠くても、この楽曲の美しい腕の動きは見えた。
凄い。本当に生身の3人のダンスだけで5万人を相手にしている。
M03 SE ~ GAME
私が生まれて初めて生でPerfumeを見た曲であり、2008年の武道館公演以来待ちわびていた一曲だ。
ここから花道を使ったステージングが展開された。
無表情なかしゆかがこちらに向かって歩いてきて、ライトセイバーを振る!
かしゆかに切り刻まれたい。
M04 ワンルーム・ディスコ
はっきりと5万人と言い切ってもいいかもしれない。
5万本の人差し指がドームの天井を指した。
この辺りから、今日のステージの行く末が見えて来た。
大掛かりなステージセットなどの演出は無く、徹底的に3人でやりきるつもりなのだと。
ここで初めてあ~ちゃんの「ふぅふぅふぅ~!」という煽り声が聴こえたと思う。
ここでMCに入った。
のっちはリハーサルの段階から楽しくてしょうがなかったらしい。
無人の客席に向かって煽っていたりしたそうだ。
5万人を相手にどっしりと構えているのがのっちらしい。
これは別にのっちがステージ以外では頼りないと言っているのではないこともない。
ともかく、ステージ上での度胸というか、男気があふれるのがのっちだ。
あ~ちゃんもリラックスしているようで良かった。
前日にアップされたPTAの動画のように自由な喋りを展開していた。
かしゆかはあまり喋らないが、相変わらず切れ味の鋭い合の手を入れている。
花道の先端まで行って観客に挨拶をして回る。
私がいる3塁側に来た時は絶叫して手を振ったが、1塁側に行かれた時の「置いてけぼり感」が半端ではなかった。
そして毎度のことながら、MCは果てしなく長い。
後半であ~ちゃんが言ったことだが、イヤーモニターには「巻け!巻け!」という指令が来ていたらしい。
もちろんこの空間ではあ~ちゃんが絶対である。
M05 ナチュラルに恋して
ホーム側の花道を使ってのダンスパフォーマンスだった。
真横から見る格好になったが、まるでPVを見ているようだった。
動いていないはずなのに、花道が動いているように見えた。
ほとんどのダンスパフォーマンスが、一方向だけでなく、左右や前後に方向を変えるようにアレンジされていた。
この曲でも左右に反転しながらのダンス。
大好物なリズムなので、ピクピクと震えながら踊った。
M06 love the world
「ここからは、Loveな曲をやります!」というような説明の後に始まった。
「チュチュチュ♪」の振り付けは女性に譲ろうと思ったが、1回スルーしただけで、2回目以降は私もやらせていただいた。
個人的にはこの流れで「Baby cruising Love」が来てほしかったが、それは無かった。
M07 I still love U
この曲のダンスが好きなので、モニターをじっくりと見ていたが、モニターは別に作った動画だったのか?
やたらに黄色かったし、照明の影響を受けていなかったようにも見えた。
M08 575
この曲はきっと来ると予想していたので嬉しかった!初披露である。
振り付けが無いのが残念に思ったが、中央の円形ステージが三層にせり上がって回転する演出が素敵だった。
気がつくと3人の場所が入れ替わっていたりしていた。
3人の生の声がよく聴き取れた。
M09 Perfumeの掟
圧巻だった。今回のライヴでの一番の見どころだったと思う。
前回のツアーの真骨頂が「edge」だとすれば、今回はこの「Perfumeの掟」だろう。
「edge」のパフォーマンスも度肝を抜かれたが、今回もやられてしまった。
鋭角なMJと共に、やはり鋭角なサウンドが鳴り響き、腰にガツガツ来る。
会場はややキョトンとした雰囲気だったが、私は構わずに頭を振りまくる。
これから何が始まるのだろう?という期待と不安が入り交じる中、モニターには
「Perfumeの掟」
「中田ヤスタカ」
という文字が出る。
絶叫。
「10人のかしゆか」
「レーザーガンで風船を狙撃するあ~ちゃん」
「10年の歩みをそれぞれの時代の決めポーズで通り過ぎるのっち」
どれも最高にかっこ良かった!
「edge」以上の完成されたパフォーマンスはもう無いかと思ったが、やはりPerfumeは壁を突き抜けて来た。
やはり最新のPerfumeが最高のPerfumeだし、不可能を可能にするのがPerfumeだ!
Perfumeを凌駕するのはPerfumeだけである。
自らが作ったこの大きな壁を、3人は再びぶち壊してくれるだろう。
もう一度しっかりと正面から見たい。この場面は絶対に映像化してほしいし、商品化してほしい。
M10 VOICE
私は、最新シングルであるこの曲が一曲目に来るのかと予想していた。
それくらいの勢いが感じられる曲だと思う。
もちろん、このポジションでも最高に上がる。
私は基本的には雄叫びを上げて頭を振りまくり腰をクネクネさせるライヴスタイルなのだが、この辺りで自分が手拍子をしていることが多いのに気づいた。
これが、会場の大きさというものかもしれない。
M11 コンピューターシティ
このときの3人の印象があまり残っていない。
何故だろうと思い返したら、私はアリーナの盛り上がりばかりを見ていた。
それに、やや気難しそうな隣りの女性が思い切りフリコピをしていることに気づいたのもこの時だった。
4年前にはほとんど誰にも見向きもされなかった楽曲で、今は5万人をバウンドさせている。
気持ちのいい景色だった。
M12 エレクトロ・ワールド
攻めのセットリストは続く。Perfumeの必殺曲。
この曲で5万人が「オイ!オイ!」と叫ぶ景色をずっと楽しみにしていた。
こういうときに「後ろの座席で良かったわあ!」と心の底から感じる。
オリコン最高順位77位の楽曲で東京ドームは炎上する。
3人も汗だくになっただろうが、私もわきの下がビショビショになり、ここでMCとなった。
あ~ちゃんの家のベランダに鳩が住み着いて、優しくしているのに脅されたりして、無礼な鳩だ。という話しだった。
つい2~3日前の話しだそうで、実にタイムリーな話題だった。
しっかりと汗が乾くまであ~ちゃんは喋ってくれた。
M13 パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
私がまだPerfumeを知る前にリリースされ、当時のファンの間では解散説まで流れるほどだった頃に作られた一曲。
リリースされた頃は、パーフェクトではないスターで、パーフェクトではないスタイルだったかも知れないが、正真正銘、3人はパーフェクトなスターになって、パーフェクトなスタイルになった。
「手を伸ばしてももう届かな~い♪」って、本当に届かない。
M14 Dream Fighter
この曲がリリースされた頃が、ちょうど夢の武道館を目指していた頃だ。
NHKが制作した武道館への密着取材のタイトル「二十歳の挑戦」と重なって、タイトル通り「夢に向かって戦う」という3人の姿勢が感じられて、おっさんの涙腺を激しく刺激する。
3人はこの曲を歌いながら武道館を制圧し、代々木体育館も制圧し、全国ツアーも制圧し、東京ドームも制圧した。
これから想い描く夢も、きっと叶えるだろう。
もう40も近い年齢になって、この曲に勇気をもらっていることは誰にも言いたくない。
M15「P.T.A.」のコーナー
ここでのパフォーマンスだっただろうか?
あ~ちゃんが「喉が渇いた!炭酸が飲みたいね!」と言い、のっちが「じゃあ、あ~ちゃん開けて!」と言ってあ~ちゃんが笑顔で開栓!
「シュポン!」
その瞬間に「Lovefool」が始まった。
この曲はペプシのCM用にカバーされた曲だが、中田ヤスタカ氏は、CM用の30秒しか曲を作っていないという。「まさか続きが来るのか?」と期待したが、見事に30秒で終わってしまった。
「セラミックガール」や「The Best Thing」などの振り付けを練習したので、後に披露されるのかと思ったが、そのまま披露されずに終わった。
Perfumeの単独公演は、だいたいこのくらいの時間から「自分」というものが無くなってくる。
催眠といえば大げさだが、激しい多幸感がこみ上げてきて、あ~ちゃんの指導によって、日常の「自分」は消えて、非現実空間に突入してくる。
それは、次の楽曲で激しくドライブする。
M16 ジェニーはご機嫌ななめ
「恥ずかしい」という概念はキレイさっぱりに吹き飛び、思う存分にメンバーの名前をコールする。
この状態の私の姿を、リアルな友人や職場の人間に見られたとしても問題は無い。
「ゆかぢゃ~ん!」
「のっぢ~!」
「あ~ぢや~ん!」
全力でコールだ!
M17 (コンピューター・ドライビング Intro)~ Perfume
ここで「ぐるぐるゆー」という振り付けをメンバーと5万人が一緒になってやる。
「あなたは東京ドームに何をしに来ましたか?」と問われれば、「ぐるぐるゆーをしに来ました!」と答えるくらいに、これがやりたかった。
「ぐるぐるゆー」は、Perfumeの単独公演でしかやることができない。
全力でぐるぐるゆーをした。
メンバーはそれぞれ小さなクルマ(リリーフカー?)の屋根に乗り、グラウンドの外周を回った。
そして、ボールを客席に投げたり、ラケットで打ったりした。
あ~ちゃんが優しい打ち方でボールを客席に届けるのに対して、ほぼライナー性の当たりでボールを打ち込むかしゆかの笑顔が光っていた。
M18 チョコレイト・ディスコ
ここでも5万本以上の人差し指がドームの天井を指した。
そして5万人の「ディスココール」が炸裂する。
意地悪な見方だが、ここで「ディスココール」をやっていない人を探してみたが、私の座席からはほとんど確認出来なかった。
アリーナもスタンドもいい仕事ぶりだ。
M19 Puppy love
アルバム「GAME」のラストを飾ったこの曲も、今ではすっかりとライヴの後半を盛り上げる一曲になった。
腕を「上下上上 下上下下」と上下させる振り付けは、やっぱり5万人が参加。
Perfumeのパフォーマンスも素敵だが、5万人のオーディエンスが一斉に同じ振り付けをしている光景も圧巻だった。
M20 wonder2
本編はここで一度終了した。
すぐにアンコールの手拍子が始まる。
くどいようだが、5万人の手拍子はさすがに迫力がある。
もちろん全員が一致することは無いのだが、ザラザラという地響きのような低音がスタンドからアリーナになだれ込むような感覚があった。
それほど待つこともなく、3人が新曲「ねぇ」のジャケット衣装で登場。
ここからは、あ~ちゃんが感謝の気持ちを届けるコーナーになった。
売れずに事務所をクビになるところをつなぎ止めてくれた、マネージャーのもっさん。
小学生の頃からダンスをみっちり仕込んでくれたMIKIKO先生。
今日のステージの実現に向けて奔走してくれたスタッフ。
家族。
そして今日に集まった5万人のファンに。
今日のこの日を作ったのは、3人だけではない。
スタッフさんにも届くように、手がちぎれるほどに拍手をした。
ここであ~ちゃんはサクッと「ねぇ」の発売日を間違えるが、気を取り直してもう一度収録。
さらに盛り上がる告知を演出した。
EN01 ねぇ
11月10日発売の新曲がここで来た。
私は主義としてCDが手元に来るまでは楽曲を一秒も聴かないというプレイをしているが、「ねぇ」は今日のライヴでは必ずやると思っていたので、2~3回は聴いた。PVは一度も見ていないので、ダンスは初めて見ることになる。
アルゴリズム体操のような振り付けと、高速ステップが見どころだと紹介されて始まった。
正直、遠すぎて高速ステップは見えなかったが、何やら凄そうな雰囲気は伝わった。
抱きしめようと思っても、スルリと抜けて抱きしめられないアルゴリズム体操は素晴らしい。
そして最後の曲は、自分たちに「チャンス」を与えてくれた楽曲だという説明をして始まった。
EN02 ポリリズム
何度も書いていることだが、Perfumeのライヴは基本的には「クチパク」だ。
あらかじめプログラムが決められていて、それが機械的に走り始め、生楽器のバンド演奏などとは違って一度曲が始まれば楽曲についてのハプニングは起きない。
しかし、そのプログラムを最終的に表現しているのはPerfumeの3人。
そして、今日のセットリストを考えているのも、マーケティングの先生や偉い大人ではなく、生きている彼女たちだ。
その3人が、東京ドーム公演最後の曲に「ポリリズム」を置いた。
Perfumeの不思議なマジックとして、「楽曲を成長させる」というものがあると思う。
今回は披露されなかったが、「マカロニ」や「SEVENTH HEAVEN」などが筆頭だと思う。
楽曲を聴いているだけでは、その曲は熟成されない。ライヴに参加して、初めて楽曲が成長していくのだ。
この日に見た「ポリリズム」は、今まで見たことの無い「ポリリズム」だった。
飽きるほど聴いた曲なのに、鮮度は抜群だった。
このときにセンターステージから大きな花火が上がり、銀テープの噴出があって大いに盛り上がったが、大掛かりな演出はこれくらいだった。
今になって振り返れば、その演出も必要無かったのではないか?と思われるほどに、本当に生身の3人のパフォーマンスで、5万人を魅了した。
私の予想では、もっとドラマチックな演出があるのでは?と思っていたが、実にシンプルな味付けだと感じた。
無骨だった、と言えるかもしれない。
しかし、存分にPerfumeを楽しむことが出来た。
Perfumeという「素材」そのものの質が高いからだと思う。下手な調味料は無用だった。
「夢のステージに、かしゆかと、のっちと一緒に立てていることが、凄く嬉しいです」
こっちだって嬉しいに決まってるだろ!と、泣きながら話すあ~ちゃんに心の中でツッコミを入れた。
Perfumeの魅力は、我々ファンが三人と共に冒険して、新しい世界に旅をして、新しい景色を見る楽しさにあると思う。
この日もPerfumeは、新しい世界に我々を連れて、見たことの無い景色を見せて楽しませてくれた。
あ~ちゃん、のっち、かしゆかは、指し示す方向を強力に現している「やじるし」だと思う。
結成して10年間、それはブレることはなく同じ方向を指していた。
2007年からのファンなので、偉そうなことは言えないが、それを実感したライヴだった。
一本の矢では折れてしまうかもしれないが、それが三本集まれば、折れない矢になる。
その「やじるし」が、これからどこを目指すのかは分からないが、きっと間違いのない方向を指すのだろう。
あ~ちゃんは「皆さんの笑顔が本当に素敵で」と、ほぼ毎回のライヴで言っていると思う。
それくらい言うのだから、我々の笑顔は本当に素敵に見えるんだろう。
しかし、その笑顔を作ったのは、間違いなくあ~ちゃん、かしゆか、のっちだ。
最後に見せてくれた3人の笑顔も、本当に素敵だった。
あんな素敵な笑顔ができる人も、滅多にいないと思う。
遠い座席の私にも、しっかりと笑顔は届いた。
まだこれから何度でもあの笑顔を見たい。
ありがとう。楽しかったです。
Perfume LIVE @東京ドーム 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」SetList
M00 GISHIKI
M01 シークレットシークレット
M02 不自然なガール
M03 SE ~ GAME
M04 ワンルーム・ディスコ
M05 ナチュラルに恋して
M06 love the world
M07 I still love U
M08 575
M09 Perfumeの掟
M10 VOICE
M11 コンピューターシティ
M12 エレクトロ・ワールド
M13 パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
M14 Dream Fighter
M15「P.T.A.」のコーナー
M16 ジェニーはご機嫌ななめ
M17 (コンピューター・ドライビング Intro)~ Perfume
M18 チョコレイト・ディスコ
M19 Puppy love
M20 wonder2
EN01 ねぇ
EN02 ポリリズム
と、かしゆかは涙ながらに言った。
実にシンプルな要求だが、この言葉にすべてが詰まっていたと思う。
成功するとか、もっと大きな会場でライヴをするとか、売り上げで一位になるとか、そんなことではなく、「Perfume」として3人で存在したいのだと思った。
しかし、それが、ちょっとした努力や、ただ願っているだけで達成できたり維持できるような簡単なものなのではなく、とてつもなく過酷な道のりなんだろうと、しばらくしてから想像できた。
毎日更新していたかしゆかのブログが止まったあたりから、リハーサルの過酷さは想像できた。
体力的に過酷なだけでなく、精神的にもギリギリのラインを渡っていたのかも知れない。
それが、かしゆかの最後のMCに出てきたのだと思う。
想いがこみ上げて、思わず出てきてしまった言葉なのだろう。
今回のライヴで、一番に心に響いた言葉だった。
そして、かしゆかものっちもあ~ちゃんも、完璧なPerfumeだった。
昨年の年末にあ~ちゃんが発案し、長い準備期間を経て目指した東京ドーム公演が無事に終わった。
Perfumeの魅力は、我々ファンが三人と共に冒険して、新しい世界に旅をして、新しい景色を見る楽しさにあると思う。
そんなことを強く感じたライヴだった。
始まる前に予想していたセットリストはことごとく外れ、ステージの演出も予想とはまったく違っていた。
奇をてらった大掛かりな演出はなくて、純粋に3人だけで5万人を魅了した素晴らしいステージだった。
私が着席したのは、バルコニー3塁、26通路1列。
1階と2階の真ん中で、3塁側のポールのやや内側だった。
ステージに向かってかなり左側の座席だ。もちろんステージは遠い。
東京ドームの座席解説のサイトを見ると、あまり盛り上がらない悪席と書いてある。
しかし、会場全体を俯瞰で見るのには最高の場所で、アリーナも1階席も、見上げれば2階席もここからはよく見える。
Perfumeのライヴに欠かせない「熱いオーディエンス」はしっかりと楽しめる座席だ。
それに、一番前だったので視界をさえぎるものが無く、背の低い私には良席だと感じた。
ステージは、アリーナの中央に円形ステージが設置され、そこを中心にグラウンドを分断するように十字に花道が作ってある。スコアボードの方がメインステージになる。
グラウンドの端から端まで走る花道の長さに驚いた。
開演時間の17時になると、自然に手拍子が始まる。
毎度のことながら、この時間がワクワクしてしまう。
客の入りがおさまってきた頃に、諸注意のアナウンスが流れて、会場のテンションが一気に上がる。
暗転。
総立ち。
M00 GISHIKI
3塁側、1塁側、ホーム側の花道の先端から、ウエディングドレスのような衣装を身に着けた3人が現れて、中心のステージに向かって、1から10までをカウントしながらゆっくりと歩いていき、11のカウントで中央ステージに頭を垂れてから、テント状の幕の中に身を入れる。
結婚というか、「契約」なのだろうか。3人の「決意」のようなものを感じた。
結成してから10年間、3人はPerfumeに人生のすべてを賭けてきた。
そのPerfumeに今一度身を捧げるように見えた。
「GISHIKI」というタイトル通り、まさしく「儀式」。
大掛かりな映像などで壮大に始まるのかと予想していたが、実にシンプルで、やや拍子抜けした。
しかし、このシンプルさが後になって理解できた。
M01 シークレットシークレット
一曲目がこの曲だとは、まったくの予想外だった。
しかし予想が外れていたとしても何の問題もない。テンションは上がりまくる。
今までのライヴでは、いくら遠くても生の3人を見ることにしていたが、今回はさすがに遠かった。
モニターの映像を見ながら盛り上がることにした。
ブラックライトに照らされて衣装の色が鮮やかに際立った。
M02 不自然なガール
さらに上がり続ける。
遠くても、この楽曲の美しい腕の動きは見えた。
凄い。本当に生身の3人のダンスだけで5万人を相手にしている。
M03 SE ~ GAME
私が生まれて初めて生でPerfumeを見た曲であり、2008年の武道館公演以来待ちわびていた一曲だ。
ここから花道を使ったステージングが展開された。
無表情なかしゆかがこちらに向かって歩いてきて、ライトセイバーを振る!
かしゆかに切り刻まれたい。
M04 ワンルーム・ディスコ
はっきりと5万人と言い切ってもいいかもしれない。
5万本の人差し指がドームの天井を指した。
この辺りから、今日のステージの行く末が見えて来た。
大掛かりなステージセットなどの演出は無く、徹底的に3人でやりきるつもりなのだと。
ここで初めてあ~ちゃんの「ふぅふぅふぅ~!」という煽り声が聴こえたと思う。
ここでMCに入った。
のっちはリハーサルの段階から楽しくてしょうがなかったらしい。
無人の客席に向かって煽っていたりしたそうだ。
5万人を相手にどっしりと構えているのがのっちらしい。
これは別にのっちがステージ以外では頼りないと言っているのではないこともない。
ともかく、ステージ上での度胸というか、男気があふれるのがのっちだ。
あ~ちゃんもリラックスしているようで良かった。
前日にアップされたPTAの動画のように自由な喋りを展開していた。
かしゆかはあまり喋らないが、相変わらず切れ味の鋭い合の手を入れている。
花道の先端まで行って観客に挨拶をして回る。
私がいる3塁側に来た時は絶叫して手を振ったが、1塁側に行かれた時の「置いてけぼり感」が半端ではなかった。
そして毎度のことながら、MCは果てしなく長い。
後半であ~ちゃんが言ったことだが、イヤーモニターには「巻け!巻け!」という指令が来ていたらしい。
もちろんこの空間ではあ~ちゃんが絶対である。
M05 ナチュラルに恋して
ホーム側の花道を使ってのダンスパフォーマンスだった。
真横から見る格好になったが、まるでPVを見ているようだった。
動いていないはずなのに、花道が動いているように見えた。
ほとんどのダンスパフォーマンスが、一方向だけでなく、左右や前後に方向を変えるようにアレンジされていた。
この曲でも左右に反転しながらのダンス。
大好物なリズムなので、ピクピクと震えながら踊った。
M06 love the world
「ここからは、Loveな曲をやります!」というような説明の後に始まった。
「チュチュチュ♪」の振り付けは女性に譲ろうと思ったが、1回スルーしただけで、2回目以降は私もやらせていただいた。
個人的にはこの流れで「Baby cruising Love」が来てほしかったが、それは無かった。
M07 I still love U
この曲のダンスが好きなので、モニターをじっくりと見ていたが、モニターは別に作った動画だったのか?
やたらに黄色かったし、照明の影響を受けていなかったようにも見えた。
M08 575
この曲はきっと来ると予想していたので嬉しかった!初披露である。
振り付けが無いのが残念に思ったが、中央の円形ステージが三層にせり上がって回転する演出が素敵だった。
気がつくと3人の場所が入れ替わっていたりしていた。
3人の生の声がよく聴き取れた。
M09 Perfumeの掟
圧巻だった。今回のライヴでの一番の見どころだったと思う。
前回のツアーの真骨頂が「edge」だとすれば、今回はこの「Perfumeの掟」だろう。
「edge」のパフォーマンスも度肝を抜かれたが、今回もやられてしまった。
鋭角なMJと共に、やはり鋭角なサウンドが鳴り響き、腰にガツガツ来る。
会場はややキョトンとした雰囲気だったが、私は構わずに頭を振りまくる。
これから何が始まるのだろう?という期待と不安が入り交じる中、モニターには
「Perfumeの掟」
「中田ヤスタカ」
という文字が出る。
絶叫。
「10人のかしゆか」
「レーザーガンで風船を狙撃するあ~ちゃん」
「10年の歩みをそれぞれの時代の決めポーズで通り過ぎるのっち」
どれも最高にかっこ良かった!
「edge」以上の完成されたパフォーマンスはもう無いかと思ったが、やはりPerfumeは壁を突き抜けて来た。
やはり最新のPerfumeが最高のPerfumeだし、不可能を可能にするのがPerfumeだ!
Perfumeを凌駕するのはPerfumeだけである。
自らが作ったこの大きな壁を、3人は再びぶち壊してくれるだろう。
もう一度しっかりと正面から見たい。この場面は絶対に映像化してほしいし、商品化してほしい。
M10 VOICE
私は、最新シングルであるこの曲が一曲目に来るのかと予想していた。
それくらいの勢いが感じられる曲だと思う。
もちろん、このポジションでも最高に上がる。
私は基本的には雄叫びを上げて頭を振りまくり腰をクネクネさせるライヴスタイルなのだが、この辺りで自分が手拍子をしていることが多いのに気づいた。
これが、会場の大きさというものかもしれない。
M11 コンピューターシティ
このときの3人の印象があまり残っていない。
何故だろうと思い返したら、私はアリーナの盛り上がりばかりを見ていた。
それに、やや気難しそうな隣りの女性が思い切りフリコピをしていることに気づいたのもこの時だった。
4年前にはほとんど誰にも見向きもされなかった楽曲で、今は5万人をバウンドさせている。
気持ちのいい景色だった。
M12 エレクトロ・ワールド
攻めのセットリストは続く。Perfumeの必殺曲。
この曲で5万人が「オイ!オイ!」と叫ぶ景色をずっと楽しみにしていた。
こういうときに「後ろの座席で良かったわあ!」と心の底から感じる。
オリコン最高順位77位の楽曲で東京ドームは炎上する。
3人も汗だくになっただろうが、私もわきの下がビショビショになり、ここでMCとなった。
あ~ちゃんの家のベランダに鳩が住み着いて、優しくしているのに脅されたりして、無礼な鳩だ。という話しだった。
つい2~3日前の話しだそうで、実にタイムリーな話題だった。
しっかりと汗が乾くまであ~ちゃんは喋ってくれた。
M13 パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
私がまだPerfumeを知る前にリリースされ、当時のファンの間では解散説まで流れるほどだった頃に作られた一曲。
リリースされた頃は、パーフェクトではないスターで、パーフェクトではないスタイルだったかも知れないが、正真正銘、3人はパーフェクトなスターになって、パーフェクトなスタイルになった。
「手を伸ばしてももう届かな~い♪」って、本当に届かない。
M14 Dream Fighter
この曲がリリースされた頃が、ちょうど夢の武道館を目指していた頃だ。
NHKが制作した武道館への密着取材のタイトル「二十歳の挑戦」と重なって、タイトル通り「夢に向かって戦う」という3人の姿勢が感じられて、おっさんの涙腺を激しく刺激する。
3人はこの曲を歌いながら武道館を制圧し、代々木体育館も制圧し、全国ツアーも制圧し、東京ドームも制圧した。
これから想い描く夢も、きっと叶えるだろう。
もう40も近い年齢になって、この曲に勇気をもらっていることは誰にも言いたくない。
M15「P.T.A.」のコーナー
ここでのパフォーマンスだっただろうか?
あ~ちゃんが「喉が渇いた!炭酸が飲みたいね!」と言い、のっちが「じゃあ、あ~ちゃん開けて!」と言ってあ~ちゃんが笑顔で開栓!
「シュポン!」
その瞬間に「Lovefool」が始まった。
この曲はペプシのCM用にカバーされた曲だが、中田ヤスタカ氏は、CM用の30秒しか曲を作っていないという。「まさか続きが来るのか?」と期待したが、見事に30秒で終わってしまった。
「セラミックガール」や「The Best Thing」などの振り付けを練習したので、後に披露されるのかと思ったが、そのまま披露されずに終わった。
Perfumeの単独公演は、だいたいこのくらいの時間から「自分」というものが無くなってくる。
催眠といえば大げさだが、激しい多幸感がこみ上げてきて、あ~ちゃんの指導によって、日常の「自分」は消えて、非現実空間に突入してくる。
それは、次の楽曲で激しくドライブする。
M16 ジェニーはご機嫌ななめ
「恥ずかしい」という概念はキレイさっぱりに吹き飛び、思う存分にメンバーの名前をコールする。
この状態の私の姿を、リアルな友人や職場の人間に見られたとしても問題は無い。
「ゆかぢゃ~ん!」
「のっぢ~!」
「あ~ぢや~ん!」
全力でコールだ!
M17 (コンピューター・ドライビング Intro)~ Perfume
ここで「ぐるぐるゆー」という振り付けをメンバーと5万人が一緒になってやる。
「あなたは東京ドームに何をしに来ましたか?」と問われれば、「ぐるぐるゆーをしに来ました!」と答えるくらいに、これがやりたかった。
「ぐるぐるゆー」は、Perfumeの単独公演でしかやることができない。
全力でぐるぐるゆーをした。
メンバーはそれぞれ小さなクルマ(リリーフカー?)の屋根に乗り、グラウンドの外周を回った。
そして、ボールを客席に投げたり、ラケットで打ったりした。
あ~ちゃんが優しい打ち方でボールを客席に届けるのに対して、ほぼライナー性の当たりでボールを打ち込むかしゆかの笑顔が光っていた。
M18 チョコレイト・ディスコ
ここでも5万本以上の人差し指がドームの天井を指した。
そして5万人の「ディスココール」が炸裂する。
意地悪な見方だが、ここで「ディスココール」をやっていない人を探してみたが、私の座席からはほとんど確認出来なかった。
アリーナもスタンドもいい仕事ぶりだ。
M19 Puppy love
アルバム「GAME」のラストを飾ったこの曲も、今ではすっかりとライヴの後半を盛り上げる一曲になった。
腕を「上下上上 下上下下」と上下させる振り付けは、やっぱり5万人が参加。
Perfumeのパフォーマンスも素敵だが、5万人のオーディエンスが一斉に同じ振り付けをしている光景も圧巻だった。
M20 wonder2
本編はここで一度終了した。
すぐにアンコールの手拍子が始まる。
くどいようだが、5万人の手拍子はさすがに迫力がある。
もちろん全員が一致することは無いのだが、ザラザラという地響きのような低音がスタンドからアリーナになだれ込むような感覚があった。
それほど待つこともなく、3人が新曲「ねぇ」のジャケット衣装で登場。
ここからは、あ~ちゃんが感謝の気持ちを届けるコーナーになった。
売れずに事務所をクビになるところをつなぎ止めてくれた、マネージャーのもっさん。
小学生の頃からダンスをみっちり仕込んでくれたMIKIKO先生。
今日のステージの実現に向けて奔走してくれたスタッフ。
家族。
そして今日に集まった5万人のファンに。
今日のこの日を作ったのは、3人だけではない。
スタッフさんにも届くように、手がちぎれるほどに拍手をした。
ここであ~ちゃんはサクッと「ねぇ」の発売日を間違えるが、気を取り直してもう一度収録。
さらに盛り上がる告知を演出した。
EN01 ねぇ
11月10日発売の新曲がここで来た。
私は主義としてCDが手元に来るまでは楽曲を一秒も聴かないというプレイをしているが、「ねぇ」は今日のライヴでは必ずやると思っていたので、2~3回は聴いた。PVは一度も見ていないので、ダンスは初めて見ることになる。
アルゴリズム体操のような振り付けと、高速ステップが見どころだと紹介されて始まった。
正直、遠すぎて高速ステップは見えなかったが、何やら凄そうな雰囲気は伝わった。
抱きしめようと思っても、スルリと抜けて抱きしめられないアルゴリズム体操は素晴らしい。
そして最後の曲は、自分たちに「チャンス」を与えてくれた楽曲だという説明をして始まった。
EN02 ポリリズム
何度も書いていることだが、Perfumeのライヴは基本的には「クチパク」だ。
あらかじめプログラムが決められていて、それが機械的に走り始め、生楽器のバンド演奏などとは違って一度曲が始まれば楽曲についてのハプニングは起きない。
しかし、そのプログラムを最終的に表現しているのはPerfumeの3人。
そして、今日のセットリストを考えているのも、マーケティングの先生や偉い大人ではなく、生きている彼女たちだ。
その3人が、東京ドーム公演最後の曲に「ポリリズム」を置いた。
Perfumeの不思議なマジックとして、「楽曲を成長させる」というものがあると思う。
今回は披露されなかったが、「マカロニ」や「SEVENTH HEAVEN」などが筆頭だと思う。
楽曲を聴いているだけでは、その曲は熟成されない。ライヴに参加して、初めて楽曲が成長していくのだ。
この日に見た「ポリリズム」は、今まで見たことの無い「ポリリズム」だった。
飽きるほど聴いた曲なのに、鮮度は抜群だった。
このときにセンターステージから大きな花火が上がり、銀テープの噴出があって大いに盛り上がったが、大掛かりな演出はこれくらいだった。
今になって振り返れば、その演出も必要無かったのではないか?と思われるほどに、本当に生身の3人のパフォーマンスで、5万人を魅了した。
私の予想では、もっとドラマチックな演出があるのでは?と思っていたが、実にシンプルな味付けだと感じた。
無骨だった、と言えるかもしれない。
しかし、存分にPerfumeを楽しむことが出来た。
Perfumeという「素材」そのものの質が高いからだと思う。下手な調味料は無用だった。
「夢のステージに、かしゆかと、のっちと一緒に立てていることが、凄く嬉しいです」
こっちだって嬉しいに決まってるだろ!と、泣きながら話すあ~ちゃんに心の中でツッコミを入れた。
Perfumeの魅力は、我々ファンが三人と共に冒険して、新しい世界に旅をして、新しい景色を見る楽しさにあると思う。
この日もPerfumeは、新しい世界に我々を連れて、見たことの無い景色を見せて楽しませてくれた。
あ~ちゃん、のっち、かしゆかは、指し示す方向を強力に現している「やじるし」だと思う。
結成して10年間、それはブレることはなく同じ方向を指していた。
2007年からのファンなので、偉そうなことは言えないが、それを実感したライヴだった。
一本の矢では折れてしまうかもしれないが、それが三本集まれば、折れない矢になる。
その「やじるし」が、これからどこを目指すのかは分からないが、きっと間違いのない方向を指すのだろう。
あ~ちゃんは「皆さんの笑顔が本当に素敵で」と、ほぼ毎回のライヴで言っていると思う。
それくらい言うのだから、我々の笑顔は本当に素敵に見えるんだろう。
しかし、その笑顔を作ったのは、間違いなくあ~ちゃん、かしゆか、のっちだ。
最後に見せてくれた3人の笑顔も、本当に素敵だった。
あんな素敵な笑顔ができる人も、滅多にいないと思う。
遠い座席の私にも、しっかりと笑顔は届いた。
まだこれから何度でもあの笑顔を見たい。
ありがとう。楽しかったです。
Perfume LIVE @東京ドーム 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」SetList
M00 GISHIKI
M01 シークレットシークレット
M02 不自然なガール
M03 SE ~ GAME
M04 ワンルーム・ディスコ
M05 ナチュラルに恋して
M06 love the world
M07 I still love U
M08 575
M09 Perfumeの掟
M10 VOICE
M11 コンピューターシティ
M12 エレクトロ・ワールド
M13 パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
M14 Dream Fighter
M15「P.T.A.」のコーナー
M16 ジェニーはご機嫌ななめ
M17 (コンピューター・ドライビング Intro)~ Perfume
M18 チョコレイト・ディスコ
M19 Puppy love
M20 wonder2
EN01 ねぇ
EN02 ポリリズム