私は、自分の中に「10年ルール」というものを設けている。
簡単に言うと、自分が購入するものに対して
「今後、10年間の賞味期限(使用期限)が続くのか/続かないのか」
という判断を下して選別をしている、ということだ。
これは、「今を生きる」若者ではなく、そこそこの年寄りにしかできない、老人くさい思想だと思う。
例えば、服など。
「10年ルール」で考えると、自然と丈夫なものを選ぶようになる。
また、流行の最先端のものなども自然と避け、定番を選ぶようになる。
10年間着続けた服は未だ存在しないが、8年くらい着ている服などはザラにある。
ドクターマーチンのジャケット(今は売っていないのかな?)など、多少の糸のほつれがあるが、未だに現役で活躍している(あ。靴はコンバースを次から次へと履きつぶしています)。
例えば、調理道具など。
これも同じく。丈夫であることが第一条件になる。
言うまでも無く、使いやすさ、長く手元にあっても飽きの来ないデザインも大切。
業務用のもの、長い間親しまれている息の長い道具などが集まってくる。
そこそこ高価なものの方が精度が高く、長く使えることも学んだ。
そして、本棚を眺めてみる。
やはり、本棚に生き残っている本たちは、購入してから20年以上が経過したもの、10年が経過したものなど、長い間に何度も読み返したものと、恐らくこれから先の10年、20年の間に何度も読み返すであろうものたちが詰まっている。
その隣にCDの棚がある。
かつては、部屋の外周を2周半もするほどにCDを所有していたが、今では幅にしてたったの40センチほどしかCDは残っていない。
生き残ったわずかなCD以外は、半数ほどはデータ化してPCに残し、3年前にすべて売りさばいた。
この、CDの選別作業をしている時に、私の中で「10年ルール」が確立したと思う。
データ化するCDと、そのまま売り払うCDを選別する時の判断として
「この一年間に一度も聴いていないCDはそのまま売り払う」
と決めていたのだが、一部の大ヒットを残し、そのほとんどが、購入してから数回聴いただけで何年もの間死蔵していた。ということに気付いた。
もちろん、購入する時にはどこかしらを気に入って選んでいるのだが、あまり後先を考えずに選んでいたのだろう(それが「若さ」というもので、失敗は必要な経験だといえる。避けては通れない道だし、これを避けて大人になると、後々やっかいな状況に陥ることが多くなる)。
そして、大いに気に入ったアルバムは飽きもせずに、何度も何度も聴き返している。
10年経とうが、まったく色あせることは無く、鮮度が保たれたままだ。
それ以来、何かを購入しようとする時には
「これは、今後10年後も現役で使えるのだろうか?」
と自分に問いかけるようになった。
まあ、簡単言えば、経験を積んで「保守的になった」ということだ。
若い人のように時間が有り余っていないから、できるだけ失敗を避けて、時間を節約しようとする老獪さを身につけた。
と、ここで話は突然Perfumeに繋がる。
Perfumeはどうなんだ?
自分の中の「10年ルール」で考えると、明らかなルール違反だ。
10年なんてとんでもない。長くても2~3年で賞味期限は切れ、死蔵CDの仲間を増やすだけだ。
こんなものを選んではいけない。即却下だ。
しかし私は、そんな心の声を無視して、Perfumeを選んでしまった。
それは、今年の夏で3年目を迎える。
気持ちの悪いデータとしては、アルバム「GAME」の中の「Puppy love」は、すでに733回も聴いている。
もちろん今でも聴けば自動的に「上下上上」の振り付けを繰り出すほどだ。
「10年ルール」などと、自分の中で規則を作ったとしても、いつもそれを突破してくるものがあるから、生きていく先は見えず、人生には面白さがある。
ガチガチに固まった視野ではなく、そこそこの範囲に視野を絞って、多少の「すき間」は残しておきたい。
そんな「すき間」から、今日は木村カエラの新しいアルバム「HOCUS POCUS」を購入してみた。
以前の私なら、購入しないゾーンに存在していたアーティストだ。
聴いてみたら、ほらやっぱり良いじゃないかw
柏倉隆史さん(toe)のドラムが心地良い。
さて。このアルバムはどれくらい聴きこむのだろうか?
音楽は、本当に楽しい。
簡単に言うと、自分が購入するものに対して
「今後、10年間の賞味期限(使用期限)が続くのか/続かないのか」
という判断を下して選別をしている、ということだ。
これは、「今を生きる」若者ではなく、そこそこの年寄りにしかできない、老人くさい思想だと思う。
例えば、服など。
「10年ルール」で考えると、自然と丈夫なものを選ぶようになる。
また、流行の最先端のものなども自然と避け、定番を選ぶようになる。
10年間着続けた服は未だ存在しないが、8年くらい着ている服などはザラにある。
ドクターマーチンのジャケット(今は売っていないのかな?)など、多少の糸のほつれがあるが、未だに現役で活躍している(あ。靴はコンバースを次から次へと履きつぶしています)。
例えば、調理道具など。
これも同じく。丈夫であることが第一条件になる。
言うまでも無く、使いやすさ、長く手元にあっても飽きの来ないデザインも大切。
業務用のもの、長い間親しまれている息の長い道具などが集まってくる。
そこそこ高価なものの方が精度が高く、長く使えることも学んだ。
そして、本棚を眺めてみる。
やはり、本棚に生き残っている本たちは、購入してから20年以上が経過したもの、10年が経過したものなど、長い間に何度も読み返したものと、恐らくこれから先の10年、20年の間に何度も読み返すであろうものたちが詰まっている。
その隣にCDの棚がある。
かつては、部屋の外周を2周半もするほどにCDを所有していたが、今では幅にしてたったの40センチほどしかCDは残っていない。
生き残ったわずかなCD以外は、半数ほどはデータ化してPCに残し、3年前にすべて売りさばいた。
この、CDの選別作業をしている時に、私の中で「10年ルール」が確立したと思う。
データ化するCDと、そのまま売り払うCDを選別する時の判断として
「この一年間に一度も聴いていないCDはそのまま売り払う」
と決めていたのだが、一部の大ヒットを残し、そのほとんどが、購入してから数回聴いただけで何年もの間死蔵していた。ということに気付いた。
もちろん、購入する時にはどこかしらを気に入って選んでいるのだが、あまり後先を考えずに選んでいたのだろう(それが「若さ」というもので、失敗は必要な経験だといえる。避けては通れない道だし、これを避けて大人になると、後々やっかいな状況に陥ることが多くなる)。
そして、大いに気に入ったアルバムは飽きもせずに、何度も何度も聴き返している。
10年経とうが、まったく色あせることは無く、鮮度が保たれたままだ。
それ以来、何かを購入しようとする時には
「これは、今後10年後も現役で使えるのだろうか?」
と自分に問いかけるようになった。
まあ、簡単言えば、経験を積んで「保守的になった」ということだ。
若い人のように時間が有り余っていないから、できるだけ失敗を避けて、時間を節約しようとする老獪さを身につけた。
と、ここで話は突然Perfumeに繋がる。
Perfumeはどうなんだ?
自分の中の「10年ルール」で考えると、明らかなルール違反だ。
10年なんてとんでもない。長くても2~3年で賞味期限は切れ、死蔵CDの仲間を増やすだけだ。
こんなものを選んではいけない。即却下だ。
しかし私は、そんな心の声を無視して、Perfumeを選んでしまった。
それは、今年の夏で3年目を迎える。
気持ちの悪いデータとしては、アルバム「GAME」の中の「Puppy love」は、すでに733回も聴いている。
もちろん今でも聴けば自動的に「上下上上」の振り付けを繰り出すほどだ。
「10年ルール」などと、自分の中で規則を作ったとしても、いつもそれを突破してくるものがあるから、生きていく先は見えず、人生には面白さがある。
ガチガチに固まった視野ではなく、そこそこの範囲に視野を絞って、多少の「すき間」は残しておきたい。
そんな「すき間」から、今日は木村カエラの新しいアルバム「HOCUS POCUS」を購入してみた。
以前の私なら、購入しないゾーンに存在していたアーティストだ。
聴いてみたら、ほらやっぱり良いじゃないかw
柏倉隆史さん(toe)のドラムが心地良い。
さて。このアルバムはどれくらい聴きこむのだろうか?
音楽は、本当に楽しい。
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