どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『2回目の<ルノワール 伝統と革新>』なのだ

2010年03月24日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

上野公園内の<天國>でランチをしたぼくらわ 国立新美術館に移動して 前に時間がなくて ちょっとした見れなかった<ルノワール 伝統と革新>を再度見に行ったのだ(※ランチをしたお店わ 閉店しているようなのだ)



ぼくわ ほとんど見るのはじめての作品ばかりだったけど えこうが言うにわ 15点くらい見たことがある作品が展示してあったといっていたのだ

でも 作品を見て 好きになった作品がたくさんあったので良かったのだ 全部あげると 大変なので 数点ご紹介するのだ

<アンリオ夫人>なのだ


アンリオ夫人わ 10枚くらい肖像画のモデルになっていたらしいけど 唯一所有していた作品なのだ ぼくわ パッと見て 一瞬 アン・ハサウェイに似ているような気がしたのだ


<ブージヴァルのダンス>なのだ


タイトルのブージヴァルって セーヌ川上流の行楽地のことなのだ

解説に書いてあったのだけれど ダンスしている女性わ 18歳のころのユトリロのお母さんなのだ


<水浴する女>なのだ


今回の展覧会で 何枚もの 裸婦の作品があったけれど この作品が1番良かったのだ ちなみにこの作品わ 川村記念美術館の所蔵なので だいたい いつ行っても見れると思うのだ


<レース帽子の少女>なのだ


これわ ポーラ美術館所蔵で ぼくが見たのわ 2回目なのだ 肌や 服もキレイなんだけど サファイア色のような 目に注目なのだ


他にも いい作品がいっぱいあったけど あとわ えこうに任せるのだ


国立新美術館でわ あと少ししか開催しないけど まだご覧になってない方わ ぜひなのだ

東京での展示が終わってからわ 大阪の国立国際美術館に巡回するそうなのだ しかも<イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像(可愛いイレーヌ>を含め 7点が追加で展示するみたいのだ(逆に 大阪会場でわ 見れない作品があるかも?なのだ)

ぼくらわ この1点が見たいので 5月に大阪へ行こうと考えているのだ



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立新美術館 <ルノワール 伝統と革新> 4月5日(月)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/03/renoir2010.html




展示構成

第Ⅰ章 ルノワールへの旅

第Ⅱ章 身体表現

第Ⅲ章 花と装飾画

第Ⅳ章 ファッションとロココの伝統

Ⅱ章とⅢ章の間に、<光学調査>のパネルが展示していました。東京会場では約80点を展示しており、15点ほどは、以前に見たことがある作品だったと思います。


気になった作品

2.新聞を読む、クロード・モネ

ルノワールは本作品と同じ寸法で、モネの妻カミーユの肖像を描いている。(解説)

くわえタバコをしながら、新聞を読んでいるモネ、ダンディーでカッコいい。対の作品である、カミーユの作品も見てみたい。


3.アンリオ夫人


少なくとも11点の油彩画に登場。本作はアンリエット自身が唯一所有していた肖像画。(解説)

パッと見て、アン・ハサウェイに似ていると感じた。


8.団扇を持つ若い女


このモデルは、コメディー=フランセーズの人気女優であったジャンヌ・サマリー。ジャポニスムの影響、日本の団扇を持ち、左の背景に当時流行の花で合った日本の菊を思わせる花を描く。(解説)

人物から左に日本の菊や、団扇を描いているのは、何かしらの意図があるような気がする?


10.シャトゥーのセーヌ河


3Dメガネで見たような立体感が感じられる。たぶん左の花を付けた木に目がいくからだと思う。


13.ブージヴァルのダンス


ダンス三部作の1つで、Bunkamuraで『田舎のダンス』を見て以来、2作目。女性のモデルは、ユトリロの母親(18歳の頃)。踊っている2人や後ろにいる人たちも楽しそうな感じが伝わる。

『ブージヴァル』とは、セーヌ川上流の行楽地のことだそうです。


15.エッソワに風景、早朝

この作品は、空気まで見えてきそうな感じがする。木々が青々としているから、季節は春から夏にかけてのように思える。


25.母と子(ピエール=オーギュスト・ルノワールとリシャール・ギノとの共作)

この作品はブロンズだが、たしか同じようなポーズの絵画が閉館してしまった青山ユニマット美術館にあったような気が・・・?


35.水浴する女

今回、たくさんの裸婦が展示してあったが、この作品が1番キレイだと思う。裸婦の肌の色、背景の色使いが素晴らしいと思う。


48.裸婦

同じような構図の作品を、フィラデルフィア美術館展で見たような?


52.テレーズ・ベラール


この作品を見て、『ぶらんこ』の女性を思いだした。たしか服が似ているような気がする?(後で確認したら、服の色だけでした。)


54.縫い物をする若い女

解説の通り、縫い物をする女性と、奥の花瓶に同等の存在感を感じる。普通だと人物に存在感を与えると思うが、なぜこのようにしたのだろう?


76.りんご売り


嬉しい再会。以前クリーブランド美術館展で見た。


77.野原で花を摘む娘たち


どう言っていいかわからないが、とても好きな色使い。ベルト・モリゾの<桜の木>に色使いが似ていると思った。


78.レース帽子の少女


この作品を見るのは3度目。何度見てもいい作品。色の表現が分からないけど、サファイアのような瞳がいいと思う。もちろん、女性の肌の色や洋服の色合いもいい。


ルノワール好きですし、いいなぁ。と思った作品が多かったのですが、やっぱり<イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像(可愛いイレーヌ>は見たかったです

その1点(可愛いイレーヌ)を見たいので、来月に大阪に行こうと考えています(他にも行きたい場所があるので・・・。)


巡回情報

国立国際美術館 4月17日(土)~6月27日(日)


↓6月に<イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像(可愛いイレーヌ>に会いに大阪へ行きました。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/495bc637a1341197394ed9553f48cc6c


ぼくらわ ちょっと疲れちゃったので 国立新美術館の地下1階にあるイスで 休んだのだ

前とイスが変わっていたので 写真を撮ったのだ





あとわ 写真わ 撮らなかったけど 前からあった『エッグチェア』も色が変わっていたのだ これわ 前に撮ったものなのだ





この後わ <アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ