※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
<中華そば 活力屋>でランチをしたぼくらわ 国立新美術館で10月18日まで開催していた<陰影礼讃-国立美術館コレクションによる>を見たのだ
4つの国立の美術館の 陰影にまつわる作品 洋画 素描 日本画 写真など170点を展示していたのだ
その中で もっとも惹かれた作品が 甲斐庄楠音が描いた<幻覚>という作品なのだ
↓こちらの画像が載っているのだ
http://search.artmuseums.go.jp/gazou.php?id=150362&edaban=1
ぼくわ 妖しい魅力の女性にノックダウンだったのだ 着物わ くすんだ赤だけど 着物の様々な所に カラフルで小さな桜の花びらの模様があるし 緑の帯もキレイなのだ でも 腰の後ろにある はねた帯の裏の色が 黄色く見えて まるでシッポみたいだったので キツネが化けたかも?って思ったのだ
もう1つわ 杉本博司が撮った写真<光の教会(建築家:安藤忠雄)>なのだ
この写真を見て やっぱり 大阪に行ったときに 行くべきだったと後悔したのだ あの光の十字架を実際に目にしたいのだ
この展覧会わ もう終わってしまったけど 結構面白かったので また 国立の美術館が協力をして 別のテーマで開催してほしいのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
国立新美術館 <陰影礼讃-国立美術館コレクションによる> 終了しました
http://www.nact.jp/exhibition_special/2010/shadows/index.html
展示構成
1.影あるいは陰、そして描写
2.具象描写の影と陰
3.カメラが捉えた影と陰
4..影と陰が再考する現代
国立の4つ美術館、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館所蔵の陰影にまつわる作品、洋画、素描、日本画、写真など170点が展示されていました。
気になった作品
29.平山郁夫 入涅槃幻想
金色に光る仏陀と、その光を受けて陰のように暗く写る16人の弟子が描かれ、仏陀、弟子ともシルエットのみで表情も分からず、タイトル通り幻想的になっている。
31.秋野不矩 土の祈り
↓こちらに画像が載っています。
http://search.artmuseums.go.jp/gazou.php?id=150171&edaban=1
インドの集落?タイトルの<土の祈り>とは、家の玄関前の壁に描かれている人、動物、神?のことではないか?地面の黄土の色が印象に残る。もしかしたら、以前見た作品かも?
56.東山魁夷 映象
↓こちらに画像が載っています。
http://search.artmuseums.go.jp/gazou.php?id=2528&edaban=1
闇夜で音が1つ聞こえない静寂の森。下半分の湖にに写り込んでいる森の姿が異世界のようで神秘的。
66.甲斐庄楠音 幻覚
↓こちらの画像が載っています。
http://search.artmuseums.go.jp/gazou.php?id=150362&edaban=1
この作品をずっと眺めていると、ちょっとくすんだ赤い着物を着ている女性(舞妓、遊女?)が、奥にある影から現れたように思えてくる。ただ、この世のものと思えない妖しい女性は、美しい。
この作品を見たくて、この展覧会に行きました。
169.杉本博司 光の教会(建築家:安藤忠雄)
この写真を見て、大阪に行ったときに行くべきだったと後悔しました。この写真のような光の十字架をこの目でみたい。
4つの国立の美術館の所蔵の展示、思っていたよりも良かったので、今度は、別のテーマで開催してみても面白いかなぁ~と思いました。
甲斐庄楠音の<幻覚>をはじめ、京都国立近代美術館の所蔵の作品は、気になるものが多いので、いつか行ってみたくなりました。
本当は、この後、ゴッホ展を見ようと思ったのですが、<陰影礼讃>が思っていた以上に時間が掛かったので、次回に・・・。混んでなければいいのですが・・・。
今回も素晴らしい作品を見ることが出来ました。
ありがとうございます。
※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
<上村松園展>の後期展示を見たぼくらわ 新御茶ノ水駅に移動して ぼくらの 大好きなラーメン屋さんの<中華そば 活力屋>でランチをしたのだ
中華そば 活力屋
HPがないので、食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13011269/
ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/shop/262
これわ お店のある2階に掛かっている 看板なのだ
ぼくらわ いつも<つけ麺>を食べているので 今回わ <えび塩そば ¥650 + 味玉をトッピング>を食べたのだ(※本来 味玉わ ¥100かかるけど サービス券があったので無料だったのだ)
美味しかったんだけど えこうが言うにわ 前に食べたときわ もっとエビの風味がしていたと言っていたのだ
あと このお店の 味玉わ やっぱり 絶品だったのだ
一応 ラーメンのUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
このお店<中華そば 活力屋>わ 秋葉原と御茶ノ水の中間にあるお店だから 美術館めぐりの時にわ 使えなくて そんなに行く機会がないけど 美味しいので また行こうと思うのだ
秋葉原や 御茶ノ水に行った際わ 寄ってみて下さいなのだ
ここで ちょっとお得情報なのだ(※2010年当時の情報なのだ)
帰るとき ドアの隣に 味玉無料券があるので 忘れずになのだ
この後わ 国立新美術館で開催していた<陰影礼讃-国立美術館コレクションによる>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ
※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
ぼくらわ 東京国立近代美術館で10月17日まで開催していた<上村松園展>の後期展示を見たのだ
ぼくらわ 前期展示のときも見に行ったので 展示替えをした作品を中心に見たのだ
↓前期の感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3a0bc31bcc5d98ab6200fce2cb5274d6
中でも1番良かったのわ 重要文化財の<序の舞>なのだ
着物の裾や袖が光る雲の模様で 帯にわ 飛び立とうと翼を広げた2羽の鳳凰の柄なので ぼくわ 鳳凰の飛び立つ姿を舞っているように思えてきたのだ
あと テレビで孫の上村淳之さんが言っていたけど 『この<序の舞>わ 淳之さんのお母さんがモデルだった』と言っていたのだ
他にも <蜃気楼>や <待月>が良かったのだ
前・後期両方見て ぼくわ やっぱり松園さんの描く女性が好きだと 改めて思ったのだ
東京会場わ 終わっているけど 松園さんが生まれた地の京都で 巡回するので お近くの方わ ぜひご覧くださいなのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
東京国立近代美術館 <上村松園展> 終了しました
http://www.momat.go.jp/Honkan/uemura_shoen_2010/index.html
作品リスト
http://www.momat.go.jp/Honkan/uemura_shoen_2010/list.html
展示替えとなった10点を中心に見ました。
気になった作品
9.蜃気楼
下にある蛤の中から出た煙から現れた女性が描かれいる。煙の中から現れているので、着物が波の模様であったり、帯もサザエなどの貝の柄。<焔>のように足元は描かれてなく、幽霊のようである。
63.春雪
65.初雪
<春雪>と、<初雪>の2点はほぼ同じ構図で、着物の色や帯の柄などもほぼ一緒。<初雪>は上半身のみで、<春雪>は全身像。
77.序の舞 重要文化財
舞の一瞬を切り取ったような、凛としていて緊張感のある作品。テレビで言っていたのだが、序の舞のみモデルを使用したそうで、このモデルは、のちの息子の松篁(しょうこう)さんの嫁。
解説(の一部)に書いてあったが、『松園は、「私の理想の女性の最高のもの」と述べていた。』
84.待月
橋の欄干?に頬杖をつき、月が出るのを待っている女性が描かれている。下の生地が透けた着物や帯の柄(楓に流水文)から判断すると、夏の終わりの時期だと思える?
前期展示と同じで後期も混んでいましたが、<序の舞>など、見たかった作品をじっくり見ることが出来たので満足なのですが、松園さんの大きな展覧会は、当分ないような気がするので、寂しい気もします・・・。
来月から、京都に巡回ですので、お近くの方は、ぜひご覧ください。
巡回情報
京都国立近代美術館 11月2日(火)~12月12日(日)
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2010/383.html
この後わ 新御茶ノ水駅に移動して 秋葉原と御茶ノ水の間にある ぼくらが最好きなラーメン屋の<中華そば 活力屋>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ
※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
成増の<どん亭>でランチを食べたぼくらわ 新聞の販売店から招待券を頂いていたので 世田谷美術館で 10月11日まで開催していた<ザ・コレクション・ヴィンタートゥール スイス発-知られざるヨーロピアン・モダンの殿堂>を見に行ったのだ
ぼくらが 美術館に着いたのわ 17時ちょっと前だったので 1時間くらいしかなくて 駆け足で見たのだ
やっぱり 1番良かったのわ ゴッホの<郵便配達人ジョゼフ・ルーラン>なのだ
青と黄色が強烈で 目に飛び込んでくるのだ 色の対比で 郵便配達人のジョセフ・ルーランさんが際立って見えるのだ ぼくらわ 最終日に行ったので ポストカードが売り切れだったのわ ショックだったのだ
ほかにわ ワシリー・カンディンスキーが描いた<はしごの形(しみの上の)>と 最後の方に展示していた ジャン・ブロエ・ニーストレが描いた<湿原のアカアシシギ(霧がかかった雰囲気)>が印象に残ったのだ
↓これわ ワシリー・カンディンスキーが描いた<はしごの形(しみの上の)>なのだ
時間が短かったから ゆっくり見れなかったけど 展示している90点すべてが 日本初公開だったので 見れて良かったと思うのだ ゴッホの作品わ もう1度 じっくり見たいのだ
東京会場わ 終わってしまったけど 兵庫と 長崎に巡回するみたいなので 気になっている方わ ぜひなのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
世田谷美術館 <ザ・コレクション・ヴィンタートゥール スイス発-知られざるヨーロピアン・モダンの殿堂> 終了しました
※HPがないようなので、巡回先だった兵庫県立美術館のページを載せます。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1010/
展示構成
第1章 フランス近代1:ドラクロワから印象派まで
第2章 フランス近代2:印象派以後の時代
第3章 ドイツとスイスの近代絵画
第4章 ナビ派から20世紀へ
第5章 ヴァロットンとスイス具象絵画
第6章 20世紀1:表現主義的傾向
第7章 20世紀2:キュビスムから抽象へ
第8章 20世紀3:素描派から新たなリアリズムへ
日本初公開の作品90点を展示。
気になった作品
1-7.アルフレッド・シスレー 朝日を浴びるモレ教会
朝日に照らされ、空だけでなく教会も爽やかな雰囲気がある。
2-2.フィンセント・ファン・ゴッホ 郵便配達人 ジョセフ・ルーラン
背景と顔の黄色と、青い制服の色の対比で、より人物が際立って見える。このモデルは、アルル滞在中に親しくなった。
最終日に行ったので、残念ながら、ポストカードが売り切れでした。
3-1.マックス・リバーマン カシーネの競馬
ドイツ印象派の画家で、自身も印象派の作品を収集そうです。
3-8.ジョヴァンニ・ジャコメッティ 自画像
3-9.ジョヴァンニ・ジャコメッティ アネッタ
この画家、ジョヴァンニ・ジャコメッティは、彫刻家のジャコメッティの父親。3-9.<アネッタ>は、ジョヴァンニ・ジャコメッティの妻。なんとなくだが、ゴッホのような描き方をしている?
5-3.フェリックス・ヴァロットン 日没、オレンジの空
6-3.ワシリー・カンディンスキー はしごの形(しみの上の)
雲の中に咲く、花火のように思えました。
8-5.ジャン・ブロエ・ニーストレ 湿原のアカアシシギ(霧がかかった雰囲気)
パッと見た感想が、日本画のように思えた。解説には、やはり『日本画の影響も指摘される。』と書かれていた。
私が世田谷美術館に着いたときは、17時前だったので、1時間しかなく、パッと見て、惹かれる作品のみをじっくりといった感じで、忙しなく見たので、印象は薄いですが、全作品が日本初公開だったので、良かったのかぁ~と思います。
しいて言えば、あともう1時間くらいは見たかった。
兵庫と長崎に巡回するので、お近くの方はぜひ。
巡回情報
兵庫県立美術館 10月21日(木)~12月26日(日)
長崎県立美術館 2011年1月21日(金)~3月27日(日)
今回も素晴らしい作品を見ることが出来ました。
ありがとうございます。
※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
板橋区立美術館で<江戸文化シリーズ NO.26 諸国畸人伝>を見たぼくらわ バスで成増駅に戻って 成増駅南口から すぐにある 立ち食いのお店<どん亭>でランチをしたのだ
どん亭
HPがないようなので、食べログのページ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132204/13061317/
こちらが お店の外観なのだ
ぼくらわ お腹が減っていたので <特盛 焼肉ライス ¥550>を食べたのだ
特盛なので お腹がいっぱいになるのだ
お肉と ご飯わ 普通のお味だけど お値段が安いし 駅からすぐなので 結構いいと思うのだ
一応 料理のUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
<どん亭 成増店>わ 立ち食いのお店で かなり狭いので ゆっくりわ 出来ないし 女性わ 入りづらいけど ガッツリ食べられるので オススメだし 中休みもないようなので 練馬区立美術館に行くときに使えると思うのだ
この後わ 疲れたので ちょっと休んでから 世田谷美術館で開催していた<ザ・コレクション・ヴィンタトゥール スイス発-知られざるヨーロピアン・モダンの殿堂>を見に行ったのだけれど そのことわ また 今度書くのだ
※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
ぼくらわ 板橋区立美術館で 10月11日まで開催した<江戸文化シリーズ NO.26 諸国畸人伝 絵師10人、驚愕の不協和音>を見に行ったのだ
HPや チラシにわ 『絵師10人、驚愕の不協和音』と書かれていて 個性のある絵師10人の作品が展示していたのだ
だいたい50点くらいを展示してあったけど 良かった作品わ いっぱいあって 全部紹介すると 大変なので ぼくが 少しご紹介するのだ
絵金が描いた作品4点なのだ
絵金の作品を見ていて思ったけど 普通の作品と色合いが違っているように思えたのだ うまく言えないけど 色が下品なような気がしたのだ
でも その色の下品さが 夜の ろうそくの明かりに照らされた 絵金祭りで 見たら すごい迫力がありそうなのだ 1度でいいから 絵金祭りに行ってみたくなったのだ
佐竹蓬平という人が描いた<虎図>なのだ
朝鮮画を真似たトラが描かれいるのだ 目がクリっとした大きな目で 白いまゆ毛ももある 可愛いトラなのだ
菅井梅関という人が描いた<虎図>も良かったのだ
真横を向いていて ちょっと元気がなくて 可哀想な感じのトラなのだ 背中(肩)の部分の 毛の模様が パンダの顔に見えてきて もの凄く印象に残ったのだ ぼくなら タイトルを『トラパンダ』にするのだ
あと 以前見た 林十江の描いた<鰻図>も展示していたのだ
↑これわ 以前 東京国立博物館で撮影したものなのだ
ぼくたちの知らない絵師の作品をたくさん見たけど 結構面白いものがあって楽しかったのだ しかも 単眼鏡を無料で貸し出しがあったり 作品の説明が1点1点あったりと 工夫していて この美術館わ 違う展示でも また行きたいと思ったのだ (※単眼鏡の無料貸し出しわ 一旦 保証金1000円を 支払って 単眼鏡を 返したときに 支払った1000円が戻ってくるシステムなのだ)
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
板橋区立美術館 <江戸文化シリーズ NO.26 諸国畸人伝> 終了しました
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/e2010-04.html
作品リスト
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/images2010/eccentric-list.pdf
展示構成
菅井梅関(陸奥)
林十江(常陸)
佐竹蓬平(信濃)
加藤信清(江戸)
狩野一信(江戸)
白隠(駿河)
曾我蕭白(京)
祇園井特(京)
中村芳中(大坂)
絵金(土佐)
HPなどには、『絵師10人、驚愕の不協和音』と書かれており、約50点を展示していました。
気になった作品
1.菅井梅関 虎図
頭を下げて、口を開いて笑っているようにも見えるが、少し獰猛さも感じる。
5.菅井梅関 虎図
この虎は、真横を向き、ちょっと元気がなさそうで、哀しくて泣いているようにも見える。この虎の肩の部分の毛の模様がパンダの顔に見えた。
7.林十江 鰻図
以前、東京国立博物館の常設で見た作品。(この写真は、以前東京国立博物館で撮ったもの。)
8.林十江 蜻蛉図
オニヤンマが、画面いっぱい、入りきらないくらいに描かれている。あんなに大きく描かれているのに、目はうつろ・・・。
11.林十江 龍図
違和感のある筆使いだと思ったら、この作品は指の爪や腹で描かれた作品で、筆で描くよりも鋭く感じた。指で描く絵を『指頭画(しとうが)』というそうです。(解説から)
13.佐竹蓬平 虎図
朝鮮画を真似て描かれた虎図で、ユニークな顔をしている。
23.狩野一信 五百羅漢図 第50幅 十二頭陀・露地常坐
解説にも書かれていたが、仏画なのに物の怪が出てきそうな不気味な作品。解説に書いてあったのですが、『この絵師の狩野一信は、100幅の五百羅漢図を描こうとするが、90幅程度(96幅?)描いたところで没し、弟子が完成させて100幅を増上寺に収めたそうです。』
25.狩野一信 五百羅漢図 第71幅 龍共
解説に書いてあったが、『羅漢たちが竜宮城に招かれて海上を急ぐところが描かれている。』 トラや龍などに乗って移動している姿が面白い。水の色が緑色なので、この世と思えない感じがする。
29.白隠 すたすた坊主図
すたすた坊主とは、布袋が道楽にふけって放蕩すると、すたすた坊主になるそうです。(解説から)布袋さん(すたすた坊主)のにこやかな表情がいい
32.曾我蕭白 群童遊戯図屏風
銀地に着色をした六曲一双の屏風で、フラットに展示。右隻は相撲をとっている子供、鶏を抱く(遊ぶ?)子供達が描かれ、左隻には、川遊びする子供、涼みに来た親子も描かれている。蕭白はこの1点のみ展示。
39.祇園井特 美人図
上村松園展でも見たが、この美人画も下唇が紅色ではなく、緑(黒?、青?)のような色をしている。解説に書いてあったが、『このような下唇は、笹色紅(ささいろべに)といって紅を塗り重ねる化粧法。』だそうです。
45.絵金 播州皿屋敷 鉄山下屋敷
解説には、『播州細川家の家老浅山鉄山と弟の忠太がお菊に家宝の皿を盗んだと責めるのが画面中央。お菊は亡霊となって夫の舟瀬三平に敵を討たせるのが右上。と二曲一隻に二場面が描かれている。』と書かれていました。
あと、絵金の他の作品も、色がドギツイ印象を受けました。
『絵師10人、驚愕の不協和音』の通り、私の全く知らない、個性のある絵師の作品が見れてよかったです。この板橋区立美術館は、一旦、保証金を預けるが、単眼鏡を無料で貸し出しがあったり、過去には、所蔵品の写真撮影がOKだったりと、観覧者のことを考えた企画を開催したそうで、今後も期待出来る美術館の1つだと思います。
遠いのですが、また、楽しそうな企画展の時に再訪しようと思います。
この後わ バスで成増駅に戻って 成増駅南口から すぐにある 立ち食いのお店<どん亭>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ