※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展>を見た後は、知人と待ち合わせをしていたので、東博(東京国立博物館)に移動して<対決―巨匠たちの日本美術>を見ました。
東京国立博物館 <対決―巨匠たちの日本美術> 8月17日(日)まで
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=502
一緒に見に行った知人から見方などや、ポイントを色々教えていただき楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
色々観ているうちに前回の対決結果が変わったのもありました。
変わったのは、若冲vs蕭白で、前回は、僅差で若冲の勝ちとしましたが、引き分けに変更しました。<群仙図屏風>が前回観たよりもすごく良くて、知人と感想を話しながら観ていると、近くにいるおじさんがプチ解説してくれました。描かれている動物(霊獣)や、落款のこととか・・・。
↓前回対決展に行った時の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/dd2b8ad8b2dd352c8c8ea3c09ed1d7b3
↓後期展示の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/dd2b8ad8b2dd352c8c8ea3c09ed1d7b3
素晴らしい作品を観ることが観ることができました。
ありがとうございます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<乃木坂 草庵>でランチをした後は、国立新美術館に移動して<ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展>を見ました。
国立新美術館 <ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展> 9月15日(月・祝)まで
http://www.nact.jp/exhibition_special/2008/wien/
ネットの書き込みで知ったのですが、音声ガイドを使うと面白い仕掛け(秘密の話?)があるそうです。私は、音声ガイドを聞かなかったので・・・。面白い仕掛けを逃してしまいました。←今回は、絵の意味がわかると面白いと思うので、音声ガイド借りた方がいいかもしれません。
今回の展示数は75点ですし、会場内も広いので、混雑したとしてもそんなに観にくくなることはないと思います。
<第1章 市場・台所・虚栄(ヴァニタス)の静物>や、<第2章 狩猟・果実・豪華な品々・花の静物>の作品に私の好みが多かったような気がします。
気に入った作品を紹介しますね。
8.巻貝と二枚貝のある静物
当時の貴族や、裕福な方は、貝をコレクションしていたそうです。貝だけじゃなく、鳥も描かれていましたよ。
15.豹と禿鷲
豹と禿鷲が、獲物の鳥(鶏?)を奪い合う構図です。今、上野でやっている対決展の<猛虎図屏風>と並べてみてみたいなんて思っちゃいました。(豹対決?)←たしか、海外のコレクターで、和洋関係なく作品を並べているコレクターがいたような・・・。(うろ覚えですが・・・。)
21.朝食図
似ている作品が西美(国立西洋美術館)にあったような・・・。葡萄(マスカット?)が描かれた静物画。
朝食図のとなりにこの絵と同じ空間が再現されていましたよ。
花の静物画良かったですよ。キレイですもの。
35.青い花瓶の花束
この作品は、ヤン・ブリューゲル(父)の作品です。花瓶も細かく描かれており、キレイでした。
41.花瓶の花とグラーフェリンゲンの包囲網戦
この作品が1番好きです目がハートたぶん、チューリップ?だと思うのですが、白に色が混じっていてキレイでした。
75.薔薇色の衣裳のマルガリータ王女
この作品は、日本初公開のようです。思っていたより、大きな作品でした。ふと思ったのですが、ラスメニーナスなどと並べてみたいなぁ。と思いました。
他にも、<泉の上で紋章を持つブット像のある庭園風景と花>、<戦士の胸像のある>、<農民の婚礼(欺かれた花婿)>、<リラ・ダ・ガンバを持つ女>などが良かったです。
<リラ・ダ・ガンバを持つ女>を描いた、フェルディナント・ボルは、レンブラントの優秀な弟子だったようですよ。
この後は、知人と待ち合わせをしていたので、東博(東京国立博物館)に移動して<対決―巨匠たちの日本美術>を見たのですが、そのことは、今度書きます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<近代工芸の華 明治の七宝>を見た後は、乃木坂駅に移動して<乃木坂 草庵>でランチをしました。
SYAMO&BAR 乃木坂 草庵
食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13034283/
男なのに<レディースセット ¥1200(デザート付)>をいただきました。(※男性でも注文可能です。)
レディースセットなので、さっぱりしたお味で良かったです。
でも、量も少なくなかったし、デザートの抹茶アイスに黒蜜がちょっとかかって、ランチ、デザートとも美味しかったですよ
この後は、国立新美術館へ移動して<ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展>を見たのですが、そのことは、今度書きます。
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泉屋博古館分館に移動して<近代工芸の華 明治の七宝 -世界を魅了した技と美->を見ました。
泉屋博古館分館 <夏季特別展 近代工芸の華 明治の七宝 -世界を魅了した技と美-> 9月15日(月・祝)まで
※展覧会のHPはないようです。
七宝焼きとは・・・銅・銀などの金属の表面にガラス質の釉(うわぐすり)を焼き付ける工芸技法。華麗な色彩に富む。七宝流し。エマイユ。(大辞林 第二版から転用)
作品数は、150点ほどありました。でも、そんなに時間はかかりませんでした。(1時間半ほど)
気に入った作品を紹介しますね。
11.群鶴飛翔図大皿
この作品は、下絵とセットで展示されています。(他にも下絵とセットで展示されている作品あり)
22.鳳凰図壷
鳳凰、唐獅子、孔雀がいて、いいんです。
39.花蝶文蓋付椀
素地がうすいオレンジ色?(適当な言葉が浮かびません涙)で、こんな椀で椀物を食べたら、さぞ、美味しいのでしょうね。
40.月叢雲図硯箱(つきにむらくもずすずりばこ)
蓋が外されていて、中も観れましたし、蓋も裏側まで観れるように鏡が下に置いてありましたよ。
56.檜垣文瓶
デザインがシンプルでいいんです。
66.花蝶図花瓶
素地の色が、うすくて(透過効果)キレイです。(技法名:省胎七宝)
省胎七宝の説明→有線七宝の釉薬を差し焼成した後、金属の素地を硝酸で溶かし取り除き、釉薬と金属線を残す技法。繊細な光の透過効果が得られるそうです。(解説に書いてありました。)
涛川惣助の作品が1番好きみたいです。(16点ほど)
133.金魚図輪花形皿
金魚が可愛いんです。
140.七宝貼込屏風
七宝焼きを木の扉?のような屏風に貼り込んでいるんです。器以外の作品は初めて観ました。
他の作品も良かったですよ。
単眼鏡などを持っていたら、細部まで観れていいと思います。
この後は、乃木坂に移動して<SYAMO&BAR 乃木坂 草庵>でランチをしたのですが、そのことは、今度書きます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<リニューアル2008 コレクション展示>を見た後は、再入場出来るようにするために、チケットにハンコを押してもらって、美術館の外の建物にあるレストランの<ベルヴェデーレ>でランチをしました。
ベルヴェデーレ
http://kawamura-museum.dic.co.jp/shop_restaurant/restaurant.html
食べログのページ
https://tabelog.com/chiba/A1204/A120402/12000601/
私は、<八街産完熟トマトとバジルの冷製カッペリーニ ¥1000>を食べました。
今回食べた<八街産完熟トマトとバジルの冷製カッペリーニ>は、トマトの甘みを出すためにトマトを冷凍してます。その冷凍トマトをシャリシャリしながら食べるのが美味しかったです。でも、量はちょっと少なかった。
食事をしてから、美術館の作品を軽く観て、外の自然散策路を散歩しました。
自然散策路
http://kawamura-museum.dic.co.jp/nature/index.html
少し写真を撮ってみました。
また、美術館内に戻って、作品を観ました。ロスコや、レンブラントの作品などを満喫して、家路につきました。
素晴らしい作品を観ることができました。
ありがとうございます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
川村記念美術館に行ってきました。
今は、<リニューアル2008 コレクション展示 川村記念美術館「絵画の森」レンブラント、印象派、現代の巨匠たち>が開催しています。
川村記念美術館 <リニューアル2008 コレクション展示 川村記念美術館「絵画の森」レンブラント、印象派、現代の巨匠たち> 8月31日(日)まで
http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/200806_forest.html
川村記念美術館は、2005年11月頃に<ゲルハルト・リヒター 絵画の彼方へ>を観に行った以来2回目です。リニューアルしてからのコレクション展示なので、行ってみました。
106展示室<ロスコ・ルーム>と200展示室<ニューマン・ルーム>、203展示室が増えていました。
<ロスコ・ルーム>良かったですよ。前と違って六角形の部屋でなんだか心地いいんです。時間を全く気にしないのであれば、1時間以上、ずっとこの部屋で居たかもしれないくらい、そのくらい良い空間なのです!!
しかも、9月から来年の6月にかけて、ロンドンのテート・モダンと川村記念美術館で相次いで開催されるロスコ展に、川村記念美術館所蔵のロスコ作品が出品されるため、その間しばらく「ロスコ・ルーム」は閉鎖するそうです。
※ただし、来年2月下旬~6月上旬に川村記念美術館でマーク・ロスコ展(仮称)開催する予定ですので、その時、ロスコの作品が観れますよ。
200展示室<ニューマン・ルーム>も良かったですよ。ロスコと違って、展示室が明るくて、この作品もずっと観ていたくなるような展示室でした。
今回の展示で、良かった(好きな)作品を紹介しますね。
ルノワール 水浴する女
水浴する女性もキレイでいいのですが、私は背景に惹かれます。
ルノワール クロード・ルノワールの肖像
モネ 睡蓮
藤田嗣治(レオナール・フジタ) アンナ・ド・ノアイユの肖像
シャガール ダヴィデ王の夢
レンブラント 広つば帽を被った男
日本で数点しかない、レンブラントの油彩の作品。
尾形光琳 柳に水鳥図屏風
サム・フランシス ワン・オーシャン、ワン・カップ
ヴィクトル・ヴァザルリ OND-VA、ORION-MC
上記の作品が良かったです。もちろん、ロスコや、ニューマンの作品は良かったですよ。
この後は、美術館の外にレストランに行こうと思っていたので、再入場できるように、チケットにハンコを押して貰ってから、外に出て、川村記念美術館のレストラン<ベルヴェデーレ>でランチをしましたが、そのことは、今度書きます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<高砂淳二写真展「虹の星~The Rainbow Planet~」>を見た後は、損保ジャパン東郷青児美術館に移動して<アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス>を見ました。
損保ジャパン東郷青児美術館 <〔特別展〕生きる喜び 素朴絵画の世界「アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス」~自然を愛した画家からの、心暖まるメッセージ~> 8月31日(日)まで
http://www.sjnk-museum.org/category/program/past/date/2008
この企画展に行った理由は、アンドレ・ボーシャンが好きだからです。
今回の企画展は、展示数が70点ほどなので、早ければ1時間ほどで観れると思います。
アンドレ・ボーシャンの作品で気に入ったものを紹介しますね。
<木蓮>・<カーネーション>・<ラヴァルダンの城の前、丸いフルーツ皿に乗った果物と花々>・<青い花束(黄色い蝶)>などの花の絵が好きです。
彼(ボーシャン)は、苗床栽培業を代々営んでいて、自然豊かなフランスのロワール地方に住んでいたので、絵画の花たちが生命力があり、生き生きとした表現で描かれているようですよ。(←作品解説に書いてありました。)
花の絵だけじゃなく、歴史画や、聖書、ギリシャ神話などを題材とした絵画もありました。その中でも、<バビロンの空中庭園>が良かったです。
グランマ・モーゼスの作品で気に入ったもの。
刺繍絵の2点<夕暮れ、森のキャンプ>・<イギリスの別荘の花園>や、四季の生活を描いた<夕暮れ>・<オールド・ファーム>などが良かったです。
刺繍絵の2点が観れるのは貴重かも・・・?
あと、収蔵品展示で展示されていた山口華楊の<幻化(げんげ)>・<猿>が良かったです。
特に<幻化(げんげ)>は、草原の中を2匹(兄弟?)の狐が遊んでいるかのような絵です。実は、この作品が1番良かったです。
損保ジャパン東郷青児美術館は、ゴッホの<ひまわり>もあるし、今は、山口華楊の<幻化(げんげ)>も展示てますし、ボーシャンやグランマ・モーゼスが好きなら、是非、行ってみてくださいね。タイトル通り、心が暖まると思いますよ。
良い作品をたくさん観ることができました。
ありがとうございます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
もう終わっているのですが、コニカミノルタプラザに行って<高砂淳二写真展「虹の星~The Rainbow Planet~」>を見ました。
コニカミノルタプラザ <高砂淳二写真展「虹の星~The Rainbow Planet~」> 終了しました
http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2008july/rainbow/index.html
私は、このコニカミノルタプラザって知らなかったのですが、知人から教えていただきました。ありがとうございます。しかも、無料で観れるんですよ!
今回の写真展は、虹がテーマで、作品数が60点ほど・・・。会場内もヒーリング?ミュージック(鳥の鳴き声とか、波の音?など)が流れていていい雰囲気でした。
赤い虹、丸い虹(1周している虹)、ダブルレインボー、ナイトレインボーや、ブロッケン現象まで・・・。様々な虹が観れるんです。もちろん、キレイですし、どう撮ったんだろう?って思うような写真もあり、良かったです。
ちょっと虹の写真を撮りたくなりましたし、虹を見たくなりました。(小さい時に大きな虹を見たのが最後かも・・・。)
もう終わってしまいましたが、虹がテーマの写真をたくさん見れて良かったです。
コニカミノルタプラザって、無料で見れますから、新宿に買い物などで行った際は、寄ってみてはいかがでしょうか?
この後は、損保ジャパン東郷青児美術館に移動して<アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス>を見たのですが、そのことは、今度書きます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<フランスが夢見た日本-陶器に写した北斎、広重>を見た後は、常設展を見ました。
東京国立博物館 常設展
http://www.tnm.jp/
平成館の1階に常設展示で、8月31日まで<博物館の水族館>が展示してました。
本館で展示していた根付です。
あと、クリスティーズ?で落札された<大日如来>が展示されていましたよ。(たしか、10億円以上で落札?)
本館の写真に撮りました。
帰りには、ライトアップしていました。
今回も素晴らしい作品を見れました。
ありがとうございます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<レストラン ラコール>でランチをした後は、表慶館に移動して<フランスが夢見た日本-陶器に写した北斎、広重>を見ました。
東京国立博物館 表慶館 <フランスが夢見た日本-陶器に写した北斎、広重> 8月3日(日)まで
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=654
元絵になっている、北斎漫画などのパネルと一緒に陶器が展示しているので、どの部分が陶器に描かれているがわかる内容になってすし、本物の浮世絵や元絵となっている<北斎漫画>なども展示しています。(陶器だけの展示ではないです。)
セルヴィス・ルソーの作品。
<飾り鉢 花鳥図>・<平皿 雁に魚図>・<平皿 百合にふくら雀図>などが良かったです。
セルヴィス・ランベールの作品。
<楕円形皿 鶏図>は、若冲の元絵のようでした。<平皿 大根に鼠図>や、<平皿 鶏図>なんかは、可愛らしかったですよ。他にも、<深皿 翡翠図>や、<深皿 鯉図>など良かったです。
セルヴィス・ルソーとセルヴィス・ランベールの作品がありますが、私は、セルヴィス・ランベールの作品が好みのようです。
作品数は多いのですが、思ったより早く観終わりました。
この後は、常設展を見たのですが、そのことは、今度書きます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<対決-巨匠たちの日本美術>を見た後は、東京国立博物館内の東洋館別棟1階<レストラン ラコール>でランチをしました。
レストラン ラコール
食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13018428/
<ハヤシライス ¥1155>を食べました。
見づらいですが、ハヤシライスのルーのアップです。
美味しかったですよ。でも、ちょっと量が少なかったといいますか、もっと食べたかったです。
この後は、表慶館に移動して<フランスが夢見た日本-陶器に写した北斎、広重>を見たのですが、そのことは、今度書きます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
東京国立博物館へ行って<対決―巨匠たちの日本美術>を見ました。
東京国立博物館 平成館 <特別展 対決―巨匠たちの日本美術> 8月17日(日)まで
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=502
今回は、展示替えがあります。前期が7月27日(日)まで、後期が7月29日(火)~8月17日(日)まで(※作品によっては、1週間しか展示しない作品ありますよ)
対決と銘打っていますし、他の人のブログを見て、勝敗を付けていて面白いと思ったので、どっちがいいか私なりの判断で勝敗を付けてみました。
運慶vs快慶 運慶の勝ち
私は、運慶の<地蔵菩薩坐像>が好みのようです。力強い地蔵菩薩がいいと思いました。
もちろん、快慶の<地蔵菩薩立像>良かったですよ。
雪舟vs雪村 僅差で雪村の勝ち
展示している中で、雪村の<呂洞賓図>が良かったです。龍に乗っている呂洞賓がカッコいいんです。
雪舟の<四季花鳥図屏風>・<慧可断臂図>なども良かったですよ。
後期に雪舟の国宝<秋冬山水図>が展示されます。後期を観たら、勝敗がかわるかも・・・?
永徳vs等伯 引き分け
等伯の国宝<松林図屏風>と永徳の国宝<花鳥図襖 (梅に水禽図)>・<萩芒図屏風>が良かったです。
等伯の国宝<松林図屏風>には、構図や余白の使い方がいいなぁ。と思いました。
永徳の<萩芒図屏風>の芒(すすき)の屏風の部分が好きになりました。
等伯の<松林図屏風>・永徳の<花鳥図襖 (梅に水禽図)>を観たい方は、お早めに・・・。前期のみの展示ですよ。
長次郎vs光悦 光悦の勝ち
私は、勉強不足の為、陶器を良く分からないので・・・。でも、長次郎の<黒楽茶碗 銘大黒>好きです。←第1週のみの展示でもう観れません!
光悦の国宝<舟橋蒔絵硯箱>や、俵屋宗達下絵の<鶴下絵三十六歌仙歌巻>などが良かったです。
宗達vs光琳 僅差で宗達の勝ち
展示してある作品すべて良かったですが、特に、宗達の<狗子図>・<秋草図屏風>や、光琳の<菊図屏風>などが良かったです。
<菊図屏風>は、総金地に胡粉盛り(こふんもり)で、菊の花が盛り上がって観えます。宗達の<狗子図>の狗子(子犬?みたい)が可愛らしいですよ。
最終週の8月11日~17日のみ、宗達・光琳の<風神雷神図屏風>の対決があります!これは、必見ですよ。(でも、10月に開催される【大琳派展】でも展示されますが・・・。)
応挙vs芦雪 応挙の勝ち
ここの展示作品面白くていいですよ!
特に、応挙の<猛虎図屏風>と芦雪の<虎図襖>のトラ対決!!応挙のトラは、毛の質感がいいんです。モコモコしていて、触ってみたくなります。芦雪のトラは、今にも飛びかかってきそうですよ。しかも、顔より、手足が大きいのです。この対決はオススメですよ。
仁清vs乾山 仁清の勝ち
仁清の<色絵吉野山図茶壷>・<色絵鶴図香合>・<色絵若松遠山図茶壷>や、乾山の<色絵菊図向付>などが良かったです。
特に仁清の<色絵若松遠山図茶壷>は、地の漆黒がいいんです!解説には、仁清黒とも呼ばれているそうですよ。
円空vs木喰 僅差で木喰の勝ち
円空の<十一面観音菩薩立像>・<不動明王像>・<自身像>や、木喰の<普賢菩薩騎象像>が良かったです。もともと私は、木喰さんの優しそうな仏像が好きなので、この結果になりました。
若冲vs蕭白 僅差で若冲の勝ち
ここの展示もすべて良かったですよ。
特に、若冲の<仙人掌図群鶏図襖>・<石灯籠図屏風>や、蕭白の<群仙図屏風>が良かったです。
若冲の<仙人掌図群鶏図襖>は、鶏がいっぱいいて、しかも、ひよこまでいるんです。あと、珍しく正面から描かれた鶏がいましたよ。<石灯籠図屏風>は、石灯籠の部分が点描で描かれています。なぜ、石灯籠のみを描いたのか・・・?ほかは普通に描いているのに!!
蕭白の<群仙図屏風>は、ユーモラスで独特の絵です。仙人の衣も細部までキレイに描かれていますし、動物たちも鳳凰(朱雀?)、龍、カエルなどもいて面白いかったです。ちょっと、子供が怖いですけど・・・。
私の予想では、てっきり若冲の圧勝かと思いましたが、蕭白さん大健闘でした。
後期は、若冲の<旭日鳳凰図>が展示されます。これは、必見だと思います!!
大雅vs蕪村 蕪村の勝ち
蕪村の<鳶鴉図>が良かったです。鳶と鴉がカッコいいのです。(実は、私は鳥好きなので・・・。)
歌麿vs写楽 歌麿の勝ち
歌麿の<婦人人相十品。ポッピンを吹く女>・<当時全盛美人揃い>などが良かったです。作品名を忘れてしまいましたが、<から摺り?>←(うろ覚え)と言う技法を使っている物がありましたよ。輪郭線がない摺り方法です。
鉄斎vs大観 大観の勝ち
大観の<雲中富士図屏風>が良かったです。左隻?は、雲だけの大胆な構図でした。
後期に鉄斎の<富士山図屏風>が展示されます。後期は、富士山対決です!
この対決展は、すごくオススメですよ。会期末になると混雑することが予想されますから、行こうと思っている方は、お早めに・・・。
あと、閉館30分を過ぎると、第1会場内や、第2会場のはじめの方などは、空いていてゆっくり作品が観れましたよ。会期末は無理でしょうが・・・。
この<対決展>は、複数回見に行きました。
2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/039054e82fe7a2d5eab535fdf46d99b4
3回目、後期展示の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/acb0c22e4658f04a554189ae7ea06eae
この後は、東京国立博物館内の東洋館別棟1階<レストラン ラコール>でランチをしたのですが、そのことは、今度書きます。
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<黒田記念館>を後にして、旧岩崎邸庭園に行きました。
旧岩崎邸庭園
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html
この建物は、三菱創設者・岩崎家本邸で、ジョサイア・コンドルが設計した建物です。
建物内は、フラッシュもOKでしたよ
今回も写真でごまかした感じになりましたけど、旧岩崎邸庭園は、素晴らしかったですよ。
今回もたくさん良いものを観ることが出来ました。
ありがとうございます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<音音 上野バンブーガーデン店>でランチをした後は、黒田記念館に行きました。
黒田記念館
http://www.tobunken.go.jp/kuroda/
この黒田記念館は、木曜日と土曜日の13:00~16:00までしか公開していないのです。しかも、来週の10・12日以降は、神戸市立小磯記念美術館へ巡回展に行ってしまい、9月まで公開しないのです。
黒田記念館は、作品も建物の内部も写真OKですよ。(フラッシュはダメですよ。)
まずは、やっぱり<湖畔 (重要文化財)>ですよね。(モデルは、黒田清輝の奥様です。)
団扇のUPの写真です。
他にも気に入った作品を載せますね。
建物内もいいんですよ。
ちょっと写真でごまかした感じですが、黒田記念館は、無料で観れますから、上野へ来たら、ぜひ!
それから、暑いのに、旧岩崎邸庭園へ行きました。
旧岩崎邸庭園へ行く途中で、花や、動物を写真に収めました。
動物たち
咲いていた花
この後は、旧岩崎邸庭園へ行ったのですが、そのことは、今度書きます。
※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
黒田記念館などに行く前に、上野駅山下口からすぐの<音音 バンブーガーデン店>でランチをしました。
音音 上野バンブーガーデン店
食べログのページ
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13025377/
私は、<アボカドとぷりぷり海老丼 コーヒーまたは、紅茶付き ¥1000>をいただきました。
美味しかったですよ。
私はしなかったですが、プラス¥100で、コーヒーまたは、紅茶をアイスコーヒーまたは、アイスティーに変更できるようですよ。
この後は、黒田記念館に行ったんですが、そのことは、今度書きます。