※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
両国にあるお蕎麦屋さんの<蕎肆 穂乃香>でランチをしたぼくらわ 都営地下鉄に乗って 目黒に移動して 東京都庭園美術館で 7月3日まで開催していた<森と芸術 私たちの中にひそむ森の記憶をたどってみよう>を見たのだ
森に関するものが 約150点ほど展示してあって 主に版画や 写真 油彩などが展示していたのだ
その中で ぼくが気に入った作品を 数点ご紹介するのだ
1番良かったのわ 東京大学総合研究博物館によるインスタレーション <森のカメラ・オブスクラ>なのだ
入口入ってすぐの左側の部屋(旧第一応接室)に 小さい動物の剥製や 骨格とかの学術標本が小さな部屋にいっぱい飾ってあるのだ 秘密の隠れ家のようで面白い空間だったのだ
アンリ・ファンタン=ラトゥールが描いた<二人のオンディーヌ>わ キレイだったのだ
アンリ・ファンタン=ラトゥール独特の幻想的で淡い感じで描かれた妖精なのだ 凄く美しいので ちょっと意地悪されてもいいかもって思っちゃったのだ
エミール・ガレが制作した<風景文ランプ>の展示の仕方も良かったのだ
大食堂のローマ風の壁画の前にケースなしで展示していたのだ 壁にわ ランプの明かりが映り込んで より一層 空間を美しく見せてているのだ
この壁画の前に展示していたのだ(※以前 撮影したものなのだ)
ぼくらわ 東京都庭園美術館の絵画(版画)などがメインの展示を初めて見たけど やっぱり 作品が2割増しくらい キレイに見えるのだ そうじゃなくても 森に関する芸術作品が多くあって 結構面白いので 巡回先が お近くの方わ ぜひご覧くださいなのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
東京都庭園美術館 <森と芸術 私たちの中にひそむ森の記憶をたどってみよう> 終了しました
※終わってしまった展覧会なので、HPがないようです。
展示構成
第1章 楽園としての森
第2章 神話と伝説の森
第3章 風景画のなかの森
第4章 アール・ヌーヴォーと象徴の森
第5章 庭園と「聖なる森」
第6章 メルヘンと絵本の森
第7章 シュルレアリスムの森
第8章 日本列島の森
版画、写真、油彩などが150点あまりが展示していました。
気になる作品
40.アンリ・ファンタン=ラトゥール 二人のオンディーヌ
オンディーヌ(ウンディーネ)は、『北欧神話の水の精で、旅人を森にみちびいて迷わせます。美しく、ときには、意地悪で残酷な妖精たちでした。』と解説に書かれていました。
霧の中の森に幻想的で美しい2人の妖精が描かれている。このように美しい妖精に会えるならば、意地悪されてもいいかも?
58.ディアズ・ド・ラ・ペーニャ 森の中のジプシーたち
深く暗い森の中に、3人のジプシーが佇んでいる。深い色の森なので、ジプシーの衣服がより鮮やかで光を帯びているように見える。
63.カミーユ・コロー サン・ニコラ・レ・ザラスの川辺
森の空気感がいい。
75.ギュスターヴ・モロー 恋するライオン(原画)(『ラ・フォンテーヌの寓話より)
ライオンが美しい女性(女神?)にウットリしている。やはりモローの描く女性は美しい。
100.エミール・ガレ 陶製置物(ウサギ)
全身が灰色なので、ウサギの赤い目がより鮮やかでキレイに見える。
108.モーリス・ドニ 聖母月
白い花?の咲く木々のもとに白い衣をまとった聖母子や、村の女性たちが集まり、華やかだけど厳かな雰囲気の祭りが行われている。
ちなみに『聖母月』とは、5月のことだそうです。
235.東京大学総合研究博物館によるインスタレーション 森のカメラ・オブスクラ
美術館入ってすぐの正面玄関の左の[旧第一応接室]を使い展示。小さな動物の剥製、骨格標本などがたくさん飾っていて、秘密の部屋という感じで良かった。
他には、ギュスターヴ・ドレの<「赤ずきんちゃん」(『ペロー昔話集』より)>も良かった。
東京都庭園美術館での絵画(版画)メインの展示は、初めて見ましたが、やはり建物の効果でより作品が美しく見えました。特に<森のカメラ・オブスクラ>、モーリス・ドニ<聖母月>、アンリ・ファンタン=ラトゥールの<二人のオンディーヌ>の3点は、素晴らしかったです。
東京都庭園美術館での展示は終わってしまいましたが、福井と札幌に巡回するので、興味のある方は、ぜひ。
巡回情報
福井県立美術館 7月29日(金)~8月28日(日)
札幌芸術の森美術館 9月3日(土)~10月23日(日)
今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものを食べれて良かったです。
ありがとうございます。