どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『2回目の<ザ・ビューティフル>@ブロガー特別内覧会』なのだ

2014年03月11日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 三菱一号館美術館で 5月6日まで開催中<ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900>を 1度見ているけど もう1度見に行こうと思っていたし また タイミング良く 『ブロガー特別内覧会』があって 応募してみたら 抽選に当たったので 2回目を見に行ったのだ



ぼくも ゲストのシールを貼って えこうと一緒に 作品を見て回ったのだ



1回目に見た感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/f81258583c235196a713c303ba9e9973


※ブロガー特別内覧会なので 特別に写真撮影の許可を得て お写真を撮っているのだ

今回も ぼく(どるち)と作品を一緒に お写真を撮ることわ 出来なかったけど 美術館が閉館してからの 40人のみでの内覧会なので すごく快適に 鑑賞出来たのだ


お写真をいっぱい撮ったから 今回わ えこうの代わりに ぼくが感想を書くのだ


三菱一号館美術館 <ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900> 5月6日(火・祝)まで

http://mimt.jp/beautiful/




展示構成



「美術職人集団」

新たな美の探求

攻撃-「詩の肉体派」論争

遠い過去、遥かなる場所Ⅰ ジャポニスム

遠い過去 遥かなる場所Ⅱ 古代文化という理想

ホイッスラーとゴドウィン

ホイッスラーのエッチング

唯美主義運動とグローヴナー・ギャラリー

「美しい人々(上流人士)」と唯美主義の肖像画

「ハウス・ビューティフル」

「美術産業製品」-唯美主義のデザイナーと営利企業

オスカー・ワイルド、唯美主義運動と諷刺

「美しい書物(ブック・ビューティフル)」

唯美主義におけるデカダンス

輝かしい落日-唯美主義後期の絵画と「ニュー・スカルプチャー」

絵画 素描 家具 工芸 写真 書籍 宝飾品など 約140点を展示しているのだ


展示していた順番で ぼくらが気になった作品を 写真と一緒に ご紹介するのだ

エドワード・バーン=ジョーンズの作品<ヘスペリデスの園>なのだ



次の部屋にわ 3人の美女がいるのだ



左の作品わ ジョージ・フレデリック・ワッツが描いた<孔雀の羽を手にする習作>なのだ



真中の作品わ フレデリック・レイトンが描いた<パヴォニア>なのだ


解説にわ こう書かれていたのだ
『ラテン語の「パヴォニア」は、古くから美のシンボルとされてきた「孔雀」を意味する。本作品は、レイトンがローマで着手した作品群の中でも、ひときわ人を惹きつける魅力がある。しばしばモデルと深い仲となったロセッティとは対照的に、レイトンは、ローマ出身の官能的なモデル「ラ・ナンナ(ナンナ・リジ)」を、画家特有の冷めた目で見つめる、当時の人々は、ここに描かれた女性の迫力に圧倒されてルクレツィア・ボルジアを思わせるファム・ファタールの登場に動揺した。』

ぼくらが この展覧会をもう1度見ようと思ったのわ この作品に また お会いしたかったからだし 個人蔵のようだから これからも あまり見る機会わ ないと思うのだ 


右の作品わ ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティが描いた<愛の杯>なのだ


国立西洋美術館の所蔵で 今回わ 展示ケースの中に入っていたのだ 上のお写真だと ちょっと分かりづらいけど 金の杯や 蓋にわ ハートマークがいっぱいなのだ


3人の美女のいる展示室にわ このような作品もあったのだ

右側:ヴァレンタイン・キャメロン・プリンセプが描いた<アーイシャ>なのだ




これわ フレデリック・サンズが描いた<メディア>なのだ


美しいと思うんだけど 描かれた女性わ なぜか 怖い感じがするのだ

解説に書いてあったけど 『古代ギリシア神話で語られる魔女メディアは、凄みのある形相で、黄河滝を破滅させるために呪文を唱える。』と載っていたのだ


前回見た時も惹かれた作品で ローレンス・アルマ=タデマ<肘掛け椅子>なのだ



正面からだと 分からないんだけど 横や 後ろ側にわ アール・ヌーヴォーのような キレイな象嵌が施されているのだ



椅子の奥にわ アルバート・ムーアの2点の作品があるのだ


左側の作品わ <花>なのだ

背景の白い花わ 日本の花のように見えるのだ


右側の作品わ <黄色いマーガレット>なのだ

この作品わ 郡山市立美術館所蔵なので また 見れる機会があるかもなのだ


両方とも エドワード・バーン=ジョーンズがデザインした<ブローチ>なのだ



フレデリック・レイトンが描いた<母と子(さくらんぼ)>なのだ


この作品も 前に見た時 すごく好きになって もう1度 お会いしたかったのだ

この作品わ 女性が絨毯の上に寝そべっているのわ 日本人のぼくらからしたら 違和感わ 全くないんだけど 西洋の人たちが見たら ?って思うそうなのだ あと 母親の女性わ けだるそうな感じがからか ちょっと官能的にも 見えてきちゃうのだ


こちらの2点わ ともにジョージ・フレデリック・ワッツが描いた作品なのだ


左側わ <愛と死>で 右側わ <プシュケ>なのだ

左側の<愛と死>の解説の一部なのだ
『翼をつけた天使を象徴する「愛」が、巨大な「死」の容赦ない前進を押しとどめようとして、必死に戦っている』と載っていたのだ


これわ エドワード・バーン=ジョーンズ<室内履きのデザイン>なのだ



ここまでが 3階の展示で ここからわ 2階に展示していた作品なのだ


2階に下りて すぐに 暖炉などが展示しているのだ



ジョージ・C.ヘイテ<布地「こうもり」>なのだ


布地が「紋織サテン」だからか 見る角度によって 光が反射して 色が違う風に見えるのだ 猫みたいなこうもり ひまわり 鳥などが 交互に繰り返されるデザインとなっているのだ

真中の作品わ エドワード・バーン=ジョーンズのタペストリの<ポモーナ>なのだ


左側わ エドワード・バーン=ジョーンズ刺繍作品<弓を持ちハトの群れの下で子供たちに囲まれて立つアモル>下絵で 右側わ ウィリアム・モリス<タイル・パネル>なのだ



ジョージ・フレデリック・ワッツ<内奥の世界の住人>なのだ


色合いがちょっと暗くて ちょっと怖い感じもするけど 翼があるし 天使のようにも見えるのだ


両方とも シメオン・ソロモンの作品で  左側わ <パリサイ人の家にいるマグダラのマリア>で 右側わ <月と眠り>なのだ



最後わ 展覧会のポスターにもなっている アルバート・ムーアの作品<真夏>なのだ


解説に一部にわ こう書かれていたのだ
『鮮烈なオレンジ色の衣とマリーゴールドの花環は、真夏の灼熱を示唆する。情景は穏やかに静まりかえり、中央の女性はうだるような暑さのなかで眠り込んでいる。マリーゴールドは「悲嘆」の含意をもつため、その陰にはさらに深い意味が潜んでいるかもしれない。』

3人の女性が着ているオレンジの色が鮮やかだし ぼくらわ この作品が 静寂の世界の中を描いたかのように思えたのだ


ぼくらわ この展覧会を見るのわ 2回目だったし フレデリックレイトンの2作品<パヴォニア>・<母と子(さくらんぼ)>に また お会いできた ただ それだけで すごく満足なのだ

展覧会のキャッチコピーに『唯、美しく』と載っているし 美しくて 素晴らしい絵画や 工芸品などが展示していて オススメだと思うのだ

ブロガー内覧会を開いてくださった 三菱一号館美術館の方々 PR会社のウインダムさん 青い日記帳のTakさん ありがとうございましたなのだ



あと 三菱一号館美術館でわ 10000円で 1年間 本人と同伴者1名が 何度でも入館出来る 『サポーター制度』があるのだ

↓こちらのに サポーター制度の詳しいことが載っているのだ
http://mimt.jp/mss/


これから 三菱一号館美術館で これから開催する展覧会スケジュールを載せるのだ

ヴァロットン-冷たい炎の画家 6月14日(土)~9月23日(火・祝)

ボストン美術館 ミレー展-傑作の数々と画家の真実 10月17日(金)~2015年1月12日(月・祝)

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 ~アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから 2015年2月7日(土)~5月24日(日)


これらの展覧会が 見ることが出来るし 様々な特典もあるそうだし 検討してみてわ いかがでしょうか?なのだ 特にアート好きなご家族にわ オススメだと思うのだ


この後わ 新小岩で途中下車して ぼくらが大好きなラーメン(つけ麺)のお店<麺屋 一燈>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ