昨日からテレビのニュースでは、台風19号が日本各地に残していった
災害の様子を流し続けています。
福島、宮城、神奈川、栃木、埼玉で現在分かっているだけで
48人が死亡、16人が行方不明となっています。
心からお悔やみ申し上げます。
土曜日の深夜にずっと鳴り響くゴーゴーという風の音や、避難勧告を呼びかける
携帯からのアラームの音、遠くで走り回るパトカーのサイレンで不安なまま
朝を迎えた方は多いと思います。
私たちのお店がある川越市内でも、越辺川、入間川が氾濫して浸水した
地域がありました。
パンの販売に行くときに車の窓から見えるそれらの川は、台風前日までは水量が少ない
岸辺に緑をたたえた穏やかな風景でした。
でも昨日からテレビのニュースで見る川は茶色の濁流の、全く違う川に見えました。
この周辺には私たちと同じような作業所「けやき」の仲間や、いつもパンを
買って下さるお客さんの会社や住宅が広がっています。
どんなに怖い思いをされたのか、そしてこれから復旧に向けてどんなに
苦労されるのかを思うと、私たちのパン屋の全員の胸が痛みます。
いつもお世話になっている地域の方々へ、私たちが今、何をすることができるかを
みんなで考えたいと思います。