群馬独峰会活動日記

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北稜下降の手順

2011年08月09日 17時34分00秒 | 山行記
【北稜下降の手順】

中央稜終了点から北稜下降点までの間に右に行く踏跡があります。これは衝立岩正面壁終了点に続く踏跡ですので、間違えて進まないこと。

懸垂下降1ピッチ目にはしっかりした下降支点(ハンガーボルト)が整備されています。写真を撮り忘れました。

1ピッチ目を降りきったところ    2ピッチ目の支点
 

2ピッチ目を降りきったところ    3ピッチ目の支点
 

3ピッチ目を降りきったところ    4ピッチ目の支点
 

4ピッチ目は熊笹の中を降りていきます。人が入っていないため踏跡が消えつつありますが、流水溝が削れていますので見失わないように。
ロープはシングル(折り返して25M)で足ります。50Mを引っ張って降りると、ロープが絡まってどうしようもなくなります。

4ピッチ目を降りきったところ    5ピッチ目の支点
 

5ピッチ目の最後の部分は、上から見て左へ(降りながらだと、右へ)直角に曲がります。直進して草の中に突っ込まないように注意が必要です。

5ピッチ目を降りきったところ    6ピッチ目の支点
 

6ピッチ目は空中懸垂が含まれます。先頭で降りる人は積極的にバックアップを取りましょう。

6ピッチ目を降りきったところ    7ピッチ目の支点は撮影し忘れ。


フィックスロープを頼りに5Mほどトラバース後、7ピッチ目。このピッチも一部空中懸垂になるところがあります。

7ピッチ目を降りきったところ

ザイルは衝立沢の方へ垂れていますが、壁を降りきった後は矢印の方に進みます。なお、ロープを繰り出しながらトラバースしないと、衝立沢に引っ張り込まれます。

コップスラブ基部からαルンゼへ入るところも踏跡が消えています。

αルンゼから衝立前沢への踏み替え点(掠奪点)も少々わかりにくいです。

掠奪点よりαルンゼ


掠奪点よりβルンゼ


掠奪点よりγルンゼ


衝立前沢を下り、本谷出合手前の滝には懸垂支点があります。水量にもよりますが、クライムダウンも可能です。

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