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群馬独峰会活動日記

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明神東稜ラクダのコルまで 2011.07.15

2011年07月19日 21時27分07秒 | 山行記
【1日目】

朝の河童橋からいよいよスタート。


明神にて。右の出っ張りが長七ノ頭。その左上に向かって明神東稜。


明神橋を渡って右(明神池とは反対方向)へ、1~2分で左に入る道あり。
ロープの通行止めを振り切って進むと建物あり。その脇を左に行くとこの橋。


下宮川谷から右の枝沢に入る分岐点のペンキマーク。


このガレをトラバースすれば、ひょうたん池はもうすぐ。


右に長七ノ頭。コルにはひょうたん池。


ひょうたん池に着きました。登攀準備も含めて1時間ほど休憩。
クネクネした虫を除きながら池の水を汲み、ここでスーパーデリオスが活躍。


第一階段に向かって。この後とんでもないことが…

10m先の頭上で「ブフォ」という威嚇の声。
顔を上げて0.2秒後、思わず「うっわっーー」と大きな声を出してしまいました。
手を広げて大きく見せろとか、静かに後退りしろとかいうレベルの距離ではありません。

1秒後、後ろを向いて逃げ出してしまいました。そしてこける。こけたまま伏せる。

奴は私の左側(谷側)を駆け下りる。そして近寄ってきて、また「ブフォ」。
「怖い」とか「喰われる」とかは全く考えませんでした。ただただ「あっち行ってくれー」と祈るだけです。

念が通じたのか、多分1秒後ぐらいに奴は下に去っていきました。
気付くと顔からは血が…。メガネも吹き飛んで(バンドをしていてよかった)、フレームも曲がってしまいました。

しばらくぬぐっていると血も止まったので、この後どうするか考えました。
降りてまた奴と遭遇するのはいやだし、それならばこのまま進もうと決心。
ハーケンを鈴代わりにすることも思いつく。
それにしてもこの山行だけでなく人生が終わりにならなくて本当によかった…

気を取り直して、第一階段へ。
その2ピッチ目。第一階段は全体的にⅡ級~Ⅲ級程度か。


予定より2時間も多くかかってしまったので、ラクダのコルにて営幕決定。
すぐ近くに雪渓も残っており、水の心配もありませんでした。
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