星の海が似合わない
作 / nana℃
どんなに寂しい夜でも
じっと
耐えている
輝く宝石や空の深さがある
どんなに哀しくても
強さを放つ
青の鼓動や翡翠の微熱
たやすく
手に入るのならば
僕らが夢を見ることは
ないだろう
たやすく
抱きしめられるなら
僕らに宝物はいらないだろう
誰かが流した
透明な涙が
この空を渦巻くとき
見上げた天空の軌跡
燃え上がる残光
消えゆくシラベ
誰の空にも
誰の海にも
似つかわしい
愛
夢
銀河の瞳がある
たやすく
手をつなげるなら
星の海が似合わない
僕らは今日
生まれ変わることも
明日巡り逢うことも
奇跡とは
呼ばないだろう
プロフィール
名前:魔女っこ kirara・*★
性別:女性
現住所:大阪府
誕生日:09月22日
自己紹介:nana℃(ななど)といいます。
小説、脚本、音楽関係のお仕事などをしています。
一口メモ
現在、mixiの大人気者。nana℃さんの短編小説『ふたり』が、アメーバーブログで連載中です。とても、nana℃さんの作品の完成度は高く“人の心や魂の叫び”を訴える感動作品ばかりです。ぜひ、みなさんもnana℃さんの作品で、自分の流す涙の意味と心の温もりを再確認してください。
http://ameblo.jp/phoenix720/
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一口メモ
宇多田ヒカルというと、1stアルバムの『First Love』が、いきなり国内外で約1000万の超メガヒットになる売り上げをし、彼女がそれをきっかけに日本の音楽業界で神話的な存在になり、日本の音楽史上歴代1位のとなる超スーパースターになったことは、あまりにも有名な話です。しかし、彼女の本当の才能を開花させる基本は、彼女自身が幼い頃からアメリカンスクールに通い、唯一世界に通用する歌や映画づくりやショービジネスの本場であるアメリカで生活していた、“帰国子女”であったということではないでしょうか。そして、それが世界の音楽市場の厚い壁を突き破ると同時に、日本での“R&B”の彼女独特の“音楽の世界”を生み出し、超スーパースター「宇多田ヒカル」という、日本一のブランド名が創りあげられる、大きな要素になっているような気がします。