本日から、~これまでの心歌賛美歌~ 「アメイジング・グレイス108章」とは思考を変えて、『アメイジング・グレイス』の歌詞とその短編作品のストーリーを、愛や優しさ、家族、友達、夢などをテーマに分けて、日本で言い伝えられている人間が持つ煩悩を消すための108の鐘の音の代わりに、108の歌詞とその歌詞に合わせた短編作品をご紹介していきます。その第2回目は、当ブログで凄い感動と話題を呼んだ「かげぼうし」の第2話の 歌詞とその歌詞に合わせた短編作品のストーリーをご紹介します。この歌詞作品が私たち一人一人に問いかける、私たちが本来持つべき真実の“心と姿”を、みなさんにそれぞれにしっかりと感じ取っていただければ、本作品を書いている私自身にとっても大変嬉しいことです。
第2話-17 / テーマ 「愛」
アメージンググレイス・・・
人の命に 終わりがあると
神との それが契約(やくそく)なら
それが生まれて来た 人間(ひと)の運命ならば
今その瞬間(とき)を 精一杯
君が生きることが 一番の幸せ
「かくれんぼするひと、このゆびとーまれ!」
誠が、毎日の死の恐怖感から逃れるために、自分の命が残されたあと1ヶ月の間にやることを決めたのは、子供の頃からの夢だったアンデルセンやグリム童話のような、“童話”を書くことだった。
彼が選んだ題材は、いかに人間(ひと)の人生の運命がちょっとした選択の過ちで狂ってしまうかの、幸せと不幸の運命のターニングポイントを決めることをテーマにした「夢を売る少女」というタイトルの、ファンタヂックな童話だった。
「♪夢を売る少女」
淋しい人は この指とまれ
悲しい人は この指とまれ
この指は みんなを笑顔にする指だから
不幸な人は この指とまれ
貧しい人は この指とまれ
この指は みんなに幸せあげる指だから
この指は 人の運命を変える魔法の指だから
「死の世界って、一体どんな世界なのだろうね?」
「ただ、どんなに悲しいことや苦しいことがあったとしても、きっとずっと今よりは楽だとは思うけどね・・・」
「だって、今僕が受けている運命というか人生というか、の体罰より、死の世界が悲しみや苦しみだけの連続のところで、もしもすべて人にとって何の楽しみもない世界だったら、これまで何百年いや何千年に渡って、人から人へと語り継がれて来た天国や地獄の話だって、嘘だっていうことになるからね。」
これまで、どんな悲運の境遇に遭遇しようと、何とかそのたびに生きるための努力をして、その場その場を乗り越えて来た男の子だったが、さすがに我が子の死や妻がそのショックで重度の精神疾患を引き起こしてしまい、精神病院への入院することになってしまうという災難にあったとたん、もう自分自身が生きていること意味すら分からなくなり、今や完全に生きていることの重圧感に負けてしまいました。
その結果、自ら男の子が選んだのは、自分が命を絶つことでした。
そして、その思いは日増しに彼を死の方向に向かわせ、自分自身がどんな形で死ぬのが一番いいのか?あれやこれやその死の方法や死の世界のことを妄想させるようになりました。
とはいえ、男の子にはひとつだけ気がかりのことがありました。
それは、今自分が死ぬと誰が現在精神病院に入院している妻のことを、面倒を見るかということでした。
男の子は、それでも自分が死なない限り、どんなにこのままの状態でこの世界で生きていても、自分が幸せになることはないと思うようになっていました。
だから、男の子は着々と自分がどうやって死ぬべきか?その方法を雑誌やインターネットなどを使って調べていましたが、自分の中に死の恐怖より自分の妻に対する負い目があったために、なかなかその方法が決められずにいましたが、毎日毎日自分が買い物に行ったり銀行などに入ったりするときに通る鉄橋からいつも見ている、猛スピードで走行中の列車の中に飛び込めば確実に死ねると思い、その方法で自分が死ぬことを決めました。
そう決めた一週間後に、男の子は妻が入院する精神病院に行って、彼の姿を見るなり「私、早くこの病院を出たい・・・」泣きじゃくる妻に、「さようなら・・・」と男の子は最後の別れの言葉を心の中で呟き、その帰り道に駅のホームから猛スピードで駅のホームに向かって走ってくる列車の線路をめがけて飛び込みました。
ところが、ここでも不運なことに、彼が列車の線路をめがけて飛び込んだことで、その列車が通過した駅は大騒ぎになりましたが、何故か?彼は多少のかすり傷は負ったものの、たまたま線路に飛び込んだ際に頭を強く打って気を失っていたことが災いして、そのために体を何ひとつとして動かすことがなかったこともあり、列車と線路の数十センチの間の隙間に横たわっていた彼の体の上を、単に列車が通りすげて行ったというだけの結果になり、彼にとっては彼の自殺により交通機関の走行を乱したことで多額の賠償金を請求されることになっただけで、またしても彼の思いは叶いませんでした。
こうなると、もう死にまで見放された彼にとっては、生の世界も死の世界もすべて関係なく、悲しみや苦しみの世界ということになります。
次回につづく
友達大募集!!
今、当ブログ「おとぎのお家と青い鳥」において、かっちゃんやSeijiさん、atrasさんという素晴らしい3人のお友達が出来ましたが、そのほかにも彼らのような素晴らしい友達を募集しています。ぜひ、私と友達になってもいいという方は、気軽にご連絡(または登録)をください。
今、当ブログの人気作品~青春うたものがたり~「風のある町」が、あるアーティストによって歌われる話が進んでいます。もしも、その夢が現実化した場合には、ぜひみなさん応援してくださいね。
風のある町
風のある町を君と歩いたね 風のある町で君と話したね
(いつでも2人一緒に・・・Woo ooo)
今では何もかもが遠い日々の 記憶にかすむ出来事だけど
僕の生活(くらし)の中では まるで時計が止まったように
あの青春(ひ)の君が今でも なにひとつ色褪せもせず美しいままで生きている
歳をとったせいだろうか 意味もない自分探しをするのは
もう帰れないからだろうか あのときめきの青春(じだい)の瞬間(なか)には
心地よい陽だまりの中の 眠りから目覚めたら
何の輝きもときめきもない 時の流れに置きざりにされた僕がいた
風のある町を君は去って行った きっともう帰れないと知っていたから
(片道切符一枚で・・・Woo ooo)
知らず知らずにいつか 二人の間を急ぐように時間が駆け抜け
知人(ひと)を通して聞いてた 君の噂も聞かなくなったいつからか
あのまま君が生きていてくれたら 二人にとってどんな人生があっただろう
歳をとったせいだろうか こんなにも涙もろくなったのは
もう帰れないからだろうか 君と過ごした思い出の場所へ
どこまでも青く澄み切った 星空を見ていたら
子供のように夢を見る とても惨めな大人の姿の僕がいた
歳をとったせいだろうか 意味もない自分探しをするのは
もう帰れないからだろうか あのときめきの青春(じだい)の瞬間(なか)に
心地よい陽だまりの中の 眠りから目覚めたら
輝きもときめきもない 時の流れに置きざりにされた僕がいた
花鳥龍人の「開運!七福未来学」
「今のあなたの“心”は死んでいます。私にその“心”を預けてくれたなら、私は必ずその“心”を生き返らせて、あなたが向かうべき未来(運命)の針路を教えます。」この言葉の暗示と同じように、人の運命を自ら生み出した『七福未来学』でみなさんを幸福に導き、人の病んだ“心を健康”にする達人である花鳥龍人先生と直接話してみたい人は、下記の電話かメールまでご連絡ください。
1:電話番号
090-4681-3858
2: メールアドレス
hanatori@take4.co.jp
「七福未来学」解説
七福未来学とは?!
七福未来学とは、「陰陽五行」「四柱推命」をベースに、独自の星の組み合わせのバランスを体系化し、過去類を見ないほど精度の高い「持って生まれた性質性格・運命の波」を紐解く理論。
10年の歳月をかけ「持って生まれた宿命による星の性質」と「心理学」を組み合わせ理論として仮説を立て、その理論、延べ1万人に及ぶ鑑定結果のデータと統合し、完成に至った理論。
「七福」
七つの方向性から、一人の人間を分析し、様々な「持って生まれたもの」を明らかにする。
七という数字には、天地創造の7日間や曜日、またスピリチュアルの世界で言われる、人体には7つのチャクラがあるなどの言葉に代表されるように、7がそろうと全てを満たす「完全」を表す数字である。
七つの方向から人を紐解くことで、完全なる分析ができることになる。
心大楽の展開では、この7つに、七福神の意味を持たせた。
人は誰もが持って生まれた性質を持つ。
それが後天的に、どんな環境に置かれようとも変わらない法則。それを宿命と呼ぶ。命に宿るもの。これは生涯変わらない。
同じ親に育てられ、同じ学校に通い、同じクラブ活動にいそしむ兄弟の性格が全く違うことがあるのは、「持って生まれたもの」によるから。
この宿命を明らかにする理論である。
「未来学」
どんな環境にあるか、どんな教育を受けるか、どんな事象が心の中に入るかにより決まってくるものが、人の後天的な性質。これを、命を運ぶもの。すなわち運命と呼ぶ。
この運命から紐解く、後天的な人の方向性。すなわち未来の可能性をあぶりだす。それが未来学。
先天的なものと後天的なバランスをあわせて「その人」を見る。
それが「七福未来学」の理論である。