星になった少年 3

その3

～前回までのあらすじ～

少年はいつも思い描いていました。
輝きを失くした貧しい生活（くらし）の中で、空の星たちに泣き顔を見られるたびに、あの空の向こうに僕が夢見る幸せの世界があるんじゃないかと・・・・・
そんな少年の前に、それを、天から見ていた星の天子キララが、どういうわけか突如として姿を現しました。
そして、突然少年の前に姿を現すと、「君が、本当に私との３つの約束を守ってくれたら、君が望んでいる世界へ連れて行ってやってもいいですよ・・・」と、伝えました。
少年は、キララと約束の契約を交わすことに相当思い悩みましたが、「今の貧しい生活から抜け出して理想の世界に行けるんだったら・・・」と、そう心の中で計算すると、キララと３つの約束を守る契約を交わすことを決意しました。
その２つ目の条件は、少年が日頃から好意をい抱いている女の子の家に忍び込んで、彼女が可愛がっているウォルドルフ人形を盗んで来ることでした。
少年は、自分が大好きな女の子の家に忍び込んで、ウォルドルフ人形を盗んで来ることに対して、「それだけは、絶対に出来ない・・・」と前回の１つ目の条件以上に苦しみ悩みましたが、またしても「自分が理想の世界に行きたい・・・」行きたいという欲望に負けてしまい、女の子の家に忍び込んでキララに言われたように、ウォルドルフ人形を盗んで来ることを決意しました。

―ガチャン―

ドアが開かれたその瞬間でした。
「キャーッ！」
誰もいないと持っている自分の部屋の中に、少年が青ざめた顔をして立っていたので、女の子は思わずあまりの恐怖心で大声を上げて叫びました。
そして、少年はもう自分の顔を見られた以上、この場で自分が好意をい抱いている女の子を殺害して殺人犯になるか、それともこの場から今すぐ逃げ出してしまって、どこか誰も顔見知りがいない土地でひっそりと暮らすか、その二者選択をすることを余儀なくされたのでした。

結局、少年が選んだ答えは、まだ人間としての純真な心が残っていたこともあり、この場で女の子を殺害して殺人犯になるより、一刻も早くその場から逃げ出し、どこか誰も顔見知りがいない土地でひっそりと暮らすことを選びました。
少年が、女の子の部屋の中から夢中で飛び出し、町の大通りに向かって走って行ったその時でした。

―キ、キ、キ、キ、キーッ！―

―ドッスーン！―

少年は大通りに向かう角を曲がった瞬間、町の道路を猛スピードで走って来た白いワゴン車に、撥ねられてしまったのです。
「あ、あれ？」
「もう一人の僕が、白いワゴン車の前に血まみれになって倒れている・・・」
「どうしたんだろう？おかしいなあ・・・」
さすがに少年も、二人の自分がいてそのもう一人の自分が、白いワゴン車の前で血まみれになって倒れている姿を見たら驚き、躰が勝手に身震いするほど動揺しました。

「た、大変だ！若い男の子が車にひかれたぞ！！」
「は、早く救急車に連絡しろ！！」
「け、警察にも、れ、連絡しなくちゃあねえ・・・」

―ウゥウウー、ウゥウウー、ウゥウウー・・・―

―ピーポー、ピーポー、ピーポー・・・―

そのうち、少年が血まみれになって倒れている白いワゴン車の前には、すごい人垣が出来、救急車やパトカーが、すごいサイレンの音を鳴らしながらやって来ました。
「どうして、僕はここにいるのに、もう一人の僕が血まみれになって倒れているんだろう？」
どうやら、少年は白いワゴン車に撥ねられて、自分が死んでことに気付いていないようでした。
そして、今の自分がもう人間としての肉体を失ってしまった、幽体離脱者であることに気付いていないようでした。

君は知っているのだろうか？　本当の幸せがどこにあるのかを
君は知っているのだろうか？　幸せが不幸と隣り合わせにあることを
だから・・・自分の手の届かない幸せをさがすよりも
その目でもっと　今の君の心の中を覗いてごらん
その手でもっと　今の君の現実の姿に触れてごらん
その足でもっと　今の君の道を汗を流して歩いてごらん
そしたらきっと　本当の幸せがどこにあるかに気付くはずだから


※このウォルドルフ人形の画像は、「絵本の店・星の子」のご好意で使用させていただいています。
「絵本の店・星の子」ホームページ


http://homepage2.nifty.com/hoshinoko/

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星になった少年 2

その2

～前回までのあらすじ～

少年はいつも思い描いていました。
輝きを失くした貧しい生活（くらし）の中で、空の星たちに泣き顔を見られるたびに、あの空の向こうに僕が夢見る幸せの世界があるんじゃないかと・・・・・
そんな少年の前に、それを、天から見ていた星の天子キララが、どういうわけか突如として姿を現しました。そして、突然少年の前に姿を現すと、「君が、本当に私との３つの約束を守ってくれたら、君が望んでいる世界へ連れて行ってやってもいいですよ・・・」と、伝えました。

最初は、その見たこともない謎に包まれたきらびやかな姿を見て、自分の腰が抜けるほど驚いた少年だったが、「今の貧しい生活から抜け出して理想の世界に行けるんだったら・・・」と、そう心の中で計算すると、キララと３つの約束を守る契約を交わすことを決意しました。
少年は、自分が理想の世界に行くためのその２つ目の条件として、キララに少年が日頃から好意を持っている女の子の家に忍び込んで、彼女が可愛がっているウォルドルフ人形を盗んで来るように言われました。
少年は心の中で、「それだけは、絶対に出来ない・・・」と苦しみ悩みましたが、またしても「自分が理想の世界に行きたい・・・」行きたいという欲望に負けてしまい、女の子の家に忍び込みウォルドルフ人形を盗んで来ることを決意しました。

ある日の日曜日、少年は女の子が住んでいるアパートの花壇の陰に身を隠し、女の子が外出するのをじっと待ちました。
そして、女の子が外出すると、たまたま開きっぱなしになっていた風呂場の窓から忍び込み、女の子の家の中に入りました。
だけど、いくらどこを探しても星の天子キララが話していた、ウォルドルフ人形は見つかりませんでした。
それもそのはずです。ウォルドルフ人形は女の子が自分で可愛がっているぶん、いつも一緒に持ち歩いていたからです。
少年が、「いったいウォルドルフ人形はどこにおいてあるんだろう・・・」と、考え込んでいるうちに、すっかりと時間が経ってしまい、女の子が用事をすませて外出から帰ってきました。

―ガチャン―

ドアが開かれたその瞬間でした。
「キャーッ！」
誰もいないと持っている自分の部屋の中に、少年が青ざめた顔をして立っていたので、女の子は思わずあまりの恐怖心で大声を上げて叫びました。
「も、も、もしかして、あなたはＡくん」
女の子は、ガタガタと声を震わしながら尋ねました。
どうやら、少年が女の子に好意をい抱いていたように、女の子の方も少年に好意をい抱いていたようで、少年のことを知っていました。
「ど、ど、どうしてこんなことをするの？」
「・・・・・」
少年は、女の子に自分の顔を見られて名前を呼ばれたとたんに、頭の中が真っ白になりどうしていいのか分からなくなっていました。
そして、もう顔を見られた以上、この場で女の子を殺害し殺人犯になるか、それともこの場から今すぐ逃げ出してしまって、どこか誰も顔見知りがいない土地でひっそりと暮らすか、その二者選択に思い悩みました。


人は子供の頃から　夢に誘われ
人は子供の頃から　夢の世界に旅に出る
そして　見知らぬ人生という線路を
今日も歩きながら
いつか　心も身体も子供から少年へ
そして　大人になっていく
夢は人に　希望と愛を贈り
夢は人に　絶望と悲しみをもたらす
それは　夢が
人の天使と悪魔のふたつの顔を映し出す　心の鏡だから・・・

※ウォルドルフ人形は、ルドルフ・シュタイナーさん（クロアチア出身）のユニークな教育思想を背景に生まれた、人形とだと言われています。その後、スェーデンのカーリン・ノイシュツさんが「LEX MED MJUKA DOCKOR/ぬいぐるみ人形とあそぼう」を著述してから、世界各国で広く一般にも知られるようになりました。

※このウォルドルフ人形の画像は、「絵本の店・星の子」のご好意で使用させていただいています。



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星になった少年 1

その1

いつも、少年は思い描いていました。
希望の灯りを失くした貧しい生活（くらし）の中で、空の星たちに泣き顔を見られるたびに、あの空の向こうに僕が夢見る幸せの世界があるんじゃないかと・・・・・

―泣き虫で弱虫な自分がいつも君のそばにいる以上、君が想像（思う）ような幸せの世界なんか何処にもないのですよ―

それを、天から見ていた星の天子キララは心の中でそう呟くと、どういうわけか？急に地上に舞い降りて来ました。
そして、突然少年の前に姿を現すと、「君が、本当に私との３つの約束を守ってくれたら、君が望んでいる世界へ連れて行ってやってもいいですよ・・・」と、伝えました。
その見たこともない色とりどりのきらびやか光を体中から放ち、真っ白い羽の付いた衣装を身に付けて、金色のリンクが頭の上に浮かんでいるキララの姿を見た少年は、最初は腰が抜けるほど驚いて後ろ向きにひっくり返ってしまいました。
だけど、「今の貧しい生活から抜け出して理想の世界に行けるんだったら・・・」と、そう少年は心の中で計算すると、キララと３つの約束を守る契約を交わすことを決意しました。
少年との約束の契約を交わすと、キララは少年に対して３つの大きな課題を与えました。

その１つ目の条件は、自分が働いているパン工場から毎日１０日間パンを盗んで、町の地下街や公園で寝泊りしているホームレス（浮浪者）の人たちに、そのパンを分け与えることでした。
それは、さすが悪いことではないのかと少年は悩みましたが、自分が思い描いている理想の世界に行けるという欲望についつい負けてしまい、キララとの約束どおりに毎日パン工場からパンを盗み、町の地下街や公園で寝泊りしているホームレスの人たちに、分け与えることにしました。
その結果、ホームレスの人たちはたいへん喜んでくれましたが、パン工場は大きな損害を受けました。

その約束が終わる日に、再びキララは少年の前に姿を現し、少年に尋ねました。
「君が、私と約束を交わし今日までやって来たことは、きっと君は自分が思っている理想の世界へ行くためにやったのでしょうけど、それは君にとって良いことだと思うか、悪いことだと思うかどちらですか？」
少年はかなり躊躇いましたが、「それは、人として正しいことではないかもしれませんが、自分が理想の世界に行くためには仕方ないことです・・・」と、答えました。
「・・・・・」
 

キララは、その少年の言葉に何の答えを言うことはありませんでした。
そしてただ、２つ目の条件を言い渡しました。
その２つ目の条件は、少年が働くパン工場の近くにあるケーキ屋さんで働いている、少年が好意もい抱いている女の子の部屋に忍び込んで、彼女が可愛がっているウォルドルフ人形を盗んで来ることでした。
「えっ！ぇっ、ぇっ、ぇっ・・・」
少年は星の天子キララの言葉を聞いて、もしかして一瞬聞き違いではないかと思い、再度彼女に尋ねましたが、それは聞き間違いではありませんでした。

悲しいからって　メソメソしないで
苦しいからって　他見をしないで
どんなに笑っていても　どんなに威張っていても
人は誰でも　人間(ひと)である以上
悲しいことや苦しいことが　あるんだよ
君と同じ空の下で　生きているんだよ
だから頑張らなくちゃ　君の未来を決めるのは
他の誰でもない　君自身だから



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地球の涙 ～トトの不思議な夢～ 最終回

 最終回

それから、地球や太陽がトトの夢の中に現れることは、二度となかった。

ただ、トトが地球が真っ赤な涙を流して泣いていたり、太陽が赤い顔をより赤くして怒ったりしている不思議な夢を見てから、百年以上が経った未来の世界でもまだ人間は相変わらず、自分たちの私利私欲のために戦争をして互いに殺し合ったり、自らの身勝手な主張や経済活動のために、無造作に自然破壊をしたりすることを止めていなかった。

そしてその結果、皮肉にも地球は我が子である良識に欠けた人間たちの手によって、森林破壊よる洪水や崖崩れの発生。

フロンガスによる地球温暖化やオゾン層の破壊。

環境汚染による水質汚染や土壌汚染・・・など。

もはやもうまったく回復が見込めないほどに、躰全体に大規模な精神的ダメージや傷害を受けて、自らの生命を危機に晒さざるを得ないほどの瀕死状態に追い込まれていた。

さすがにそうなると、太陽の立場にしたらいくら可愛い我が子たち（人間）でも、その目に余る身勝手な行為を許すわけには行かなくなっていた。

父親である太陽が、母親である地球が泣いて止めるのにも耳を貸さずに、とうとう最後の怒りを大爆発させて、母子ともども自分の体内に丸ごと呑み込んで溶かしてしまい、天罰として地球と人間を始めとする地球上のすべての生物を消滅させたのは、それから間もなくのことだった。


その最後の瞬間を迎える地球の目には、我が子（人間）たち人類が絶滅する最後の姿を哀れんで、あの日トトが夢で見た時と同じ真っ赤な血のような大粒の涙が、ひっきりなしに溢れ出ていたという。



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地球の涙 ～トトの不思議な夢～3

 第3回  

「けしからん奴等め。ワシの忠告をさんざん無視して、悪いことばかりしおって・・・」
「今度こそ、きつい天罰を下してやらんとなあ・・・」
「だけど太陽さん、悪いことばかりしている人間だけじゃないよ・・・」
「良いことをしている人間だって、いっぱいいるよ・・・」
「それは、おまえが決めることではなく、ワシが決めることじゃ・・・」
「そんなの、太陽さんだって自分勝手すぎるんじゃないの・・・」
「それじゃ、太陽さんだって悪いことをしている人間たちと、ちっとも変わらないじゃないの・・・」
「な、なに！お、お前は、ワ、ワシが、間違っているとでもいうのか！」
トトの言葉に、太陽の怒りは頂点に達すると、今度は赤い顔が以前にもまして、まるで真っ赤に燃えている火の玉のようにさらに赤くなり、頭のてっぺんから白い煙が吹き出した。
そして、その怒りの瞬間とほぼ同時に、大きな岩のような手でトトの躰を鷲掴みにした。
「うわっ！く、く、苦しいよ～」
「お前なんか夢の中（世界）に閉じ込めて、一生出られなくしてやるからな！」
「そ、そ、そんなのずるいよ。ただボクは、本当のことを言っただけじゃないか！だ、だ、誰か助けて～」

トトが大声を上げて、助けを呼んだまさにその瞬間だった。
「あ、あなた、お止めになって・・・」
「お、お前・・・」
そこに現れたのは、半年ほど前にトトの夢の中に現れて、忽然と姿を消してしまって以来、まったく姿を見せることがなかった地球だった。
「その子は、あなたに対して自分が思っていることや感じたことを、ただ素直に話しただけじゃないですか・・・」
「逆に、あなたに対してあんなことが言えるなんて、その子は本当の純粋な心の持ち主で、私たちの子供（人間）たちの行く末のことを案じているから、あなたにああゆうふうに真実のことを話したんだと思いますよ・・・」
「そ、そぅかなあ・・・」
「お前が、そこまで言うのなら仕方がないなあ・・・」
「許してやるとするか・・・」
太陽はそう照れ臭そうに呟くと、大きな岩のような手で鷲掴みにしていたトトの躰を、今度はさっきまでとは違って、ゆっくりと労わるようにして道端の上に手放した。
そのとたん、トトが地球に礼を言う間もなく、またしても地球と太陽の姿は忽然として消えしまい、どこを見回しても見当たらなかった。

 
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地球の涙 ～トトの不思議な夢～2

第2回  

「我が子たちが、むやみに自らの私利私欲のために、未だに戦争をして殺し合ったり、いつの間にか古代から動植物や自然と共存することで、自分たちの生活のバランスが保たれて来ていることを忘れてしまい、多くの我が子たちが自らの能力の進化と共に自分たちの都合に合わせて自然を無造作に破壊したりしているから・・・」
「とうとう、お父さんが怒ってしまったのよ・・・」
「太陽さんが怒ったら、どうなるの？」
「・・・・・」

地球は、何かに怯えるかのように急に躰全体がガタガタ震えだすと、再び口を閉ざしてしまった。
そして、突然トトの前から慌てるようにして、スーと姿を消してしまった。
「地球さん！地球さん！ちょっと待ってよ～」
「話しの途中でいなくなるなんて、ずるいよ～」
地球がその後、トトの夢の中に現れることは、もうその日以来二度となかった。

それから半年ほど経った夜のことだった。
トトは、また不思議な夢を見た。
今度は太陽が、ブツブツ独り言を言いながら、物凄く赤い顔をして怒っている夢だった。
「太陽さん、太陽さん、どうしてそんなに怒っているんですか？」
トトが太陽に向かってそう尋ねると、太陽はギョロリとした大きな目ん玉を剥き出しにして彼を睨み、「小僧、ワシに何か用か・・・」とそっけない態度で返事をした。

ただ、トトが半年ほど前の夜、不思議な夢を見たことを話し始めると、興味を持ったのか？！太陽は彼の話しを腕組みをして聞き始めた。
ところが、いざその話しが人間が自らの私利私欲ために、互いに戦争をして殺しあったり、自らの都合で自然を無造作に破壊したりして、いわば人間が自分を産んでくれた母親とも言える地球を傷つけている話になると、またまた太陽は赤い顔をさらに赤くして、前にも増して大声を張り上げて怒り始めた。 


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地球の涙 ～トトの不思議な夢～1

   第１回

ある夜トトは、不思議な夢を見ました。
その夢は、トトが住んでいる地球が、真っ赤な血のような涙を流して泣いている夢でした。
チョット怖かったけど、すごい興味があったので、トトは地球にその訳を聞いてみることにしました。

「あのう、地球さん、地球さん・・・」
「シクシクシク・・・」
「どうして泣いているの？」
「シクシクシク・・・」
なんど声を掛けても、地球は泣いているばかりで、何も応えてくれなかった。
トトは、地球が何も応えてくれずにあんまり泣いてばかりいるので、ついつい声を掛けづらくなりどうしたらいいのか躊躇しました。

でも、やっぱり気になったので、少し時間を置いてから、また声を掛けてみることにしました。
初めは、突然地球もトトに声を掛けられて、なんだか自分でも戸惑っている様子でしたが、今度はその理由を教えてくれました。
その話の内容は、トトがこれまで一度も聞いたことがない、とても不思議で怖い話でした。
「我が子たちが、自分勝手であまり悪いことばかりするので、お父さんが怒っているの・・・」
「我が子たちって、誰のことなの？」
「トトくんたち人間のことよ・・・」
「えっ？！」
 「じゃあ、お父さんって？」
「太陽のことよ・・・」
「我が子たちは、地球にトトくんたちの先祖である人類が誕生して以来、長い時間を掛けて何が良いことか悪いことかを、きちんと学んで来ているはずなのに・・・」
「今も同じ過ちを繰り返しているから、それが、お父さんの怒りに触れてしまってね・・・」
「ふ～ん？」
ただ、まだ小学校三年生のトトには、正直に言ってかなり地球の話している意味が分からないことが多すぎて、ちょっと地球の話をすぐに理解するのは難しすぎました。
でも、とても興味あったのでそのまま地球の話を聞くことにしました。

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Happy birthday Beyonce 3

今日9月4日は、私が心から愛し尊敬する世界が「伝説的なディーヴァ」と認めた、アメリカが生んだ21世紀を代表する最も偉大なアーティスト、ビヨンセ（Beyoncé）の誕生日です。

私自身、この21世紀で最も偉大なアーティストと自負するビヨンセに出会えたその喜びを、今日という日のビヨンセの誕生日を機に当FacebookやGoogle＋、Twitterで世界のみなさんに伝えると共に、これまで私がビヨンセに送ったメッセージを彼女の関連Photographと一緒に世界のみなさんにご紹介して、ぜひとも本当のビヨンセが持つ人間として魅力の生の姿の「愛」と「優しさ」と「温もり」などを、直にご覧になって頂こうと思っています。

Dear Beyoncé♥


ビヨンセ、「I Have a Dream」（私には夢がある）という言葉と共に、アメリカ合衆国における人種間の平等を訴えて、ワシントンDCへの20万人デモにより公民権法を勝ち取ると同時に、アフリカ系アメリカ人の公民権運動の指導者として自らの命と引き換えにしてまで、人種間の差別の平等の歴史を築いて来たキング牧師（マーティン・ルーサー・キング・ジュニア）の軌跡に、明日あなたは何を見ますか？

Dear Beyoncé♥


今日、1958年8月29日はこの人類の聖地である地球上に、20世紀で最も偉大な一人の音楽家が舞い降りた日（アメリカインディアナ州）です。

彼は、もとギターリストだった父親の一本のギターとの出会いを機に、着々とその音楽家としての才能を花開かせて行き、わずか11歳で彼が歌う「I want you back」があのビートルズのヒット曲「Let It Be」を抜いてヒットチャート全米1位になり、いつしか彼は全米NO1の音楽家になっていました。
そして、その後も彼は次々にヒット曲を世界に向けて送り出し、いつしか彼はアメリカに愛され世界に愛され、そしてビヨンセに愛され彼女が最も尊敬するアメリカが生んだ人類史上最も成功したエンターテイナーと称される、２０世紀最大の世界のスーパースター王冠を（King of Pop）を手にしたのです。

その人物の名は、マイケル・ジャクソン（Michael・Jackson）。

今日8月29日は、そのマイケル・ジャクソンがこの地球上に舞い降りた日です。

Happy birthday Michael
Happy birthday King of Pop

Dear Beyoncé♥


歌には、国境がありません。

愛には、国境がありません。

そして、ビヨンセにも国境がありません。


それは、ビヨンセが世界が認めた「歌」と「愛」の聖者だからです。

Dear Beyoncé♥


─ MADE IN AMERICA ─


この言葉が、２１世紀の世界のアーティスト界の中で最も似合うのは、ビヨンセ以外誰もいないでしょうね。
それが証拠に、ビヨンセのことを世界が「最も才能に溢れたシンガーソングライター」だと認めているのは真実ですからね。

Dear Beyoncé♥


Made in America Festival


それは、イソップ童話やグリム童話、ディズニーランドのように子供と大人が一緒になって楽しめる、エンターテイメントと感動がいっぱいのファンタジックワールドです。

Dear Beyoncé♥


この時、まだ名もない笑顔のこの女の子は、自分のこれから出会う自らの将来にどんな夢を描いていたのでしょうね。

◇記事案内

ビヨンセの「Happy birthday　 Beyoncé♥」の記事紹介の第１回目につきましては、次のアメーバーブログでお楽しみください。

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Happy birthday Beyonce 2

今日9月4日は、私が心から愛し尊敬する世界が「伝説的なディーヴァ」と認めた、アメリカが生んだ21世紀を代表する最も偉大なアーティスト、ビヨンセ（Beyoncé）の誕生日です。

私自身、この21世紀で最も偉大なアーティストと自負するビヨンセに出会えたその喜びを、今日という日のビヨンセの誕生日を機に当FacebookやGoogle＋、Twitterで世界のみなさんに伝えると共に、これまで私がビヨンセに送ったメッセージを彼女の関連Photographと一緒に世界のみなさんにご紹介して、ぜひとも本当のビヨンセが持つ人間として魅力の生の姿の「愛」と「優しさ」と「温もり」などを、直にご覧になって頂こうと思っています。

 

Dear Beyoncé♥

ビヨンセ、「V Festival!」が世界に伝えるものってなんですか？

「慈愛」ですか？

「幸せ」ですか？

「平和」ですか？

それとも・・・「喜び」ですか？「怒り」ですか？「哀しみ」ですか？「楽しさ」ですか？

あなたの歌とメッセージで、ぜひその答えを教えてください。

Dear Beyoncé♥


ビヨンセが、世界人道の日(8 月 19 日)に子ども大統領の応援に駆け付けてくれたことはとても強力な支援となると思いますが・・・

 「What do you think the world needs more of?」

わずか３０文字たらずのこの言葉が持つ意味が世界の人々に向かって伝えるメッセージの重さは、もしかしたら地球と同じくらいの重さを持っているかもしれませんね。

Dear Beyoncé♥

世界は、あなたの「愛」を必要とします。

世界は、あなたの「優しさ」を必要とします。

世界は、あなたの「温もり」を必要とします。

世界は、あなたの「真心」を必要とします。

世界は、あなたの「夢」を必要とします。

世界は、あなたの「希望」を必要とします。

世界は、あなたの「笑顔」を必要とします。

世界は、あなたの「喜び」を必要とします。

世界は、あなたの「楽しさ」を必要とします。

世界は、あなたの「幸せ」を必要とします。

世界は、あなたの「平等」を必要とします。

世界は、あなたの「平和」を必要とします。

世界は、あなたの「勇気」を必要とします。

世界は、あなたの「生活」を必要とします。

世界は、あなたの「祈り」を必要とします。

そして、世界はあなたの「歌」を必要とします。

Dear Beyoncé♥

ビヨンセ、この人間社会でどんな高価なものよりも、世界で１番の宝物って知っていますか？

それは、子どもの『笑顔』だと言われています。




Dear Beyoncé♥


このふたつ男女の両手が、空に向かってしっかりと力強くひとつになって重なり合っているということは、このふたつ男女の両腕には二人の深い愛情と、二人の未来の大きな希望が表現されている気がしますね。

Dear Beyoncé♥

 

この両手に持たれている真っ赤なハートは、おそらくまったく汚れていないと「妖精が見える」という逸話がある、子供のハートではないかと思いますね。その証しに、この真っ赤なハートは太陽の陽ざしを受けて、その美しさが何倍にも増していますからね。

追伸　ちなみにビヨンセ、ハートは一般的には人間の「心臓」を意味しますが、現在のハートの形の原型が生まれたのはドイツだそうです。そして、ハートにはその色の違いによって、真実かどうかは別にして次のようなさまざまな意味があるそうです。

濃い赤 = 願いが叶う、赤= 恋愛成熟 、濃いピンク= キスできる 、 ピンク = 新しい恋 、黄色 = 楽しい恋 、黄緑 = 新しい出会い 、虹色 = 何でも叶うなど

Dear Beyoncé♥


ビヨンセ、「BRAZIL」にはこれだけビヨンセを夢中にさせる、いったい何が存在しているのですか？それは、BRAZIL自体がビヨンセに教えた人道的ものですか？
それともそれは、逆にビヨンセ自身が求めている愛や歌や情熱や幸せや希望などがBRAZILにはあるということですかね。

Dear Beyoncé♥


この、「シンデレラ」などのイソップ童話やグリム童話のようなファンタヂックの世界を、見事なまでに歌とパフォーマンスと映像で現代の世界に甦らせて、そのストリーをエンターテインメントとして描写して行く製作技術は、さすがに世界が認めたビヨンセならではのアーティストとしての才能ですね。