彼は30代半ばで始めたガソリンスタンドの経営に失敗
新しく始めたレストランの経営がやっと軌道に乗った頃一緒に働いていた息子を亡くし、さらにレストランが火事に
その後、独自のスパイスと調理法で作る料理を考え出し経営を立て直すが、お店の近くに建設されたハイウェイで車の流れが激減。ついに彼はレストランを手放すことになる
彼の手元に残ったのは1台の車だけ
ただそんなどん底の中でも自分が開発したスパイスと調理法を教えるフランチャイズビジネスの原型となる事業を思いつく
その時彼の年齢は65歳。車で生活しながら全米を回り売り込みを続ける。その結果最初に契約をもらったのは1010人目だった
彼の作ったフランチャイズビジネス「ケンタッキー・フライドチキン」は現在世界80カ国に1万店舗以上展開している
その人の名はカーネル・サンダース
「情熱思考 夢をかなえた45人の物語」