だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

台風20号とアロアロ

2018年08月24日 | 日々の暮らし
幼い頃の我が家は、屋根は茅葺、ガイジンさんが言うところの「木と紙」でつくられた家そのものだった。

しかも台風の通り道

南大東島に台風発生!なんてアナウンサーが叫ぶと、父は、それっとばかりに、雨戸を締め、その上から×点の板を取り付けて、来る台風に備えた。

雨戸と言う雨戸は全部開かないので、家の中は、真っ暗。灯りと言えば、唯一ろうそくだけだった。

停電なぞ当たり前の時代で、頼みの綱のラジオも聞こえたり、そうでなかったり。

遠くから、強力なほら貝を吹いているような風の音が、ひたひたと忍び寄ってきて、我が家の真上で必ず大渦を巻いて去っている(ような気がした)天井のあちこちから雨漏りがしてきて、鍋釜総動員して受けた。

翌日何事もなく晴れ渡った空、なーんだ、あれって夢だったんだと思ったら、現実は厳しい。

屋根の萱が10円ハゲのように飛んでしまっている。父が梯子をかけて少しづつ治して行く。

ことほど左様に、田舎に居る時の台風は物凄く恐ろしいものだった。

でも、大阪に来たら「姉ちゃん、台風やて、早よ家帰って寝えや」と、およそ「恐怖感もない、のんびりした顔で言うのである」

ほんまかいな。台風って、ここではその程度なのかとびっくりしたが、その通りだった。それが結婚を決める決めてであった(お父ちゃんゴメン)

それにしても、昨晩の台風は久しぶりに強風だったな。我が家が震度3程度揺れたもの。
ふくちゃんが、「おかあちゃん、怖いでちゅぅ」と首ったまにしがみついたもの。

それでも、泣くほどの被害もなく、日本海に抜けなさったわ。

今朝、水やりをしようと、玄関を出たら~~~~



咲いてた♪  何時の間に♪  ああ、でも一日の命なのね、たんと見てあげるね。それとも人魚姫の尻尾と交換してもらうかい?なら2,3日は安泰なんでしょ?

これがたった一日でダメになるって、、、かみさまぁ~