何せ、一日中うとうとするばかりのぺこちゃんなので、何もトピックスが無く、中々登場する事が無かったけれど。
もう14歳になった。目はかすかに濁り、白内障が進んでいるのが分かる。ヒトは手術が出来るけど、ワンの白内障手術は残念ながら無いので、このまま進行するにまかせなくてはいけない。
今年最年長だった、めーぷるさんが18歳で大往生した。彼女も目は真っ白で、5キロだった体重が2キロしかなかった。しかし、最期は聴診器で鼓動を聞いていたのだけれど、一度も苦しむことなく、大きく深呼吸して、心音が止まった。
いい最後だった。
ぺこさんは、病歴は殆ど無い、健康そのもののワンコさんで、手術と言えば、避妊、婦人科系全部そして、3年に一度の歯のスケーリングだけ(にしても多いかなあ)
今回は、ほっぺたが膨らんで来て、「おたふく風邪」みたいな顔になったので、先生に診てもらったら、これは歯槽膿漏から来ているのだとか、もう14歳だから、麻酔から覚めなかったらアカンから手術したくないけど、この腫れは、下手すると、先住犬のワンコさんのように、頬が破裂して、顔の毛皮が見事にぶらんぶらんになって、びっくり経験があるので、二の舞はイヤヤと思い切って手術をした。
朝連れて行って、昼食の休憩時にちょこちょこっと手術して、帰宅。日帰り手術でんな。
術前は、まだ犬歯が健在だったので、年ではあるが、めっちゃ若く見える。これで14歳だもの。
しかし、術後、ぐったりして帰宅。奥歯全部と、犬歯も2本抜糸して、右と左に1本づつの犬歯のみになってしまった。
でも、犬は噛み砕いて食べず「丸のみ」するので、歯が無くてもいいのだそうだ。そうなんや・・・
しかし、歯が無いと言うことは、実は「口の中に納まっているモノ」が出てしまうって事なんだな。
どうしても、舌の先っちょがぺろんと出ている。
ふむ、、これって、ヒトでも歯が無くなれば、舌が出るのかな?なった事が無いので、分からないのだけど。
術後食べない、飲まないになったらどうしましょと案じていたら、何の何の「痛かった歯及びホッペ」が良くなったからか、以前より食欲旺盛になった。
ぺここそ、典型的なスタイルのミニチュアダックス(4,8キロ)である。10年間、我が家の末っ子として猫可愛がりされてきた。
そこへ、登場した「豆台風フク」我が家のニンゲン皆フクを溺愛する。当然ぺこは面白くない。で、フクが嫌い。でも、フクはぺこちゃんが大好きなの。
年上のオネエサマは、時々いい臭いをしてるんだもの、ぐふふ・・・というフクのオトコの本能がそうさせるのか、嫌われても、噛まれても、いつも側に居る。もう2匹しか居ないのだから、もっと仲良くして貰いたいんだけど。