幼い頃、田舎に住んでいた。私の町の移動は、専らバスと電車だった。
それも、一時間に1本ないしは、2時間半に1本とか。乗り遅れる事は大変な事だったので、早め早めに家を出たものだ。
それも、駅まで子供の足で徒歩30分なんてザラで、どうかすると遠足位歩いたものだった。
今は違う。どこへ行くにも車で家から目的地迄、飛行機でいうと「直行便」である。
昔人間から見れば、随分と便利な世の中になったと思うけれど、ちょっと前に産まれた子供達には、それが当たり前なんである。
現在緊急事態は解除されたものの、大阪人は疑り深いようで「解除?ホンマイカイナ」と土曜日だと言うのに、街は変わらず閑散としている。
でも、どうしても買いたい物があり、毎日仕事が無くて、作業場をうろうろしているだけの熊さんに、車で送ってもらった。
顧みれば、4月は一度も給油していないとか・・・げ・・・我が社ほんまに崖っぷち?
目的地まで15分位、買い物をレジ籠に入れ、レジの列に並ぶ。もう解除されているのに、相変わらず2m間隔で並ぶ。
習慣とは恐ろしいもんでんな。
今日の買い物は、DIYとダイソーが一緒になっている巨大ショップだけれど、大抵のものが揃うので、お気に入りなのだ(安いしね)
あっちでこれを、こっちでこれを、ついでに、二階に行ってあれをと品定めして、漸く車に乗り込む。小一時間うろうろしていた(と思う)
帰宅したら、もう少しでお散歩の時間、しかし、気づいたら、ふくらはぎから下がじんじんしている。
「フクちゃん、ちょっと待っててね、ママ少しだけ横になるわ」と言いつつ、クッションの上で横になると、両足の下全体の血流が流れているのが分かる。ジンジン来た来た~~~じゃないけど、歩きすぎたのかなあ。
そのままうとうとしてしまい、がば!と起きたら、散歩の時間はとうに過ぎてしまい、相変わらず足が痛いし、だるい。
このまま公園に行くパワーがエンプチーな私。
フクに謝りたおして、本日は臨時休業である。
そして、買い物から帰ってもう6時間になるのに、まだ足が半分痺れたみたいな、こそばゆいようなヘンな感じ。
明日は整体に行くハメになるのかなあ。こういう時「家にマッサージチェアがあったらなあ」と思うのである。