今週は(あれ?先週やったか)一週間目を瞑って過ごす事が多かった。
ちょっとお疲れムードだったし、「こりゃ”コロナばい”」と懸念しておったからだ。
でも、SNSで色々チェックしていても、コロナで病院に運ばれる人は、余程重篤な人で、私のように「空咳が出る。偏頭痛、耳鳴り、時々目の前にきらきらしたガラスみたいなモンが見える、呼吸が上手く行かない、気にして深呼吸しないとふら~っとなっちゃう」なんてのは、まだ、コロナどころか、風邪にもかかってへんような気がする。
血圧は、190を超えると、何となく分かってきた。兎に角頭回りが賑やかになる。偏頭痛、耳鳴りだって、耳元で鈴を100個位ならされる感じ、目はチカチカするし、動機も早くなり、手足の先は氷のように冷たいのに、顔は「できそこないのおてもやんみたいに真っ赤」になるのだ。
こんな状態で病院へ行って、どうしてくれるだろう。血圧なんて、ごそ~っと下げた所で、結局「血の巡りが悪くなるだけ」だし、咳込むのだって、背中さすってくれるだけちゃうやろかと愚考する。
そこで、頭元に「飴ちゃん大量に用意し」次々舐めていた。これは喉の粘膜保護のつもり。
咳は出るもんは出るし、痰も出る。痰ってウイルスと白血球が戦った死骸の数々と聞いているので、迷わず外へ放り出す。
後は口をゆすいで、横になり、冷えピタ貼って、ゆーっくり腹式呼吸、USBで使える小さな加湿器を付けて、アイマスクをして、とろとろと寝ていた。
一日中「バッハ」を流している。これが一番落ち着くのだ。
夢みたり、起きたら忘れてたりと、あまり熟睡はしていなかったけど、ベッドの隅に亡夫が亡くなった時着てた大島紬の着物を着て腰をかけて、こちらを向いてにこにこしている。言葉は発しない。
「何してんの~?」と聞いても、黙ってにこにこしているばかり。しかも、結婚した当初の顔だから、若い。
私はすっかりオバアサンになったのに、人って死んだら年取らないのかな。早くそばに行きたいけれど、まだ私にはフクがいるので、もうちょっと待って欲しい。
こんな毎日を過ごしていると、起きると、体がスライムになったみたいに、力が余計入らないし、片頭痛が消えない。
最近年齢の近い方が、どんどん亡くなられて行くので、私も少々気味が悪い。このまま出来る事が少しづつ減って、走れない、ジャンプ出来ない、4回転ルッツが出来ない(あ、こりゃ最初から出来ないけど)と、少しづつ人生の下り阪を下りて行ってるのかな。
出来れば、ゆるりゆるりと行きたいものだ。
はっ、その前に、私のガラクタ(大量の毛糸に布きれに・・・)をきちんと片づけないと、死んでも死にきれんわ~。