YOUTUBEの「TAKU-音 TV たくおん」というサイトをご存じですか?
ま、私も昨日迄は、存じあげなかったのですが、何と言おうか、「素敵な音を出すピアニスト君」なのですよ。
フォロワーも18万人と書いてあるので、きっと「知らないのは私だけ」かもしれません。
昨日YOUTUBEうろついていて、彼のサイトをふらりと覗いて、ちょっと・・・指の使い方、それと彼のくったくのない笑顔に思わず午前2時迄、動画を見ちまったのです。
何でも音大を1位(2位?)で卒業した天才君らしいんですが、きっと「ええとこのおぼっちゃま」だろうなあという雰囲気を醸し出しておられて、ストリートピアノで世界中の人を魅了している様子。
でも、どこのレストランでも、オファーしたら、弾かせてくれるかっちゃあ、そうでも無いようで。
「だめだ!」と言われる事もあるのに、そう言われても、ニコニコと「ああ、オッケー」なんて言って、食事はきっちり頼んで、さっと引き上げるスタイルのようです。
で、今彼は、ウイーンに留学していて、ストリートピアノマンやってるらしくて、クラシックからスーパーマリオ迄、難なく弾いちゃうのです。
彼は、日本語で「え~、今日はウイーンに来ております」と言ったんだけど、そこで、あれ?と思った私。ウイーン??
数年前、私はイタリアのルッカと言う村の一流シェフの「イタリアン料理1か月特訓」を受けておりました。
そこは、ルッカの山の頂上にある、300年前に建てられたお城で、土地は「そこら辺からあこら辺まで(1万坪位?)城付きで300万円」なる、ホーンテッドお城で寮生活でした。
平日は毎日クッキングでも、土日はお休み。
丁度良い事に、お隣のオーストリアの首都ウイーンで、お気に入りのイルボーロのコンサート」が開催されるのを知り、ルッカの隣ピサからウイーン迄の直行便のチケットを取ったら、数時間で行けるので、まずコンサートチケットをゲットして、ピサ迄タクシーで行きまして、、、
エアポートの切符売り場みたいな所で、「ウイーン迄一枚ぷりーず」と言ったら、係員が、怪訝な顔をして、
「ういーんって何処?そんな街は無いわ」と言いやがるんですの。
「何ですて、お隣の国の首都でしょうが!」と日本語ならすらすら出るんですけどね、英語であれこれ言っている間にウイーン行きは出発しちゃいました。
係員が「ういーん?ういーん・・・・ああ、あなた、『ヴィエンナ』に行きたいのね」と漸く分かってもらえた時は、時既に遅しで、ヒコーキ飛んじゃったのであります。
ここで、カウンターを蹴っ飛ばしたら、きっと新聞種になるだろうから「大和撫子空港で大暴れとかね」そこは静かに「何としても今日中にヴィエンナに行きたいのですが」と言ったら、PCカチカチ叩いて「オッケー、座席があるわよ。すぐ乗りなさい」と言われ「ぐらっちぇ~~」とゲートに走りましたの。
あれ?タークッシュエアラインて??
私は「トルコ行→トランジット→ドイツ→トランジット→ヴィエンナ」という、地図で見れば、「ルッカからヴィエンナ迄5センチ位」の所を、トルコに行って、ドイツに行って、漸くウイーンに辿り着いたのであります。
予定では、昼過ぎに到着でしたが、到着したのが午後8時位だったかな、移動するだけで、ヘトヘトになりまして・・・
それにしても、「ウイーン」って世界共通語じゃないの?あちらの人は何故「ヴィエンナ」と言うの?
未だに訳分からんのであります。オーストリアに旅行に行かれた皆様、「オーストリアの首都はヴィエンナです」ってレクチャーされましたか?私は、未だに全世界の人の80%は「ウイーン」だと思っていると思うのですが、私が「間違ってます」カシラ?