8日安倍元首相が、お亡くなりになられて以来、ブログを書いたり、消したり、ため息をついたり、ご飯粒を落としたりと、やる事なす事上手く行かない。
そんなんだから、編み物なぞする気力もなく、散歩も早々に切り上げ、テレビを見ると落ち込んでしまう。
それでも、日は過ぎて行き、今日は週に一度の整体の日である。
大体毎回「肩こりマックス」だったり「腰痛で動けない寸前」で飛び込むのに、今日は、どっこも悪くないのである。
この数日、編み物もしていないし、連日テレビをぼんやり見ていただけだったな・・・
整体の先生は、40歳をちょっと超えた年齢で、有名アスリートのケアをされるという、私には勿体ないような技術をお持ちである。
先生には小学高学年のお子さんがいらっしゃるそうで、そのおぼっちゃまが、
「最近、ずーっとしょんぼりしているのですよ」
「まあ、ご心配ですねえ。学校で何かあったとか?」
「それがね、『安倍首相が亡くなったのが悲しい』としょげているのですよ。何故なら、ボクが小学校に行くようになった時、日本の首相になられた人やからって言うのですよ」
その言葉を聞きながら、又涙が出てくる私。うつ伏せていたので、顔に敷かれたタオルで拭いちゃったけど。
まだ生まれて10年も生きていない子供でも悲しんでいるこの大事件。
「日本の政治家の死」に対して、これほど沢山の国の要人から弔電或いは弔問を受けた人って他にいるだろうか。
本日私もテレビ越しではあるが、手を合わせて「悔しくてたまりません」と心の中で泣いた。
合掌