だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

私の教育は間違っていた?

2017年02月21日 | 日々の暮らし
「這えば立て、立てば歩めの親心」という俳句?があるが、言いえて妙である。

今は、産まれる前から何でも分かるが、私が出産した頃は、エコーとかレントゲンなんてものは無く、医者だけが分かるトイレットペーパーの芯みたいなのを私のお腹にあてて、医者だけが心音を聞いて納得していたんだもの。

なので、勿論産まれる迄性別はおろか、大きさも分からない。全ては産まれてからのお楽しみという状態だった。

産まれたら、真っ先に聞くのが「男ですか?女ですか?指5本ありますか?」だったなあ。。。。

退院してからは、まず病気に気を付け、食事に気を付け、怪我をしないように、でも男の子らしく育って欲しい。
嘘をつかない、挨拶はきちんとするなんて、細々した事を教えたつもりであった。

私の教育のお蔭か?はたまた本人の性格なのか、反抗期が無かった・・・・息子大学生の時夫が死亡、私一人で会社経営は難しく、大学を中退させて「にわか社長」となり、年上の荒くれ職人に手を焼きながらも、特にグチもこぼさず、あっと言う間に20年である。
長かったような短かったような。。。酒も飲まず、タバコも吸わず、ギャンブルしない所は夫そっくりである。

働き者なのも夫似だな。

「ねえねえ、もしも、ロト宝くじで10億当たったらどうする?」
「そうやなあ・・・10億かあ。もし、当たったとしても、今迄通り仕事するやろな」

「え”~~!一生遊んで暮らせるで~」

「それは・・・あかんで、退屈する」「ちっともせえへんで。おかんやったら、ハワイにコンドミニアム買うやろ、で、ハワイ半年日本半年で暮らす。そんであっと言う間に10億パーやわ」

「ボクは、10億やったら、貯金しといて、今と変わらず働くで」
「あらま~、あんた働くのん好きなん?」
「嫌いじゃないなあ」「ふ~ん・・・・」


で、今日、ちょっと用事があるので、息子に乗せて貰う事になった。後部座席に座ったら、エンジンをかける前に息子のケータイが鳴った。

息子、ちょっと待ってなと言いながら車外へ。何となくステアリング辺りを見ていたら・・・・



お守りが目についた。あらま、新車だから、お守り買ったのかね?「交通安全」のお守りなのかな?でも老眼なので見えない。

よくよく近くに寄って見たら、



ですってあ、あんた!働くのん苦じゃないって言うたやん。おかんは、あんたに「嘘ついてはいけません」って教えたやん?おかんの教育ちっとも浸み込んでないのね

あ~あ、子育てって何なんだったんだろう(遠い目


最新の画像もっと見る

コメントを投稿