靴下編み機三台目

かれこれ10年位前、ebayで、ほんまもんの、200年前の靴下編み機をbid!

 

でも、流石に、古すぎて使いこなせなかった。

 

その後、それを基にした編み機を発見したものの、「日本にゃ、送らないわ」と書いてあり、欲しいが勝って、ハワイの友人宅迄配送してもらい、日本へ連れて帰った。

 

使い方に慣れるに従い、不満が、ポツポツと出てくる。

 

頼りになるのは、youtubeだけなので、私が、疑問に思っている所は、なかなか解決しない。

 

「若くないオバハンの悩み」は、解決することなく、編み機は、オブジェと化して行った。

 

その時、それを解決してくれる編み機に出会ったのである。

 

「日本の機械編み機を無理矢理筒にしました！」なる風合いで、「これだ！」と一瞬で閃きましたの。

 

アメリカの北、マサチューセッツにある会社にメールして、「そちらの編み機は、日本に送ってくれるか否か」と尋ねた所、「喜んで」と返信があり、狂喜乱舞したのは、昨年の今頃だったかな。

 

で、オーダーしてから、半年後にやってきた編み機。

 

おお、なる程、こうなっとるのかとあちこちいじりながら、カスタマイズした。

 

よって、実際は、こんな感じ（ごちゃごちやは目を瞑って下さい）

 

ヤーンマストをebayで取り寄せ交換（香港から、日本製のブラザーの部品取り寄せるなんてね、、、）

 

丸い黒い玉は、仕事しないので、インチサイズのボルトに交換。

 

一個売り出来ないって、一ダース買ったのよ、一個しか要らないのに（泣)

 

で、今シルク100%の糸で、サマーソックス量産中。

 

 

市販のシルクのソックスより、シルクの糸の方が、高いなんて、「フザケンナ」と思いつつ、クランクしております。

 

YouTubeでは「circular sock knitting machine」で全世界のソックニッターさんの動画が見られますが、殆どが一番普及しているであろう「タプレット状の物で一目ゴム編みをする編み機」で、これは、、私はどうしても制作できなかったのであります。

 

何故「直角に交わる針でゴム編みが出来るのか？」動画では皆さんいとも簡単にやってのけるけど、それできませんから！お皿に乗せた針は、すぐに浮いて、目が落ちるんです。

 

「ドロップステッチ地獄」ですよ、ホンマニ。

 

絶望しながらも、よろよろとネットサーフィンした結果、漸く私と同じ編み機を所持されている方の動画に出会ったのです。

それが、

「TheColoradCranker」素早い手先で、ちゃっちゃと編む手元しか見えないけど、ステキなおば様だろうなと妄想しちょります。

 

あの人の使っているツールが欲しいなぁ。

 

あんなに上手になる迄あと何年修業せなあかんのやろかと、ため息が出ます。