月曜日の朝、歯磨きをする為に大きく口を開けたら右の頤の所が痛む。丸で「おたふく風邪」にかかったみたい。
「そんな昔の事覚えているの、嘘やろ?」と思うでしょう。違うのです。
私は20歳頃小児科に勤めていて、その時患者さんから「おたふく風邪」を貰ったのです。
それはそれは見事な「満月顔」になりまして、唾液がじゅるじゅると出ると激痛が走るのです。
そこで、家で布団に丸まって寝ていたら、母が「お腹が空いたろう」と「きゅうり巻き(わさび入り)」を買ってきてくれて、一口食べた後悶絶した、マジで頭の中がバクハツした思いでした。
なので、「おたふく風邪の症状」には詳しいのであります<(`^´)>
それに近い疼痛が右耳の下、まさに耳下腺の奥辺りで感じるのです。ツバを飲みこむのも痛い。
あたた・・・体の中、特に耳ら辺に何が起こっているのでせうか?
次第に右ほっぺも膨らんできて、見た目が「出来損ないの御餅」みたいに、右だけぶよんとしています。
娘もびっくりして「夜はお粥」昼間は「ゼリー」口を開けても痛いので、ストローですが、「ゴックン」すると痛い。
さてどうしましょう。医者に行く?何処の?内科だったら通院している所だからいいけど、他は知らないし。
耳鼻科?もう何十年も行ってないわとヒエピタを耳下に貼って、左半身を下にして、うとうとしていたけれど、段々腫れも大きくなり、食事も飲みこむのに難儀するので、思い切って医者に行く事にしました。
それが「木曜日」だったのです。息子にお願いしてアッシー君になってもらって、馴染の内科へ急ぎます。その時痛みはマックス。車が少しバウンドしたら、耳側が「ぎぎぎぎぃぃん!」と痛むのです。
ああ、ひょとして、これが悪性の何かであって、どっかの大きい病院に回されて、検査の結果家族に「残念ですが、後数か月しかもちません」なんて言われたらどうしよう。
まず部屋の片づけかなと思ってましたら、なんと「木曜日は定休日」だったのでおま。
でも痛くてそれ所じゃありません。内科の窓ガラスにカーテンが閉まっていて、シーンとしていたのを見て、
「廃業したのか!?」と思った位ですから。
息子もぶすっとして帰宅。「ごめんね、休みを忘れとったわ、明日行くからね」
「明日は仕事で行かれへん」「あ・・・そ・・・いいよ~、バスで行くから、あははh」と気の無い作り笑いをしてベッドに潜りこみました。
耳の側で血流がどくどくと流れる音が聞こえるんすの、(つд⊂)エーン
私明日迄保つかしらんと、すっかり気も弱くなりまして、静かなクラシックなぞを聴きながら寝てしまいました。
明日こそ病院へ行こうと思いながら・・・・・
翌朝(金曜日)起きたら「痛みが無くなっていました」まるで引き潮みたいに。ツバを飲みこんでも痛くない。口も開けられる。なにより朝ご飯が普通に食べられる。
となるとあの4日間の激痛は一体何だったのかしら。何より「当たり前にご飯が食べられて、当たり前にお喋りが出来る」ってなんて素晴らしい事だろうと、今頃感激しとります。
結果的には 結果オーライですかね
でも 身体のどこかでも痛いと
辛いですよね~
とにかく ご飯を食べて
体力回復に おつとめくださいませ (≧▽≦)
トクベツに何かした訳でもないし、いつもの平穏な日常だったのに。
朝起きて、普通にパン齧る迄わからなかったのですよ。
娘が「お母さん、ほっぺたが片方だけぶるんぶるんしてる!」と目を真ん丸にして言うので、鏡を見たら、「出来損ないのオタフク」みたいになっちょりました。
いや~マジで4日間痛かったです。何が良かったか悪かったか、訳わかりません。
これからも、どっかこっか悪くても1週間は辛抱しなくっちゃと決意しましたぁ。