海辺の町から

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又魚釣りをして下さい

2022-01-06 11:47:34 | 日記

  蝋梅が雨に打たれて


  セージも


  ステックセニョールを収穫せねば 
  

雨の中朝の定期船に乗られたFさん
暮れの手術予定をお正月自宅で過ごしたいと希望され明日の手術に向けて海辺の町を後にした。
紆余曲折あったけれどどうにか手術が出来る手はずになり
海辺の町の自治会が身元引受人となり夫が保証人になり此処までこぎ着けました。
一人暮らしのFさん胃壁まで癌が湿潤してステージ4 
手術よりホスピスを紹介されたらしいけれど
以前夫が大腸癌の手術をしたときの執刀医に巡り会い
夏からの放射線療法に薬物療法に向き合って来た結果がん細胞が少し小さくなって
手術が出来る見込みになったとか
手術前に手料理を食べて欲しいと思い暮れにはお節を詰めて
昨日は鯛のお刺身にアラの煮付け カマスの野菜盛りだくさんの南蛮漬け勝男菜の胡麻和え
キュウリと若布とチリメンの酢の物ブロッコリーとゆで卵の鰹節を加えたサラダを詰めて

Fさんは中学校の国語の教師だったので良く本を読んでおられた。
身体を壊され海辺の町を選ばれたのは魚釣りをしてノンビリ暮らしたかったのだとか
各地で災害が起きるとクラウドファンデングで寄付をされておられ
珍しい裾わけを戴いておりました。

もしもの時の献体もされ 半年の命の保証を医者から伝えられ
命の区切りをされると言うことは辛いだろうけれど
半年生かされたと喜んでいる姿に安堵したのです。
明日の手術の成功を祈って息子はお札を買い求めていました。
明日は氏神様に頭を垂れてこようと思っています。