
雲の多い朝だった

昨日の雨で潤った菜園 400本の玉葱苗を全て植え終わった
女性達が声を上げている 無理難題では無いのに。
世界中でイスラム教徒の占める割合は20億人という 世界人口の占める割合では25%で
その半数は女性である。
ドキュウランドへようこそ「それでも日は昇る・パキスタン女性達の行進」を観た。
女性の社会進出が進むにつれ差別や暴力に曝されるパキスタンの女性達が
正当な権利を求めて声を上げだした。
2018年パキスタンの3つの都市の女性達が通りに集まり市民権を行使
それがオーラトマーチ(女性の行進)という。
2019年には各地に波及して大きな流れになっていた。
家長制度の厳格なイスラム社会にあって上位には年長者がいて 男性が女性に服従を求める権力が強い。
女性の権利を求めて声を上げたジャーナリストが名誉殺人で夫に殺害されたり
5歳の少女が性的暴行を受け遺体を焼かれゴミ捨て場に遺棄されたりとお咎めは無い。
正当な権利を求める女性達の行進の主催者には神への冒涜罪(死刑に相当)の容疑が掛けられている。
安寧をもたらすはずの宗教は 世界中に紛争を巻き起こし
時々の人間の解釈によって宗教が利用され アラーの神はどう思うのだろうか。