海辺の町から

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春の足音

2021-02-08 19:31:27 | 日記

  海は大時化です


  岩牡蠣もグリコーゲンが乗ってきました


野暮用で街まで出掛けました。
息子に頼まれていた木槌を持って行くのを忘れていることに夫が途中で気付き
頼まれていたことすら忘れている私です。
朝から海は白波が立ち大時化になっています。
遠くに長く伸びた半島には風車が10数基林立
澄んだ日には眺めることが出来るのです。
魚類の養殖が盛んになり豊かさが増すにつれ若者が戻り
高齢者で占められていた島が活気づいてきています。
それでも時化た冬の島の生活は相変わらず不便さがついて回ります。

昔島では鼠が異常発生し鼠の駆除に様々な方法が試され
ねずみ取り器に始まって殺鼠剤にそのうちに天敵のイタチや猫と
次々に手を打ってきたけれど
昭和30年代鰯漁の不漁と共に浜から人々が消え
食糧の無くなった鼠たちも数十㎞の海を渡ったという
吉村昭の「海の鼠」という本に取り上げられていたけれど
最近は鼠を見なくなって久しい。

春植え野菜の畑作りをする人達で賑わってきました。
そう言えばホームセンターに沢山の種が ボチボチ動き出しましょうか。





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2 コメント

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Unknown (e29012h)
2021-02-09 09:27:59
おはようございます。
パニックは読んだことがなかったですが
ベトナム戦争を思い出します。
政治に関心を持ち始めたきっかけでも有ったような気がします。
沢山のエッセイを読みましたが余り覚えておりません
いざよいさんの記憶に脱帽するばかりですが書き留めておかれるのでしょうか
今芥川賞の推し燃ゆを読んでいるのですが脳にスムーズに入る本とそうでない本があり
勝手に選別され(笑)時代を感じてしまいます。
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おはようございます (いざよい)
2021-02-09 08:33:38
岩牡蛎がおいしそうですね。
ははは、息子さんに頼まれた品物を忘れたことも忘れていたんですか。
私も時々ありますよ。(笑)

吉村昭の「海の鼠」は宇和島でしたね。
人間の無力さを感じた、印象深い小説でした。
開高健の「パニック」も鼠の大量発生を書いていますが、吉村昭とは違った視点でおもしろかったです。
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