連日の雨雲に雪雲 寒い朝です
ヒマラヤ未踏峰への挑戦 野村良太のヒマラヤ日記を観た。
野村良太は北海道を南北に貫く分水嶺(稜線)ルートの連続踏破を
成功させて植村直己賞を受賞したのは知っていた。
その彼がヒマラヤ未踏峰ジャルキヒマール(6473M)に挑戦した彼の日記だった。
SNSの呼びかけで集まった4人が仕事を休み1ヶ月半という期限付きの未踏峰登山に挑戦した。
にわか作りの隊員 思いはあっても技量は其処まで感じ取れなかった。
半世紀近く前ジャヌー北壁未踏峰ルートに挑んだ山岳同志会小西政継の講演会を京都で聴いた。
登頂記録も未だに目に焼き付いている 今回は次元が違うとみていた。
野村良太は高い山を知らないが故に高度順応に苦労し
力量の異なった4人が体調不良と悪天候に悩まされ一人がクレバスに落ちるという
様々な困難に遭遇する事態となった。
彼の日記には
「命を掛けて未踏峰に挑む覚悟を本当に持っているだろうか。どれだけ好きだとしても
夢中で登って儚く散って好きだったからそれで良しとはとても思えない」と続っていた。
「次の何かをしたいときの確実に土台になる」とも
何事も経験に裏打ちされた土台が根っこに無ければ打ちのめされるだけで
撤退を下した判断は正解で命を粗末にしてはいけないこと学んだろう。
こちらは晴れている時間も少しあって、
昨日よりは暖かな日和です。
「ヒマラヤ未踏峰への挑戦」は、見ていませんが。。。
少し前だったでしょうか?
それとも随分前?
「北海道を南北に貫く分水嶺(稜線)ルートの連続踏破」のNHK放送を観た記憶があります。
忘れっぽくなった私ですが。。
「すごい人が居るんだ!」と感動したことを思い出します。
女性の助け支えがあったことも印象に残っています。
女性も男性も凄い人が居るんだと。。
たんたんと毎日を過ごしながらの私ですが。。
やはり、「儚く散って好きだったからそれで良しとはとても思えないどんなときにも
」
と綴られたように
みなさん、どんな時も命は大切にしてもらいたいです。
今の人は感情よりも冷静沈着な行動をしていますね。
あの時代変に尖っていました 安直な考え方に抗って弱さを見せたくなかったと。
山に向かう姿勢もそんなだったと思います。
素直さが無かったのでしょうね。
燻り続ける思いとは裏腹に残念ながら身体が追い付いて行かなくなりました。
粗末にするものでは無いですね命を。