大師堂横に植えられている満開の梅に鶯が
御大師様を祀っています
頂き物のはるみ 今が旬です
今月は大師堂当番の私です。
朝から着替えをして気持ちを新たに大師堂のお掃除に行ってきました。
四国は御大師様信仰が根付き海辺の町にも脈々と息づいています。
山中の難所や崖の近くに八十八体の御大師様が点在し
心の拠り所として先人が御大師様を担ぎ上げたのです。
山の中に点在する御大師様を一番から八十八番まで
お参りするには健脚が要求され一日がかりとなりますが
四国八十八ヶ所は簡単にお参りすることもできなかった昔
御大師様と共に寄り添っていたかったのだと思います。
藩領だった海辺の町は400年以上も昔最初に入植した土地で
一番の札所になっているのです。
大師堂の掃除を終え欲張りな願い事と世の安泰を願いました。
空海の言葉に
澗水一杯 朝に命を支え
山霞一咽 夕に神を谷う
大自然の中に身を置くと無垢になれるという
海辺の町の大自然の中で此から先も生きていこうと思いながら・・
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