折々の紀

折々に飲む酒の話をメインに日々の備忘録・メモ。

パナマ 「カジェホン農園 ゲイシャ」 を味わう

2016年04月25日 09時11分24秒 | 珈琲
パナマ 「カジェホン農園 ゲイシャ」ハイロースト

楽しむにはあまりにも希少すぎて、高価でしたが、今回購入してもよいかなと思える価格に。


開封と同時にその香りにびっくり、曳いている間には更に華やかな花の香りがただよう

低温で淹れたときの酸味の強さ、通常温度で淹れたときには、その微妙なこくや酸味の変化にただただ驚くばかり!



<カジェホン農園について> 堀口珈琲HPより

1年前、カジェホン農園を訪れたスタッフは栽培風景をみた瞬間にコーヒーを買うと心に決めたそうです。とても冷涼でコーヒーを栽培するのに厳しい気候ながら、コーヒーの木は元気そのもので、実はぷっくりと完熟していて美しく輝いていました。そして、コーヒーの木は収量を優先してたくさん植えるのではなく、森の地形を活かした粗放的な栽培が行われていました。まさに品質が最優先された理想的な環境がそこにありました。

ゲイシャならではの圧倒的に華やかな香りに上質で繊細な酸味、そして、標高が高く冷涼な場所で育ったことによる甘みの強さが実に素晴らしく、一口飲むごとに感じる余韻の心地よさにいつまでも酔いしれていたくなる素晴らしい味わい。レモンやマスカット、パインといった様々な果物のニュアンスが複雑に入り混じりながらもどこまでも続くクリーンさは他のコーヒーでは体験できません。

今や珍しくもなくなったゲイシャですが、堀口珈琲として扱うからには感動していただけるような品質のものをと常に考えています。カフェ・コトワしか最高のゲイシャに出会えていないなか、それに匹敵するコーヒーを見つけられたことは大きな喜びです。華やかで果実感のある香味というジャンルのひとつの到達点であるゲイシャ、その最高品質と呼べるカジェホン農園のコーヒーをぜひご堪能ください!


地域:チリキ県ブガバ市セロ・プンタ
農園主:アンテ・フィストニッチ氏
品種:ゲイシャ
標高:1,820~2,110m
乾燥:パティオで天日乾燥
精製:ウォッシュト

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【モンテス・デ・オロ】ジャ... | トップ | 裏・雅山流 香華 無濾過本... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。