お久しぶりかつ2014年最初の小説更新!!
3話と4話のブランクの中でまなつとせーらの卒業発表が…。次回作のまなつはOGという立場になるということですな…。
というわけで、3人はじゅりなのお世話をすることになりますが…。どうなることやら。
では、しばしお付き合いお願いします。
「さよなら!?☆じゅりたん」
第4話
珠理奈の体調は日を追うごとによくなっていき、ついに退院する日が来た。
珠理奈は『きのうのおねえちゃんたち』とまた対面することになった。
じゅりな「どうしたまたきたの?」
『ひとりのおねえちゃん』がこう答える。
おねえちゃん1(おおばみな)「あんたのお世話しなきゃなんないから」
じゅりな「パパやママは?」
おねえちゃん1(おおばみな)「もちろん一緒だよ。」
じゅりな「じゃあおねえちゃんたちいらないよね」
すると、『もうひとりのおねえちゃん』が口を挟んできた。
おねえちゃん2(かみえだえみか)「できる限り一緒にいろと言われちゃって…」
じゅりな「でもぼく『えいごのおねえちゃん』はすきだよ!!」
すると、『えいごのおねえちゃん』はうれしそうにこう答えた。
えいごのおねえちゃん(ひらたりな)「Wow!!ありがとうございまーす!!」
こうして、『けんと』と『おねえちゃんたち』の日常が始まる…。
珠理奈の家―
珠理奈の親に迎えられ、部屋に案内された3人。
ここが奇妙な日々を過ごす場のようだ。
みな「まずは一息つこうか…ってじゅりたんは?」
えみか「寝てるよ」
りな「かわいー!!」
珠理奈は寝顔を見せていた。すでに大人の女性なのに…。
みな「これで中身は男の子、ですか」
りな「起きたらどこかにつれていきましょーよ。」
えみか「それがよさそう!!どこに行きたがるかなあ」
恵美加と梨奈は夢中になってどこに行こうか決めている。
みな(どーせおもちゃ屋とかだろうけどな…)
そうこうしているうちに珠理奈の目が覚めた。
じゅりな「う~。おはよう~」
りな「おはよーございます!!」
えみか「ぐっすり寝れた?」
じゅりな「ねむいよぉ~」
ここで恵美加があの話題を切り出す。
えみか「けんとくんはどこか行きたいとこある?」
じゅりな「えっ!?」
りな「いきましょ~!!いきましょ~!!」
目を輝かせながら問いかける2人に、珠理奈は驚きの言葉を口にする。
じゅりな「『きゅうしゅう』いきたいっ!!」
えみか「え!?」
りな「Wow!!」
みな「はいっ!?」
じゅりな「ながさきいきたいな~♪」
みな「新幹線、飛行機、車?」
じゅりな「ブルトレ!!!!!」
3人「えっ!!」
3人は戸惑いを隠せなかった。
そして、このことに関する会議が始まった。
えみか「どどどうしよう…そんなお金ないよ…。」
みな「あんたらが余計なこと聞くからだ…。」
りな「なんとかしましょう!!」
みな「じゅりたんは長崎に行きたいらしいね。」
えみか「『ブルトレ』って…」
みな「『あのお方』に聞くしかなさそうやな…フフフ」
続く!!
退院、そして次は旅行計画です。
3人はじゅりたんを喜ばすことができるのか!?
次回もお楽しみに!!
※ちなみに現在長崎まで直通のブルトレは存在していません…。