和楽家草紙 (わがやぞうし)

宮崎県都城市のエヴァホーム社長のブログ。
日々の出来事から趣味の話まで色々なことを書き綴っています。

桜、咲くのか!

2013年03月18日 | 今日の現場

エヴァホームの浅井です。

先日、散歩をしていたらポスターにこんな言葉が・・。

「桜、咲くのか!」

桜の観光地の方たちは毎年心配されるのでしょうね。


今年は、咲きましたね~、桜!

良かったです。


そんなわけで、いよいよお雛様も仕舞わないといけない!!

こんな毎年の行事が、とても大切に思えます。

嫁さんの「お花」も春爛漫。


そして、2級建築士の免許交付式が土曜日に。

都城からは今年3名の合格者。

交付式には都城高専の専攻科の福永君が出席!!!


学生で2級建築士に合格するなんて、立派です。

この日、6名の合格者の皆さんが出席されました。

因みに、中央の白髪の方は建築士会の松下会長です。


私自身も、あらためて初心に帰る時間を持てました。



掃気システムの家

2013年03月13日 | 今日の現場

エヴァホームの浅井です。

 今日は、住宅あんしん保証の瑕疵保険、

第三者による躯体中間検査がありました。

もちろん、無事合格です。

 

建築関連の業界誌に、「宮脇檀」という著名な建築家の言葉がありました。

 既に亡くなっている方ですが、住宅建築以外にもいろいろな分野で

 活躍された方の言葉です。


私がプラン作りの時にお客様にいつもお伝えしているのと同じです。


個人の部屋をしっかりと確保することより、

家族と一緒に快適に過ごす工夫をするようにしています。


家をコンパクトにすることは、

家族の気配の分かる、高品質なエコハウスとなり

更に屋外のグリーンスペースも確保でき、

地球環境にも貢献できます。

 

さて、S様邸「光熱費ゼロの家」は屋根工事が昨日終了しました。

屋根のファイバーシングルを貼り始めたところ。


軽くて接着性能が高いので、

強風や風雨にとても強い屋根材と、私は考えています。


さて、「掃気システム」と云う言葉を聞かれたことがありますか。


建物の外周で、

壁の下部の水切りから通した空気を、

壁の通気層で軒下まで運び、

更に、屋根の通気層を使って、屋根のテッペンに通して排気する仕組みです。


一切、機械設備を使わずに

24時間、建物の外周に空気の流れを作り、

木材や断熱材を乾燥させ、夏の熱気を排気します。

ポイントはここ。

屋根のテッペンに開口部が、端から端まで!

ここから、大量の空気が排気されるので

壁と屋根の通気層を流れる風が通常の建物より増大し、

夏涼しく、長持ちする家となります。


もう一つのポイントがこれ!

掃気システムを支える基本は、

しっかりとした、断熱材の厚みと素材と施工となります。


我が社の採用するセルロースファイバーは、

自然素材の断熱材と云う点からも、

この掃気システムに最適の断熱材といえます。


今回の「光熱費ゼロの家」の屋根断熱材の厚さは185mm。

(建物の窓には、樹脂サッシ+Low-e複層ペアガラスを採用)

通常の省エネ等級4の基準と比べて、2倍の厚さです。


今日は大工さんが、屋根の天井下地を作っています。


断熱材を施工する前に、天井の下地を作るのは

セルロースファイバーを平均して吹き込むための準備です。


 



通りをデザインする!

2013年03月10日 | 今日の現場

エヴァホームの浅井です。

今週末は二日間にわたり

宮崎県建築士会の「まちづくり道場in都城」に参加していました。


金曜日の夜には、基調講演をされる東大の堀先生を囲んでの懇談会。

ディスプレイのある居酒屋さんを貸し切って、

講演前日のレクチュアを受けることが出来ました。


やっぱり聴いて良かった!


講演のテーマは「通りをデザインする」

前夜のレクチュアが効いて

当日の基調講演が一段と理解が深まったような、そんな気がしました。


なにより、先生の話がとても分かりやすく、

都城の通りやお店のデザインへの重要なアドバイスでいっぱいの話でした。


日曜日の今日はワークショップ。

5つのグループが、

都城の「ゆずり葉大通り」「攝護寺」「西駅周辺」と分かれて其々歩きます。


地元の通り会の皆さんを交えての意見提案と取りまとめ。


そして、5つのグループがそれぞれの提案をします。

前日の堀先生の講演がとても生きた提案が出来ています。

都城支部の会員の報告がとてもよくまとまっていました。

地元の通り会の会長さんからも、

喜びの声を頂いてのまとめとなりました。


 



エアコン床下暖房の計画

2013年03月10日 | 今日の現場

エヴァホームの浅井です。

屋根には「グラスファイバーシングル」を葺きます。

その下葺き材として、ゴムアスファルトルーフィングを貼ります。

この下地の合板の下には、遮熱シートがありますので・・・・

屋根は表層のシングル材、防水のゴムアス、遮熱シートと三層の防水仕様となります。

 

 

外壁の方は・・・

間柱、窓廻りの枠材の取り付けが終わったので

遮熱シートを外周に貼っています。

 

来週にはサッシュの搬入になります。

 

外壁の仕上げは、シラス塗り壁の「そとん壁」

その下地にはラス板+防水シートがあり、

通気層がありその下地がこの遮熱シートとなります。

 

そとん壁と防水シートでメーカーは、防水効果はかなり高いと言っています。

その下に、さらに通気層と遮熱シートを設けて暑さと防水対策としています。

基礎断熱の内側の断熱材貼りもほぼ、終了。

この断熱材貼りはいつも通りに私自身の作業なんです。

 

上棟後、二日間にわたっての作業になりますが

この二日間に、現場をあらためて眺め

工夫をこらす時間となっています。

 

この「光熱費ゼロの家」では

床下空間にエアコンを設置して、

24時間換気の「eco澄家」+深夜電力利用のエアコン床下暖房を計画しています。


夏涼しい家の仕組み。

2013年03月07日 | 今日の現場

エヴァホームの浅井です。

今日もとても良い天気!


私の花粉症の症状は相変わらずですが、

現場の職人さんたちには、花粉症の人がいないみたいです。


現場は、昨日に引き続き、小屋組みの垂木取り付けから始まりました。

垂木取り付けまでは、通常の棟上げの作業と同じ。

「光熱費ゼロの家」としては、ココから一工夫。


垂木の上に、遮熱シートを貼って

真夏の暑い日差しを遮ることで、小屋裏が蒸暑くならないようにします。


なんと、小屋裏にエアコン1台を設置したような効果があるそうです。


もちろん、遮熱シートの上には通気層あり。

真夏の日差しは遮熱シートで遮り、

熱くなった空気は、屋根のテッペンから自然に排気されて行くから夏涼しい!


しかも、空気が壁から屋根まで一日中、

上昇気流に乗って動いているので木材は常に乾燥します。


更に、更に、この遮熱シートは、最悪の場合の雨水の進入を防ぐ

2層目の防水シートも兼ねているので、安心ですね。


こうして、屋根の合板貼りまで終了。

この上に、しっかりと防水シートを貼ってから

屋根材のグラスファイバーシングルを葺きます。


通常の家建ては1日で終わるのですが、

エヴァホームでは、2階床を設置してから(作業が安心、家も頑丈)2階柱建ての作業。

屋根に遮熱シートと通気層を設けたりすることで

2日間のクレーン作業となっています。




「光熱費ゼロの家」建て方!

2013年03月05日 | 今日の現場

エヴァホームの浅井です。

今日は九州各地に

中国からのPM2.5が大量に届いてるみたいですね~。


そんな中、今朝から太郎坊町のS様邸現場のクレーン建て方が始まりました。


更に、会社の近くの敷地に、長期優良住宅の契約もいただきました!!


春が来た!


ふと、足元を見たら「つくし」を発見!

よ~く、周囲をみわたすとあちこちに顔をのぞかせていました。


都城は昨日もよい天気でした。

土台敷き込みも、三角建築の棟梁と今村さんが二人で施工。

基礎と土台の間に敷き込む「気密スペーサー」はこんなふうに取り付けています。

今朝8時の現場の様子です。

土台、大引、1階の管柱の施工が済んでいます。

朝は、通し柱、大黒柱を建てて、2階床の梁、桁の吊り込みを行います。


大黒柱は大きくて、なかなか梁を取り付けるのが大変そうです。



2階床の梁の取り付け終了後に、2階床の設置。

この床の設置が済むと、2階の柱を建てていきます。


2階の床を貼ってあるので、2階部分の施工も安心して進められます。

夕方5時には、躯体の形が見えてきました。





夜には、郷友会議の臨時総会に参加。

入会して、なんと33年目。

これから、3年間は同じ顔ぶれの集まりで

毎月の「例会」と云う名の飲み会を行うので、みんな真剣に参加しました。




表面波探査法 - レイリー波による地盤調査

2013年03月03日 | 今日の現場

エヴァホームの浅井です。

今日はひな祭り。

ですが・・・わが家は本日も営業中。


午前、午後とお客様との大事な打ち合わせがありました。


昨夜はその準備で、嫁さんの寝たのが今朝の3時前・・。


今、嫁さんはソファのうえで毛布かぶって寝ています。

なかなか、「雛祭り」と云う優雅な時間がありませんでした。



さて、土曜日の午前中は、現場作業で久しぶり走り回りました!


朝一番には、太郎坊町のS様邸現場に木材が搬入。

月曜日からの建て込み作業に備えて、早々に持ち込みました。



木材の引き取りをしていると、地盤調査会社から立ち会い依頼が!!

車で約5分のH様邸の現場に急ぎ、移動。


早速、地盤調査を開始しました。


今回、高木町のH様邸では「表面波探査法」で地盤調査を行うことになりました。


「起震機」と呼ぶ60kgもある機械を測定場所に設置。


そして、この小さなコップみたいな検出器で震動の波長を拾っています。

そのデータをパソコンに記録。


後は会社に帰ってから、

データの解析をして地盤の判定、考査をおこなうのだそうです。


S様邸現場に帰ると、

外部足場の組み立てが始まっていました。



昼前には、

わざわざ宮崎市内からお出でいただいた

モデルハウスへのお客様のお迎えをしました。





夕方には、来週からの建前の足場が完成していました。

綺麗な青空がのぞいています。


来週も暫くは、よい天気が続きそうです。


姫城町の屋根改修工事

2013年02月27日 | 今日の現場

エヴァホームの浅井です。

先週から姫城町の築20年程度の家の屋根改修工事をしています。


かなり立派な和風住宅ですが、

残念なことに、居間につづくメインの和室の天井から雨漏りが!


昨年暮れにリフォーム工事をさせていただいた方の実家になります。

大洋ルーフの社長と一緒に瓦の屋根に上って屋根の総点検。

しかし、意外と簡単に雨漏箇所は判明しました。

 

それは、軽トラの荷台に乗っている銅板でした。

瓦と瓦の取り合い(谷と呼ばれる部分)に、高級住宅では銅板が使われています。

 

今回の雨漏りは、その銅板の腐食が原因でした。

 

中央付近にある「穴」が分かるでしょうか。

この穴が、谷部分の瓦から雨が滴となって落ちる部分の各所にありました。

 

総延長23m程度の谷と軒先の銅板を

「カラーステンレス」に交換する工事が2日間程度かかって行われました。

 

同時に、あちこちの瓦が浮いたり、ずれたりしていたので

瓦調整し、「強風による飛散」防止のシーリング処理をして、今回の工事を完了。

 

 


「光熱費ゼロの家」基礎工事完了

2013年02月27日 | 今日の現場

エヴァホームの浅井です。

今、テレビ番組で地震対策の家や耐震リフォームについて

池上彰さんがいろいろと紹介されています。


これから家を建てようという方々は

是非とも、耐震対策をした家造りに関心を持ってほしいものです。


さて、太郎坊町のS様邸現場の基礎工事が完了しました。


この家のテーマは「光熱費ゼロの家」ですが、

長期優良住宅と同じように、構造的には耐震等級2をクリアーしています。


因みに、断熱性能は、国の基準である

省エネ等級4の2倍以上の性能を持つ住宅です。

(専門的に言うと、「住宅事業主の判断」では基準達成率222%)


基礎の鉄筋は通常の1.5倍を入れています。

また、布基礎の幅も、通常より厚い15cmとなっています。


 


今日は、型枠を外し基礎の天端モルタルを施工。


夕方の5時には、ご覧のように形の整った基礎がお目見えしました。


これで、来週月曜日から土台を敷き込む作業が始められます。


太陽光発電パネル設置施工研修

2013年02月22日 | 今日の現場

エヴァホームの浅井です。

二日間、福岡での研修に行ってきました。

「太陽光発電パネルの設置」の施行研修です。


我が社は「光熱費ゼロの家」を皆様に積極的に進めています。


当然、太陽光パネルの設置工事が必要となります。


どこのパネルを設置するかは、お客様の判断となりますが、

パネルメーカーによって、設置の施行工事店が違ってくる場合も・・。


その施工店の対応が、細かく言うとバラバラ・・・。


しかし、メーカーのID(アイディー)を取得している施工店ですから、

最終的には、全てお任せになってしまいます。


そこで、私もそのIDを取得してみよう!!!


初日は朝9時から、夕方7時までの座学。

そんなに広くもない部屋での長時間の講義は、酸欠になりそう。


二日目は、暖房設備のないご覧のような

シャッターが閉まっているだけの、

とっても寒~い倉庫での実技講義が9時から3時まで。


いろんな瓦の葺いた屋根が作ってあり、

その屋根の上で、実際に設置工事を行っていくのです。



ハッキリ言って・・講習をちょっとなめていました。


よく考えると、

やはり大変な、責任ある工事ですから

細心の注意を払って行なわなければいけないのです。


四種類の屋根の上で実際に、

瓦を外し、下地を造り

金物を取付て

パネルを設置。


おまけに、研修会場ですから

解体、片付けまで行うのですから

工具、道具を扱いなれていない私などは、アタフタしてしまいます。


しかし、講義終了後の試験にも合格して、無事、ID取得となりました~。