和楽家草紙 (わがやぞうし)

宮崎県都城市のエヴァホーム社長のブログ。
日々の出来事から趣味の話まで色々なことを書き綴っています。

オープンハウス「和楽家」のお知らせ

2009年04月30日 | 今日の現場
エヴァホームの浅井です。


オープンハウスとは・・

販売を目的とした一戸建て及びマンションなどの住宅の見学会のこと。


来月二日から六日まで、わが社が始めてオープンハウスを行います。

詳しくは、浅井建設ホームページにも掲載してありますのでご覧ください。



今回の「和楽家」の見学会は平江町事務所の隣に建てた42坪の和風、
民家型住宅です。


今回は外観デザインとして、「風景に馴染ませる。」ということ。


これまではどちらかと言うと、一目見れば「エヴァホームの建物」とわかるような

雰囲気がありました。



それは、4年前からのモデルハウスでもある「風家」に始まるものでした。

洋風、どちらかといえば明るい色を使った南欧風の塗り壁の家。



今回は塗り壁と言う手法を使ってはいますが、地元で取れるシラスを素材とした

高千穂の「そとん壁」を使って風景に溶け込む表現としました。




また、これまでわが社が造ってきた住宅の内観的特徴として、

「構造材を見せる」と言うポイントがあります。








この点で、内部に入ったときの印象が他社と際立ちます。


今回は更に、自然素材を大胆な使い方で「華」を意識しています。











今回のオープンハウス「和楽家」の特徴として、

外見は「地味」であり、中は渋さのある「派手」を造っていきたいと思います。


-----------------------------------------------
浅井建設ホームページはこちらです。









今日は「昭和の日」

2009年04月29日 | 今日の現場
エヴァホームの浅井です。


今日は「みどりの日」と思っていたら「昭和の日」でした。

「天皇誕生日」から「みどりの日」に変わったことは知ってました。



しかし、いつ今日が「昭和の日」で

5月4日が「みどりの日」になったのか・・。



改めて調べてみたら、2007年から変わっていました。

一番新しい「国民の祝日」なのですねぇ。







そんな、祭日の朝8時には蓑原町現場で職人さんが作業を始めています。








もちろん、八幡町現場でも作業が行われています。

明日からは、サッシュの取り付け工事、屋根工事もはじまります。

-----------------------------------------------
浅井建設ホームページはこちらです。










素晴しい青空

2009年04月28日 | 今日の現場
エヴァホームの浅井です。


連休前直前にもったいないくらいの素晴しい天気。






蓑原町現場は外壁の下塗りが進んでいます。

足場を上っていくと、「カパラス瓦」と青空が目に飛び込んできます。

何度でも思うのは・・青空に似合う、良い瓦だなぁ。







二人の職人さんの動きものんびりとして

・・・・ラ・マンチャからの風が吹きそうでした。




内部は午前中に、養生が撤去されて清清しくなりました。

これからはスリッパ使用も禁止になります。









八幡町も素晴しい天気。

5年ほど前に住んでいた町ですから、

昼前に30分ほど歩いただけで、3人の知人と話ができました。



この街中に、こんな素敵な公園があります。






うちの子供たちが小さい頃は、空き缶拾いの集合場所でした。


いまは、子供の少ない八幡地区だから、

こんな風景の公園が出現したようです。










現場ではサッシュを取り付けるための下地つくり。






吹き抜けに架けた足場が邪魔ですが、、、



八幡町現場建て方

2009年04月27日 | 今日の現場
土曜日は朝までの大雨で、現場は休工。

その代わりに日曜と今日で建て方を行いました。










小屋裏にも合板を張っています。

メリットは、

1.建て方の際には、一番危険な小屋組みの作業時に
  大工さんが安心して作業ができます。



2.温まった空気が漏れていくルートは屋根裏から。
  この部分を合板でしっかりふさいでいるから冬暖かい。
  気密性が向上するということは、夏の暑い熱気も進入しない。


3.地震の際に軸組みがねじれるのを防ぐため、耐震性が向上。


デメリットは、建て方の手間が増えるのとコストがアップすること。






画像の上部に見えるのが2階の「登り梁」



一般の住宅と比べて、階高は30cmほど低いのですが

天井を登り梁を使った、「勾配天井」とすることで


平均天井高さは280cmと一般の居室と比べ

逆に30cmも高くなり空間にも変化があり、広々と感じます。

大雨のち強風

2009年04月25日 | 今日の現場
昨夜から今朝にかけては大雨。

蓑原町の現場は大きな水溜りができていました。





朝一番で外壁の下塗り材が搬入されました。





この袋の中の材料を手にとって見ました。




ただのセメントとシラスかなぁ・・

と思っていたら、なにやら、4,5cmの細い繊維状のものが。



ミキサーでこねていた左官屋さんの説明では「スサ」とのこと。

昔の土壁などの混ぜていたものと同じものみたいです。



この下塗りの上には、アクリル系のメッシュをかぶせて

鏝で押さえています。







昨日は休みだった内部の壁も再び始まっています。


曇り空で室内はかなり暗い。

職人さん一人ひとりに照明をつけて作業中。





暑くもなく、寒くも無く、

大雨の後の湿り気で、内部の塗り壁作業には

ちょうど良いくらいです。


午後からは、強い風が吹き始めました。

外は寒くらいになりましたが、内部ではとても快適に作業を進めていました。

建て方

2009年04月24日 | 今日の現場
今夜の書き込みが遅くなったのは・・

建築士会都城支部の定期総会に参加したからです。
(私も、理事の肩書きをいただいています)

最近は飲み会も少なくなりまして、久しぶりに会う顔ぶればかり。

楽しい時間を過ごしましたが・・
最近の不況のせいで、退会者だけでも43名!


都城支部会員は253名になっていました。

(私が青年部の部長をしていた10年ほど前は・・340名余り)





さて、今日の午前中は高城の溝添様邸に大工さんと訪問。


床の軋みの補修。

そして、壁の塗り壁部分のひび割れが目立ってきたので、
手直しをさせてもらいました。


吹き抜け部分の壁でしたので、はしごでの作業になりました。


最後の20分は、、

作業中に入り込んだツバメを外に出すために、

奥さんと娘のミサちゃん、私と大工さんの4名で汗をかきました。








八幡町現場では建て方を始めています。





クレーン車を使えない現場だから、昔ながらの人力。


実は、人力だけの建て方は始めてでした。

大工さんと話をしたら、「時間をかければ大丈夫!」


大工さんの感想は「木材が乾燥しているので助かった~。」






蓑原町現場では、内部の左官工事は小休止。


外部左官工事では下地の防水透湿シートの上に、ラス網を貼り終わりました。






パターン

2009年04月23日 | 今日の現場
八幡町現場は基礎周りの防蟻処理と断熱材の敷き込みを行いました。





画像は土台周りの防蟻剤吹付け処理。


液剤は「ファイヤーレターデント」

ホウ酸を主剤とした無色透明無臭で無公害の難燃剤として開発。


副次効果として、シロアリの忌避効果及び防腐効果もあります。



昔のシロアリ薬剤を散布するときは、

マスクと眼鏡、防護服を着て完全防護で行っていました。


シロアリも寄り付かないけど、人間や土壌への薬害も判明。


最近ではこのような薬剤は法律上でも禁止されて

安全なシロアリ対策の処理が行われるようになりました。






蓑原町現場では施主の立会いのもと、塗り壁のパターンを決めています。






外壁は、シラスを原料とした「そとん壁」

わが社のモデルハウスの仕上げは「掻き落とし(かきおとし)」



今回は「スチロ鏝仕上げ」

表面が幾分「モダン」な雰囲気です。








この後は、内部の珪藻土のパターンを決めました。

室内の壁に実際、塗りながらお施主様に決定してもらいました。






パターンが決まったら早速、職人さんたちは作業を始めました。



二つの「アースデイ」

2009年04月22日 | 今日の現場
地球環境を考える日「アースデイ」が二つあったのをご存知ですか。



ひとつは1969年に制定された国際連合のもので3月21日。

もうひとつは1970年にアメリカの議員の提唱で始まった4月22日。



日本国内で行われるは様々なイベントは、
この二つの1ヶ月くらいの間に開催されているようです。





今日も良い天気になりました。


榎田様邸では、駐車場と洗濯干し場の土間コンクリートを打設しました。









蓑原町現場は、


外壁は昨日からの塗り壁の下地。

防水透湿シート貼りと平行してラス網貼りを行っています。






そして、今日からは内部の塗り壁工事も始まりました。



吹き抜けの壁を塗るためには、足場を組み立てました。







今日の作業は、ボードにあるビス跡とジョイントの目地処理。







八幡町現場では、

仏教の「大安」と神道の「建築の吉日」でもある今日から

土台敷き込みを始めています。



温暖化対策セミナー:ハウジングアカデミー協会

2009年04月21日 | 今日の現場
メルマガからの情報です。



樹脂サッシ取り付けた場合、43%の暖房費の削減!



樹脂サッシ普及促進委員会、塩ビ工業・環境協会は、

東京大学サステイナブルキャンパスプロジェクトと共同で、

東京大学本郷キャンパス内の建物に

樹脂サッシ製内窓を付加設置した際の

暖房費節減効果の実測結果を発表した。



設置したのは大学本部棟のワンフロア全窓約106平米分。

アルミサッシと単板ガラスの既存窓の内側に、
樹脂サッシと単板ガラスを新たに設置した。


 
設置前と設置後の約2週間ずつ、
温熱環境とエネルギー消費量を測定したところ、

暖房の消費電力量が43.1%削減したことがわかった。







わが社のサッシは4年前から樹脂サッシが標準仕様となっています。



樹脂とアルミの熱伝導率比較は「1:1250」


サッシの世界標準はすでに樹脂サッシ

となっていることも理解できるような数値です。






さて、今朝から蓑原町現場では外壁塗り壁の施工開始。





先ずはラス板の上に、防水透湿シートを貼ります。


このラス板の下には、遮熱・防水・透湿シートも張ってあるので・・

2層目の透湿シートとなります。






今日は、ハウジングアカデミー協会のセミナーの日。

午前中には、熊本市内水前寺にある会場に向かいます。




会員同士による2時間程度のディスカッションの後のセミナーは、、




今後、省エネのためには照明器具のほとんどは「LED照明」にかわります。










上記は、将来の変化予測です。



白熱灯の八分の1程度の消費電力に抑えられるという

LED照明の現況と未来予測について知ることのできたセミナーでした。



穀雨(こくう)

2009年04月20日 | 今日の現場
穀雨(こくう)は、二十四節気の1つ。
4月20日ごろ。

および、この日から立夏までの期間。
太陽黄経が30度のときで、田畑の準備が整い、
それに合わせて春の雨の降るころ。


穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことである。
暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されている。

穀雨の終わりごろに八十八夜がある。







八幡町の現場では、小雨の降り始めた昼過ぎ。


大工さん、木材を納品する森林組合、足場屋さんが集まって

明後日からの建て方の打ち合わせをしました。



ぱらついた雨の中でしたが、冬の雨と違って暖かく感じます。


そういえば、庭の雑草も最近は勢いを増して育ち始めています。




(今期の経営計画書のテーマを考えています)



季節を五感で感じることのできる家。


そんな家を作っていければと思います。



しかし、21世紀は「環境の時代」。



私たちが南九州の、この風土に作る家も

これからの厳しい時代に適応したものを目指します。





人が穏やかに暮らしていくには

環境を拒むような、硬く厚い甲羅をまとうのではなく

温暖な自然を五感で感じ取れるような肌を持つ家。





それでいて、時代を生きる者として果たす役割を

「省エネルギー」というかたちで貢献していきたい。



雨音を聞いて、そんな思いにひたっています。







明日からは、蓑原町現場では南九州の火山土であるシラス。

それをつかった、「そとん壁」を左官屋さんたちが塗り始めます。



「都城の家」にふさわしい、

そんな優しい衣をまとった家になるはずです。