一応、我が社の定休日は水曜ですが
平日にはなかなか、休みをとれません。
自宅が会社と云うのは、そんなところが苦しい処。
そこで、昨日は再びの霧島行きを決行。
残念というか、幸いと云うか・・・
携帯電話のソフトバンクは、
えびの高原の山中では、、繋がりません!!
昨日の天候は、山にはもやがかかっていて、寒い!
シャツを2枚重ねて、その上に薄いフリース。
更にウインドブレーカーに毛糸の帽子と手袋での出で立ちです。
歩きはじめ、
ビジターセンターを出て、5分くらいで
2頭のシカに遭遇。
坂を登り始めで、下向きに歩いていたら
いきなり、20m先の山道で鹿と見つめあってしまいました。
鹿は驚くこともなく、慌てもせず、2頭で悠然と歩いて行きました。
首にかけてあるのは、生態調査の機械でしょうか。
今回の紅葉狩りでは
この後も鹿についてのアナウンスを、何回も見ることになりました。
けっこう、増殖して鹿による山の植物への被害も出ているようです。
快調に歩いて、今回は30分で「白紫池」にショートカットで到着。
天気予報では「晴れ」でしたが、池の周りは霧が濃くてほとんど見えません。
観音池辺りまで来ると、もやも晴れだしてきましたが
せっかくの紅葉は、今だに、
なかなか望めません。
10時少し前に、池巡り路から甑岳への分岐点に到着。
休憩しながら、しばし、悩んでしまいました。
往復で2時間弱かぁ・・。
12時前に待ち合わせた嫁さんは、
ちゃんと待っていてくれるかな・・。
悩みながらも、歩きはじめたら・・・下り坂??
森の中へ、森の中へと下っていくこと20分あまり!
ここが「本当の森」かも。
そんなふうに思える、木立の中を下りながら、まだまだ歩いて行きます。
なんで、甑岳に「登る」のに
こんなに「下って」いくのだろう・・・
山歩き初心者の、一人は悩むことがあります。
しかし、下りきると最後の30分近くは、いきなり急坂!!!
やっぱり!下っただけ以上は登ることになる、といういやな予感的中。
途中、休むたびにウインドブレーカーもフリースも脱ぎました。
タオルを首に巻いて、ふうふう言いながら
登山道に延びている枝をつかみながら登りました。
『あと50m。』
この標識が見えてからは、
いきなりと云う感じで、せまい頂上に到着します。
火口を覗きこむと、こんな湿原が出来ています。
ぐるっと歩けるみたいだし、湿原にも降りれそうですが・・・。
風は吹いているし、汗をかきっぱなしで今日は寒い!
手持無沙汰の山頂での一人なので、さっさと山を降りることにしました。
なんと、30分近くかかった苦しい登り道は
下るときには10分ちょっと。
11時半過ぎには、あの気持ちの良い森を抜けて、
車の走る県道1号に出ていました。
不動池からビジターセンターの駐車場に向かう道。
天気予報では「晴れ」でしたが、
山の天気は最後まで、曇りで風もけっこう吹いていた午前中。
ちょうど3時間の「紅葉狩りと甑岳挑戦」に、今日もヘトヘトでした。