こんにちは!
特別試験(=春試験)の解答が、昨日(12日)発表されました。
本日は、特別に臨時号でお話してみたいと思います。
明日からまた元の話に戻ります。
皆さん午前試験や午後1試験の解答例は、答え合わせでよく参照されると思いますが、
こと論文試験の解答(IPAサイトのページ上は「解答」、PDFの中では「出題趣旨」という
表現なってる)を見るとは少ないと思います。


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しかし、参考になる部分もありますので、臨時号として、少々言及してみたいと
思います。
春試験で論文がある試験区分は、プロジェクトマネージャとシステム監査です。
「出題趣旨」の全体構造は以下のようになっています。
●プロジェクトマネージャの「出題趣旨」
①プロジェクトマネージャには・・・・・すること(能力)が求められます。
②本文は・・・・対策、工夫について具体的に論述することを求めている。
③論述を通じて・・・・に関する能力、知識を評価する。
●システム監査の「出題趣旨」
①最近のシステム系の動向として・・・・なことがある。
②それゆえ、・・・な対策やこれをみてとれる監査のすすめかたが必要となる。
③本問では・・・を監査する見識や能力を問う。
以上、各試験区分とも3問あるが、ほぼ上記のような内容で、言い回しも含めて
統一されています。
気が付くのはいづれの試験区分も①と②は問題文の中に書かれている内容
だということです。
①は、問題文上では「近年は・・・・・な事が多い」「最近のプロジェクトマネージャには・・・
に関して・・・する能力が重要である。」と書かれている部分です。
②に関しても、「こういった場合には・・・な対策や工夫が重要である。」と書かれている
ことが多いでしょう。
このように、設問はもちろん重要ですが、「問題文」もこれに劣らないぐらい重要なことが
分かります。もし「問題文」のヒントがなければ、「出題趣旨」にのっとった論述は、不可能
となるでしょう。問題文の背景や対策といった情報をうまく取り入れて、論述し、
採点者が③で言っている「評価」をし易く、論述することが基本であることがここからも
分かます。
注意点としては、設問だけを参考にして、テーマを選んでしまうと、結局「出題趣旨」
とは乖離した論文になる危険性があることです。2年前の「講評」では、問題文の
丸写しではだめだとの、コメントがでています。つまり、・・・・・
「近からず遠からず・・・・・」「オリジナリティも取り込んで・・・・・」
論述することが大切です。
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