・柏(槲)の葉 かしわのは
ブナ科、落葉高木で樹高15mほどに成長、雌雄同株(しゆうどうしゅ)の花を4月に咲かせ秋にどんぐり(ブナ科の木の実)の堅果をつける。葉の縁が波型をして葉が大きく若葉が、食物を包むのに食器代わりに使われた。
柏の由来は、炊事に使われる葉を以前は柏としていたが現在では柏(ブナ科)だけになっている。炊ぐ葉(かしぐは)として利用、食物を盛り付けていたことから柏といわれる。
新芽が出てくるまで古い葉が落ちないで子孫繁栄と長命祈願から縁起が良いこと、神殿に祈りをして手を打ち武運を祈願している形と柏餅を包んでいる形と似ている事から柏(かしわ)手を打つに通じている。縁起ものとして5月の節句に柏餅の葉に使われ柏の葉で餅を包んでいたと思われる。
柏の葉は、オイゲノールという抗菌物質を含み防腐性があるという。
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