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[小麦] 食生活について語ろう

2023年06月25日 | 美容ダイエット

・小麦Wheat こむぎ
  イネ科、世界で最も多く古くから栽培しており、野生種は、メソポタミヤ高原といわれる。アメリカ、オーストラリア、ソ連、中国の寒冷で乾燥した地域で栽培、パン用の小麦が多い。
近年は、飼料としてのトウモロコシの栽培が多く今まで世界の生産量首位の座を明渡し小差で世界第2の生産量となっている。
日本の供給量は平成8年(1996年)1人当たり年間33kgをピークとし横ばいないし減少がみられる。分類は、冬播きを冬小麦、粒の硬いものを硬質小麦、粒の赤いものを赤小麦とし種類があり日本では、冬小麦(赤色、中間質)が多く中力粉が占める。
関東での種まきは、10月下旬から11月初めに掛けて行なわれ霜避(よ)けのための麦踏みが翌年の3月頃まで随時おこなわている。6月下旬に穂が黄色くなった頃に刈り取り収穫する。

外皮が硬いので粒のままでは食糧に適さず粉にしてふるいわけ製粉(歩留まり70~75%)する。特性として粘着性を示すグルテン(タンパク質)を含んで品種、粉にした等級により、パンうどん、スパゲティー(強力粉)、菓子類(薄力粉)、等に加工している。一部は、家庭用揚げ衣、醤油の原料、飼料に用いる。


                      &イネ科Gramineae, Poaceae  いねか
  植物界Plantae、被子植物Angiosperms、単子葉類Monocots、ツユクサ類Commelinids、イネ目Poales、イネ科Poaceae(Gramineae)と分類する。
熱帯から亜熱帯に多いが、温帯や亜寒帯地域にもキク科と並んで種子植物で最も大きな科として広く分布する。
イネ科作物の種子を禾穀類(かこくるいCereals)といい、主なイネ科の作物として(大麦・小麦・エン麦・ライ麦・はと麦)、トウモロコシがある。他に、アワ、キビ、ヒエ、もろこし(コウリャン)、筍、さとうきび(甘蔗)がありイネ科の植物として700属12,000~6,000種が知られる。全世界のイネ科の全生産高についてFAO(国際連合食糧農業機関)からの統計で農水省からの発表によると約5/6が、トウモロコシ、小麦、が作られ残りが、他の作物となる。

FAO生産年鑑2012年、世界では小麦6億5,400万トンと米4億6,600万トン、トウモロコシの生産量は8億5,200万トンに達している。小麦と米の収量が1ヘクタール当たり約3トンであるのに対し、トウモロコシの収量は世界で1ヘクタール当たり5~10トンに迫る。

主食としての米、トウモロコシ(主に飼料・工業原料)、麦類がイネ科であることを考えると、世界のほとんどの主食としての食物がイネ科から得られている。イネ科の植物のアレルギーで、よく言われるのは草本の夏に多い カモガヤ、スズメノテッポウ、オオアワガエリ、イネが知られる。

 

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