・芥子菜Leaf mustsrd からしな
アブラナ科、中央アジア原産とし種類が多い。主に日本、中国、印度で野菜として食べられ、耐寒性があり関東でも栽培、出荷している。
12月から翌年の5月を旬とする。高菜・ザーサイもからし菜の仲間で茎葉ともからみを呈しており漬物(つける前に熱湯を通すと辛味が増してよい)としたり、黄色の種子を粉末にし辛子にする。高菜は、カラシナの変種で搾菜(ざぁさい)は、中国原産の茎用カラシナの肥大している根茎を調味液に漬けこんだものをいう。含有成分のシニグリン(苦味の有る配糖体:糖と結びついて不活性な状態でいること)が酵素ミロシナーゼの作用を受けてアリルイソチオシアネート(殺菌、抗酸化、免疫力強化、褐変防止の作用を有し遺伝子を守る働きをする)となって辛味を生じている。利尿によいカリウム(620mg/100g:浸透圧の調整、高血圧予防)を多く含む。カルシュウム(140mg/100g骨格の形成・いらいら解消)、鉄(2.2mg/100g貧血予防)、ビタミンC(64mg/100g免疫力強化)、食物繊維(3.7g/100g有害物質の排出)が特徴的成分としてあげられる。
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