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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[マクガバンレポート]食生活について語ろう

2022年09月18日 | 美容ダイエット
・マクガバンレポートMcGovern report McGovern report まくがばんれぽーと
  日本人が昭和30年代から40年代にかけて食べていた、または日本人が元禄時代(1688~1704年)以前に食べていた伝統食こそ、理想の食事として反映しているアメリカの食事指針であり1977年のマクガバン報告がある。
アメリカ政府は1979 年に政策として医学以外の分野を見直すということを始め食材、栄養などのサプリメントや、東洋医学や他国の伝統医療や民間療法などを模索し、一般的に補間代替医療として取り組むようにり 1991年以降を頭打ちに、癌患者数および死亡数とも減少している。
(1)がん、心臓病、脳卒中などのアメリカの6大死因となっている病気は、現在の間違った食生活が原因になって起こる食源病である。
(2)現代の医学は、薬や手術といったことだけに片寄り過ぎ、栄養に盲目的な片目の医学であった。
(3)これまでは病原菌中心の医学で栄養学への医師の再教育が必要だ。とした。
このひどい食事は、高脂肪、高カロリーの動物性たんぱく質に偏った食事であり見習うべきは、日本の1970年代、ないし300年前の元禄時代の食生活だという。精白しない穀類を主食、季節の野菜や海草や小魚という内容で、動物性の脂肪、精製加工した糖分を減らす食事が大切とレポートしている。
皮肉もに当の日本では、食生活がどんどん欧米化しガンは増加傾向を示している。1990年には国立ガン研究所のデザイナーフーズプロジェクトがスタート。オプティマル・ヘルスOptimal Healthは年齢に応じ最高の心身の健康状態のことで最善の(Optimal)健康(Health)状態を心身共に生涯続けることを意味する。
1991年に、農務省、国立ガン研究所、民間企業、民間団体が協力し、野菜、果物を1日5皿以上食べようという「5 A DAY」運動が始まっている。食事以外にも自然治癒力を高めるため、国立衛生研究所に代替医療部が設けられ、代替医療の有効性を研究し、評価に値するものに支援がなされ東洋医学、栄養療法、ハーブ療法、心理療法、カイロプラクティック、ゲルソン療法などなど、多岐にわたる代替医療の研究がある。
米国では、国民医療費の高騰に伴い、有効性・安全性を認めた補完代替医療は、健康保険の対象としている。慢性疾患、生活習慣など全体的にアプローチでき現代西洋医学より効果的との考えが進んでいる。しかし栄養学的情報を得る機会のほとんどなかった日本の医療界ではまだ代替医療は、ほとんど受け入れられていないのが現状といえる。
 
日本は平均寿命も世界一だが、寝たきり老人の数も世界一。適切な食事指導で免疫力を高め、予防医学にも力を入れるようなお医者様も存在はしているが、ごくごく少数で早期の適切な改革が望まれる。ともかく今のところ、基本的には自分の身は自分で守り、そもそも病気になりにくいような食生活を送るのがよい。
 
 
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