遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ポール・バーテル監督『デス・レース2000年』(1975年)

2016-11-07 01:49:53 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

 

デスレース2000 [DVD]
クリエーター情報なし
クリエイティブアクザ

2016/11/6

アメリカ大陸横断のカーレース。時間だけでなく、轢き殺した人の点数も競うという悪趣味な話。

特に老人や子どもを轢くと点数が高い。

40年前の作品というだけでは説明がつかないほど、倫理観がおかしい。

ただ、血の色が完全に塗料の色だったりして、チープさに救われている。

主人公は黒尽くめで覆面をつけた謎の男。

そのはずが、わりと頻繁に覆面をはずす上に、正体がどう見てもただのくたびれたおっさん。

素顔のシーンになるたびに、一瞬誰を中心に見ていいのかわからなくなる。

スタローンに似ている人が出ていると思ったら本人だった。

女優が無駄に脱いでいる。

火薬が無駄に爆発している。

車の造形がかっこいい。

CGなんかないだろうから、カーチェイスのシーンは、撮影現場で相当無茶してそう。

こういう雑さな手法も含めて、風刺的に見れないことはないような気がする。

コメント
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