遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

新海誠『星を追う子ども』(2011年)

2016-11-24 17:58:54 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

新海誠『星を追う子ども』予告編映像

2016/11/24

死後の世界「アガルタ」で少女が冒険する話。

アガルタはラピュタともののけ姫を合わせたような見た目。

「ラピュタと似たような、違う作品」という商業的なニーズで作られたような感じ。

飛行石っぽい石とかヤックルっぽい生き物とか、カリオストロっぽい落ち方とか、テトっぽいミミとか。

挙げるときりが無い宮崎駿サンプリング映画。

過去作では日常をとても美しく描いていたけど、実際、ファンタジーになってしまうと目新しさが無くどうしても「お仕事」感が残る。

先生はただの死にたがりにしか見えないし、残された母親も気になってしょうがない。

全体的に死後の世界が生者にとってずいぶん都合がいい。

この作品のあとは短編を挟んで『君の名は。』。

作家性を優先した作品に戻したら、ちゃんとヒットしたというのが感慨深い。

劇場アニメーション『星を追う子ども』 [DVD]
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