遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

プロトテアトル『ノクターン』(観フェス2017)

2017-11-23 00:40:40 | 観劇三昧:手のひら演劇フェスティバル

観劇三昧:プロトテアトル『ノクターン』

2017/11/12

小さな同窓会に集まった四人が、集まれなかったもう一人のために、ひたすら噛み合わない思い出話を続ける話。

居酒屋の小さなスペースで飲みながら思い出話をする体なんだけど、会話の間の詰め方とテンションの高さが、よく訓練された役者さんのようにしか見えず困惑する。

後半の展開で理屈付けはできるんだけど、どこまで計算してやっているんだろう。

前半は徹底して噛み合わない思い出話。

みんな二十代中盤くらいの設定だと思うけど、あと十、二十くらい上だったらこういう思い出の齟齬も共感できるのに。

作者の方が若いのかなとか思ってしまう。

過去の出来事と各人の記憶との乖離が見所なのかなと思ったけど、特にそういう方向では描いてないようだし、作品全体の見所がつかめないまま終わってしまった。

スコップで雪かきするSEは初めて聞いた。

==============メモ==============

「芸術賞」に投票(投票期間が過ぎたので気持ちだけ)

上演時間:01:31:18

上演時期:2015/01/23

作・演出:FOペレイラ宏一朗

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