2023/1/11
超能力を持つ茶道部の部員たちが、学校の裏サイトの管理人を追い詰める話…なのかな。
茶道部は男子三人。のちに女子が加わる。茶道はしない。
各々の地味な超能力を見せ合いながら、下ネタを交えつつ、くだらない会話をする。
彼ら3人の掛け合いと舞台美術の良さで、冒頭5分のインパクトが強い。
透視能力のある男子のヌルヌルとした動き。
話している間、ずっと動いている。荒木飛呂彦作品に出てくるキャラクターっぽい。
動きと姿勢だけで結構笑ってしまった。
わりと強めの下ネタをねじ込んでいたり、組体操みたいなリアクションしたり、絶対に人を飽きさせまいという強い意志を感じた。
舞台美術は、輪郭線が印象的なモノトーン。
ちょっとチープさを残す書き割りも話の雰囲気にあっているのでちゃんと成立している。こういう工夫の仕方はおもしろい。
人数が多いぶん、まだまだ伸びしろもありそう。春フェスにも期待。
(かでるホール)
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